海外ドラマ新番組情報

©2024 flexpromotion.net

ER緊急救命室ER

ER緊急救命室 | 原題 - ER
Data ID
d10002
Last Update
2018/09/23 16:12:42
概要
マイケル・クライトンが医学生だった頃のエピソードを綴った作品『五人のカルテ』が原作。救急救命室で働く医師や看護師たちの日常をリアルに描いたドラマで、冷静な判断の出来ない多忙な医療現場、医療ミスと訴訟、患者による暴力や脅迫、さらに放映時点での最新の実験的治療など、医療に関する考証を綿密に行っており、本職の医療従事者の間でも評価が高い。
主観的評価
8点
主観的レビュー
近年になって日本のドラマにも医療モノが増えてきたが、このドラマを超えるものは見当たらないといえるくらいの秀作。

マークがボコられて、ダグの女癖がマシになって、スーザンがいなくなって、キャロルが医者目指して、ベントンが少し人間らしくなって、カーターが成長していく過程までを見るのが III。

IVは色々あったけど結果的に何も前に進まなかったシーズン。ダグとキャロルはそのままだし、カーターの立場も変わらないし、ベントンには色々なことがあっても性格は変わらない。グリーン周辺のややこしい件が片付いたのは前進か。

2014年9月にVまで見終わった。ダグとキャロル、ベントンとエリザベスとも残念な結果になってカーターとルーシーは喧嘩ばかりしてるけど微妙で、マークとエリザベスが怪しくなるって人間関係を描きつつカーターがかなり一人前になって、それなりに頼りになる医者に成長してきたなぁって実感できるシナリオ。 病院内での激務、嵐のような仕事シーンは相変わらずの迫力で圧倒される。 ダグとキャロルは離れ離れになったけど双子を身ごもって今後の展開やいかに。

2014年11月現在、シーズン6を見終えた。 相変わらずのクオリティでその世界観に引き込まれる。 主要メンバーのそれぞれに人生があり、その一部を少しずつのぞかせてもらっている感覚。 時には周りに対して、時に本人にイライラし、それでもどこか共感できる。 今シーズンから登場したルカに関しては、不幸な過去を持つのは分かるが、だからといって患者に対してそういう態度に出るのかという感じで、まだキャラが固まりきっていない雰囲気。 カーターはシリーズの最後で大変なことになっているが、あとのメンバーはくっついたり離れたり、出会ったり別れたりで相変わらず。

2015年8月にシーズン7を見終えた。 カーターが復帰したものの色々と大変で、ルカとアビーの関係は続いているものの個人的にルカは好きじゃないのでどうでも良く、アビーの母親が面倒くさくてイライラするが、病気だから仕方ないのかと。 マークは大変な病気が見つかって大手術の影響からか性格まで変わってしまったから最終回であんなことをしたのかと思ってみたり、エリザベスとの関係は深まって家庭を持つことになったが本当に大丈夫なのかと心配になってみたり。 ウィーヴァーは妖しい世界に行ってしまい、それをロマノに告白したから次シーズンでどうなることやら。 で、ベントンは相変わらず。 とにかく毎度のことながら仕事も私生活も忙しく、みんな濃い人生を送っているなぁと。

2016年4月にシーズン8を見終えた。 今シーズンでは主要メンバーの入れ替わりが激しく、人それぞれ様々な人生を第三者の目で見させてもらうことになる。 ネタバレになるので細かくは触れないが、それぞれの生き方に腹を立てたり同情したり、深い悲しみを味わったりと忙しいシーズンだった。 最終話はERには珍しいシーズンまたぎ、いわゆるクリフハンガーだったので、シーズン9の 1話目まで見たところで休止。

2017年2月にシーズン9を見終えた。 相変わらず緩急のある展開で、目の回るような忙しさと現場を離れた時の悠々とした時の流れが見事なほどに使い分けられており、その中で揺れ動く人々の心理の描き方も見事。 名作と言わせしめるほどのクオリティはさすがだ。

2018年8月にシーズン10、11を続けて見た。 決してドラマのクオリティが低下したわけではないが、いよいよマンネリの感が否めなくなってきた。 登場人物の入れ替わりも多く、初期メンバーは皆無となってきたが人間関係に悩み、医療とは、人命とはなんぞやと悩むスタッフ、一筋縄ではいかないキャラの登場などなど波風はあるものの、基本はシーズン1から変わっていない。 それをマンネリと感じるか安定感と思うかは人それぞれといったところか。

2018年9月にシーズン12の最終話までとシーズン13の2話目までを見た。 いよいよ本作にも末期的症状が見られ、異常にドロドロした人間関係を描いてみたり、政治/社会的な要素を多分に含んだ反戦色の強いストーリーを放り込んでみたりと、製作者サイドのあせりが痛々しい。 ドラマの人気に陰りが見えはじめ、視聴率の低迷に歯止めをかけようと必死なのは分からないでもないが、すべて逆効果になっている点に悲哀すら覚えてしまう。 そろそろ中断しても良いのだろうが、ここまで見てきたのだし医療ドラマの金字塔と呼ばれるほどのドラマなので、とりあえずは最後まで見ようとは思う。

2019年2月にファイナル・シーズンまで見終えた。 シーズン13、14と進むにつれ、視聴率の低迷からくる焦りからなのか展開を急ぎすぎた感がある。 病院内での診察、治療シーンなどが慌ただしくても各登場人物のプライベートなシーンではゆっくりと時間が流れ、人生の問題を解決したり、人として成長していく様を描いていたのに、後半は大きなトラブルが 2-3話で解決したり 1シーズンの間に男女がくっついたり別れたり、新しく来たスタッフが急にいなくなったりと目まぐるしい。 視聴者を飽きさせないようにしたのかもしれないが、物語が薄っぺらな印象になってしまった感は否めない。 ファイナル・シーズンはさすがに綺麗にまとめているので、挫折せずに最後まで見て良かったとは思う。 とにかく、今は長い長いマラソンを走り切った気分だ。

ER緊急救命室
3月の第一話放送予定

  • 今日(3/19)以降、
    今月は第一話の放送がありません。