Major Crimes ~重大犯罪課Major Crimes
- Data ID
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d10062
- Last Update
- 2019/03/09 17:50:00
- 概要
- 大ヒットシリーズ「クローザー」のスピン・オフ。 ロス市警の重大犯罪課(Major Crimes Division)で元チーフ、ブレンダに代わりチームの指揮を執ることになった主人公、レイダー警部。 司法取引による犯人逮捕の効率化という課の新たな方針の元に配属されたレイダーが、叩き上げのベテラン捜査官たちの反発に苦戦しながらも、巧みな手腕で事件を解決に導いていくクライム・サスペンス。
- 主観的評価
- 9点
- 主観的レビュー
- 2014年5月現在シーズン1まで見ているドラマ。 Major Crimesをメジャー・クライムとカタカナ表記すべきか、メジャー・クライムスとすべきか、昔のジュンスカみたいにメジャー・クライム(ス)とすべきか。 そんなことはさておき、『クローザー』のスピンオフである本作、個人的にはこちらの方が 3.26倍ほど好き。 単に主人公を務める女優さんの好みだが、クローザーのブレンダ役をしていた女優さんは超苦手なタイプだったので、ドラマの雰囲気とクオリティーを維持ているかぎり本作の方が圧倒的に好み。
2014年7月にシーズン2を見終えたが、シーズン1を上回る面白さで一気に最終話まで見ることができた。 このドラマは日本人受けするような気がする。 多くの場合、一話完結するドラマだが、弱きを助け強きをくじく的な要素満載で、好き放題やりつつ憎々しく、ふてぶてしい犯人を追い詰め、遠山の金さんや大家越前のごとく最後にはギャフンと言わせて被害者家族を救うあたりは、見てはいないが2013年に好視聴率を記録した日本ドラマ、「倍返しだっ!」でお馴染みの『半沢直樹』に通ずるものがあるのではないだろうか。 前シリーズより面白く見られたので評価も7から9にジャンプ・アップ。
2015年1月にシーズン3を見終えた。 まだまだ勢いは衰えず。 高いクオリティを維持しつつ、家族のこと、ストロー事件などが程よくミックスされて長編連ドラ的な部分も楽しめる。 ただし、フィリップ・ストローの一件はそろそろ決着させていただけないものだろうか。 ストローに対する憎しみと、彼が何をしでかすのかという不安でストレスが溜まってしまう。 ラスティの登場、一緒に暮らすきっかけとなったのがストロー事件だけに簡単には解決しないかもしれないが。
2017年1月にシーズン4を見終えた。 今シーズン、そもそもは 18話を予定していたが 23話に拡大されたということで、追加された 5話は独立したエピソードになっており、内容も 1話完結ではなく 5話連続のドラマとなっていた。 今シーズンも高いクオリティを維持していて最初から最後まで楽しめる。 そして、憎々しい犯人を最後に懲らしめてくれる爽快感も相変わらずで、被害者家族に見せる思いやりなどの義理人情、浪花節的な世界観は日本人好みなのではないかと思われる部分も健在。
2018年1月にシーズン5を見終えた。 狙った訳ではないが、ここ 3シーズンはなぜか 1月に見ている本作、寒い時期になると見たくなるのだろうか。 抜群の安定感で実に面白い。 これだけの人気を誇るにも関わらず次シーズンで終わることが決まってしまった。 そこまでしてコンテンツを刷新するメリットが放送局側にあるのだろうか。
2019年3月に最終話を見終えた。 実に良くできた面白いドラマだった。 このシーズンは一話完結のものはなく 3話、4話と引きずる事件ばかりなのだが、それが鬱陶しく感じることもなく、むしろ先が気になって気になって仕方がないという展開はさすがとしか言えない。 ネタバレになるので詳しくは触れないが、登場人物たちに降りかかる様々な困難や悲しみを必要以上にくどくどと描くわけではないのに、しっかりと心に残る演出にも好感が持てる。 今まで見てきた海外ドラマの中で 5本の指に入る面白さだったのは間違いない。
Major Crimes ~重大犯罪課
12月の第一話放送予定
- 今日(12/26)以降、
今月は第一話の放送がありません。