NCIS:NAVY DATA ROOM

ポートキラー事件

  • s8:e20で氷漬けの眼球が入れられた飲み物をバーテンがトニーのもとに運んでくるが、それを入れられるのはバーテンしかいないように思う。 バーテンはこのエピソード限りで以降は登場しないので詳細は不明だが、製氷機に入っていたものが偶然にトニーの飲み物に入れられるはずもなく、なぜ眼球が入っているのにバーテンが気づかないのか、その飲み物は誰が作ったのか、氷は誰が入れたのか等々がこの時点では謎すぎる。
  • ポートキラー事件に関しても様々な事が複雑に絡み合っているのでストーリが複雑に感じるが、実は単純な構成で、整理すると以下のようになる。
    1. フランケンシュタイン作戦とはヴァンス局長が発案したもので、軍人を過酷な訓練で暗殺者として育て、CIAの刺客にするというもの。
    2. その作戦はどの機関からも承認されていないが、ダベンポート海軍長官が己の実績を示すという出世欲にかられて実施。
    3. 暗殺者に仕立てられたポートキラーことジョナス・コッブは復讐を決意。
    4. ジョナス・コッブの最終目的はダベンポート海軍長官の暗殺。
  • そこにトレント・コルトなどが絡んできて複雑になるが、コルトも所詮は私欲のために動いていて、フランケンシュタイン作戦を利用して裏金を得て私腹を肥やしていただけだった。
  • 今回の件で左目を失ってしまうが、s8:e21のラストで(コルトの)眼球をかざすと MTACの扉のロックが解除されるという展開に驚かされ、そのシーンを最後に To be continued ...と翌週に引っ張るという大仕掛けでありながら、その眼球はs7:e8で虹彩認証のマスターキーを開発していたサラ・レズニック中佐のものなどという複雑な展開でもなく、単にコルトが以前に MTACに入れてもらえなかった腹いせに自分の網膜を登録していただけという子供じみた結論に逆の意味で驚かされる。
  • 今回のシナリオは全体的にスッキリしない部分が多く、アメリカを長く離れることになったレイ・クルスに対して 「行かないで」 などというのはジヴァらしくなく、マイク・フランクスはギブスに手紙を書くキャラでもないはず。
  • ジャーヴィス海軍長官がジョナス・コッブのところに向かう際、「あのクソ野郎」 と言うが、そもそもクソ野郎に育て上げたのはフランケンシュタイン作戦。
  • s8:e24でジョナス・コッブがわざと捕まって NCIS内部に入り込むという行動に出るが、それ以前に NCIS職員を殺害して IDを入手し、何度も建物に出入りしていたはず。
©2024 NCIS:NAVY DATA ROOM