シカゴ P.D.Chicago P.D.
- Data ID
-
d10264
- Last Update
- 2022/10/05 17:20:56
- 概要
- 正義の為には手段を選ばないハンク・ボイト率いるシカゴ市警察21分署の特捜班が、シカゴの街に蔓延る犯罪と戦う姿を描いたドラマ。 舞台となるシカゴは犯罪数が多く、全米の水準をはるかに上回る件数の殺人事件が発生している。 麻薬密輸事件や連続レイプ事件、強盗殺人やバスジャックなど、一般市民を巻き込んだ凶悪な事件が数多く描かれているおり、それら凶悪犯罪にボイト率いる特捜班は時に粘り強く、時に常識から外れた驚くような捜査方法で立ち向かう。
- 主観的評価
- 7点
- 主観的レビュー
- 2017年 9月にシーズン 1とシーズン 2の 1話目まで見た。 シカゴ・ファイアで登場したボイトのアクの強さは尋常ではなく、こんなキツいキャラクターが主人公のドラマはどれほど濃い内容なのか、もしかすると 2-3話見ただけで胃もたれ胸やけしてしまうのではないかと身構えて臨んだところ、想像したほどの濃さはなく、多少の重さを感じるストーリーもサクサク進むので胃にもたれることはない。 ボイトのキャラ設定が絶妙で、悪人と善人の境界線が実に曖昧なのが魅力に思えてくるから不思議だ。 次のシーズンも続けて見る価値はあるように思う。
2019年10月にシーズン2を見終えた。 ディック・ウルフが脚本を務めるドラマはやはり面白いと脱帽せざるを得ない。 その歯切れの良さ、その奥深さ。 歯切れが良いのにあとに引く。 奥深いのにしつこくない。 絶妙なバランスが見ていて実に心地よい。 シーズン1でアウトロー感丸出しだったボイトだが、少しずつ人間味あふれる部分が描かれてスルメのように噛めば噛むほど味が出る。 シーズン1で意地悪ばあさん的なキャラだった署の受付にいるプラットも同様に内面の優しさが少しずつ表に出てきて親しみが持てる。 シーズン後半になってリンジーとアルが面倒なことになるが、それがどう展開していくのか次シーズンも楽しみに思える。
2020年8月にシーズン3を見終えた。 相変わらずのテンポの良さで、各キャラクターの私生活にしても職務上の出来事にしても、ちょっと面倒なことになりそうだという展開はあるが、それをシーズンの最後まで引っ張るようなことをせず、どんな深い内容でも思い内容でも 2~3エピソード、長くても 5エピソードくらいで片付けてくれるので見ていてストレスが溜まらない。 それでいて各登場人物の個性を十分に引き出すシナリオは秀逸だと言える。
2020年11月にシーズン4を見終えた。 シカゴ・ファイアは胸が苦しくなって見続けるのを断念したが、P.D.はまだ続けることができる。 思えばシーズン1、2とボイドの個性の強さに圧倒されていつまで続くのかと思ったが、意外にも長続きできているのは、ファイアとは異なり1話完結で事件も解決するからだろう。 各登場人物のプライベートに次から次に問題が発生するのはファイアと同様だが、少なくとも発生した事件は解決してくれるので大きなストレスを抱え、それを引きずらなくて済むのが続けて見られる大きな要因かもしれない。
2022年10月にシーズン5を見終えた。 なかなかハードボイルドな感じだったので少し疲れてしまった。 もともと硬派なドラマだが、それに少し湿り気を加えたようなジトっとした雰囲気なのに加え、悲しいシーズンの終りだったので気分も晴れない。 是非とも次シーズンは日々の事件解決に奔走するチームの姿を中心に描いてほしいと願わずにはいられない。
シカゴ P.D.
12月の第一話放送予定
- 今日(12/26)以降、
今月は第一話の放送がありません。