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NCIS ~ネイビー犯罪捜査班NCIS: Naval Criminal Investigative Service

NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 | 原題 - NCIS: Naval Criminal Investigative Service
Data ID
d10008
Last Update
2023/02/18 18:32:24
概要
アメリカ海軍やアメリカ海兵隊の将兵が関わる事件を扱う海軍犯罪捜査局(NCIS)ワシントンD.C.本部を舞台にした犯罪捜査ドラマ。 歯切れのいいテンポとスタイリッシュな映像、科学捜査をリアルに描いた緻密な展開に目が離せない。
主観的評価
7点
主観的レビュー
NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 DATA ROOM

とってもとっても面白く、とってもとっても大好きなドラマ。 今まで見た海外ドラマの中ではダントツの面白さ。 すでにシーズンも長くなってきたが、最初からずっとブレないキャラ設定、リズミカルな展開、綿密なシナリオ。 どれをとっても秀逸で、このドラマを見た後には他のどのドラマも色あせてしまう。 収集癖はないのでダビングしていたDVDとかBDは削除してしまうのが常だが、NCISシリーズだけは永久保存版にしていたりする。

2014年12月、ついにシーズン1から見直し開始。 最初に見た時には気づかなかった点も2回目となると色々と楽しめる。 シーズン1からマクギーの登場回数がこれほど多かったとは思わなかったし、最初は好きになれなかったトニーのキャラ設定も見返すと許すことができる・・・というより、トニーはトニーで何も変わっておらず、見ているこちら側の受け止め方に変化が生じたのだろう。 多少ギブスの笑顔が多い点、トニーの映画好きは後半になってから強調されてくる点だけが若干の相違点で、それ以外の人物描写、キャラ設定は驚くほど変わっておらず、このドラマはブレがなく実にしっかりしたシナリオ、設定によって成り立っていることを再認識させられる。

2015年2月にシーズン2を再び見たが、やはり面白い。 ギブス父さんはトニーお兄ちゃんとケイトお姉ちゃん、弟分のマクギーと妹分のアビーの世話で大変そうだ。 ケイトにセクハラで訴えられても不思議ではないほどデリカシーのないトニーはシーズン1より言動がひどくなっていて腹立たしさすら覚えるが、すべては後に起こってしまうあまりにも悲しい出来事に向かう伏線、チームが家族同然の絆で結ばれていることを効果的に描くためのシナリオだったと思い知らされる。 すべてにおいて計算しつくされたドラマだとあらためて実感させられた。

2015年3月に2周目のシーズン3を見終えた。 他のドラマに良く見られるように、ある日突然、何の前触れもなく新メンバーが加わって何事もなかったように物語が進むなどという雑なことはせず、ジヴァがチームに少しずつ溶け込んでいく様子、メンバーが少しずつ立ち直っていく様子が細かく描かれている。 シーズン7の終わりから8にかけて展開するギブスの過去に関する伏線が、このシーズン3からすでに張り巡らされているという事実にあらためて気付き、その綿密さに驚いてしまった。

2015年8月にシーズン11を見終えた。 今シーズンから新人が加わるが、チームに少しずつ馴染んでいく過程がまた絶妙なサジ加減で強引さがない。 だからと言って、いつまでも溶け込めずに疎外感を感じることもなく、見ている側も素直に受け入れられるのが実に素晴らしい。 各ストーリーは相変わらずで、ド派手な演出も奇想天外なトリックもなく、淡々とした中にも気骨溢れるものが多い。 今シーズンの中盤、一定以上の歩み寄りがあり、お互いを理解しあえるストーリーがあっただけに急逝してしまったギブスの父親役ラルフ・ウェイト(Ralph Waite)氏を偲んで作成されたシーズン最終話を見ると胸が詰まる。

2016年3月にシーズン12を見終えた。 前のシーズンから加わったビショップに対してギブスが妙に優しいというか理解があると思っていたのだが、それが伏線だったことが今シーズンで分かる。 長い目で見てストーリーが練られていることに改めて驚かされる。 今シーズンのラストがあんなことになって終わってしまったので、シーズン13の 1話目まで見たところで今回はやめておいた。

2016年5月に2周目のシーズン4を見終えた。 様々な伏線を張りまくりのシーズンで、2周めだからこそ冷静、かつ視野を広げて見みているため、今後の展開に大きく関わる色々なことが少しずつ始まっている事実に気づいたり驚かされたり。

2016年9月に2周目のシーズン5、そしてシーズン6の2話目までを見た。 上記シーズン4で張られた伏線がいよいよ本筋に絡んでくる。 その巧妙なシナリオには脱帽するのみ。 局長の交代などもあり、シリーズが新たな段階に進んだことを実感。

2017年3月にシーズン13を見終えた。 ここまでシーズンが進んでも各キャラクター設定にブレがないのはさすが。 ただし、ビショップのキャラ設定だけは初登場したシーズン 11とは少し変化があり、当初のように床いっぱいに資料を広げて分析する姿を見ることはなくなってしまった。 その分析能力、作戦立案能力の高さを発揮するシーンも激減してしまっている。 今シリーズでトニーがいなくなるのは知っていたが、その理由には驚かされたり悲しかったり・・・。 今までの中でも特に今シーズンの出来は素晴らしかったように思う。

2019年6月、1年3カ月ぶりに見るのを再開してシーズン15を最終話まで、そしてシーズン16の一話目まで見た。 実はシーズン14で微妙な感覚のズレを覚えてしまい、なかなかシーズン15を見る気になれなかった。 それはトニーの降板によるメンバーの入れ替えでキャラに馴染めなかったことも大きいかもしれないし、ストーリーを構成する重要なスタッフが亡くなったことによるトーンダウンだったのかもしれないし、今シーズンでアビーまでもが降板すると分かっていたので見るのが辛かったのかもしれない。 しかし、やはりそれでも禁断症状は現れるもので、とうとうシーズン15を見ることに。 やはり面白いというのが率直な感想。 様々な海外ドラマを見ているが、やはり本作が最も楽しめる。

2020年9月、また 1年3カ月ぶりに見るのを再開してシーズン16を見終えた。 周知の事実となっているギブス役のマークハーモンとアビー役のポーリー・ペレットの確執がスタッフにも大きく影響したのか、エピソード10までは本当に面白くなかった。 エピソード20までも低調な感じが続き、見るのをやめようかと思ったくらいだ。 事実、本国ではこのシーズンで終り、または打ち切りという噂が絶えなかったという。 途中でシーズン 17の制作が決まったこともあってストーリーの入れ替えなどが発生し、詳細な詰めができなかったのかも知れない。 最後の 4-5話になってやっと本来の NCISらしさが戻ってきたが、かなり無理して続けてる感が強いので次シーズンはどうなることやらといったところだ。

2021年11月にシーズン17を見終えた。 前シーズン 16の時から感じていた終末感は今シーズンも同じで、すでに痛々しさすら漂うようになってきた。 スタッフ、とくにストーリーテーラーやシナリオライターを総入れ替えしなければ打ち切りも近いものと思われる。 ギブス役マークハーモンの権力が強すぎるのなら、一度番組を終わらせてマクギー主役で再スタートしたらどうだろう。 2021年時点でアメリカではシーズン19が放送されているが、どこまで続けられることやらといった感じだ。

2023年2月にシーズン18を見終えた。 あまり気乗りがせず、少し間が空いてしまった。 ずっと感じていた終末感は今シーズンで少し薄れ、これまでよりはストーリーが練られているように思う。 今シーズンで去っていく登場人物、亡くなってしまった人物が多く、一つの区切りなのだと感じる。 ラストはクリフハンガーだったが、続きが気になってすぐにでもシーズン19を見たいとは思えなかった。 シーズン20が始まって最終話まで録画が終わり、気が向けば続きを見ようと思う。

NCIS ~ネイビー犯罪捜査班
3月の第一話放送予定

  • 今日(3/19)以降、
    今月は第一話の放送がありません。