長かりし旅路 (Spinning Wheel)
- シーズン 13 エピソード 11 通算 第293話放送日 2015-12-15(US)
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- パーマーは、よくギブスに食い殺される夢を見る。(本人談)
- 殺人事件の現場に止められていた車の中にダッキーが監禁されていた。
- ダッキーの説明によると、弁護士を名乗る人物からダッキーの家族に関する情報があると連絡がきたため近くのカフェで会っていたが、逆に情報を探り出そうとするので店を出たところ、追ってきて車に押し込まれそうになったので抵抗したが気絶させられてしまったらしい。
- 話に出た家族とはニコラス・マラードというダッキーの弟のことで、母親と離婚したあと父親は再婚して 20も歳の離れた弟ができたと言う。
- しかし、その弟とは不運な事情で音信不通となり、会えないまま弟は他界してしまった。
----- ダッキーの回想 -----
- 父親の再婚相手のロレイン・マラード(Lorraine Mallard(スーザン・デューアデン(Susan Duerden )))は、いつも 8歳のニコラス・マラード(Nicholas Mallard(アンディー・ウォーケン(Andy Walken )))に留守番をさせて外出している。
- 若き日のダッキーは、ニコラスに世界最速の蒸気機関車で先祖から名前をとった 4468マラード号 のオモチャをクリスマス・プレゼントとして渡す。
- 急に仕事の呼び出を受けたダッキーは弟を連れて軍の病院に行き、急患を診て手術の必要があると判断したため準備をしていると父親のジョセフ・マラード(Joseph Mallard(クリストファー・マレー(Christopher Murray )))が来て、ロレインに離婚届を突きつけられ、ニコラスを連れて行くと言われたと途方にくれる。
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- ダッキーは父親代わりになってニコラスを育てた。(マクギー談)
- ダッキーはフィラデルフィアに住んでいたことがある。(本人談)
- さらに殺人事件が発生し、郵便局の課長をしていた被害者の所持品からニコラスが 40年前に住んでいたロンドンの家に宛てた手紙が見つかる。
----- ダッキーの回想 -----
- 母親に連れて行かれて、引っ越したらもうダッキーに会えなくなるのか、遠くにいてもちゃんと見つけてくれるかと聞くニコラスにダッキーは、岩をひっくり返し、すべての町を駆けずり回り、第三世界にまで乗り込んででも探すと約束する。
- そして、切手収集をしているニコラスにコンゴの切手もクリスマスプレゼントとして渡す。
- ダッキーは弁護士をしているアンガス・クラークに会い、ロレインがニコラスを連れて国を出る権利があるのかと聞き、ロレインが 1万ポンドを用意すればニコラスを手放すと言っていることを伝える。
- アンガス・クラークは裁判沙汰にしても勝ち目はないと言い、ダッキーが父親代わりになっている部分が大きく、父親のジョセフ・マラード 1人では育てられないのが問題だと諭す。
- しかしダッキーは、だから自分が側にいる、医療部隊を退役してでも育てる決断に迷いはないとアンガス・クラークに伝える。
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- ビショップのもとにジェイク・マロイが訪ねて来て不倫していたことを謝罪し、関係を修復するためなら何でもすると言うがビショップは、私達は限界だったのでもう終わりにしたい、本当はずっと前から終わっていたと告げる。
- アビーが被害者が持っていたダッキーの弟の手紙を分析すると、3週間前に書かれたものだと分かる。
- 便箋に付着していた DNAもダッキーと一致したため、間違いなく弟のニコラスが最近になって書いたものだと断定される。
- ダッキーを誘拐しようとした犯人はニコラスのことを探っていたので、ニコラスに危険が迫っている可能性があり、生きているのなら犯人より先に捜し出さなければならない。
- 2番目の被害者が事件当日に訪れた質店に行って話を聞くと、イギリスで1973年に発行されたアーサー王の切手を質に入れようとしたらしいのだが、それはマリーンの切手と対であれば 50万ドル以上になるほど希少価値の高いものだった。
- ニコラスはアーサー王の切手で手紙を発送したが、切手が無効だったため配達不能となり郵便局へ戻ったところで課長をしていた被害者が切手の価値に気づき、ニコラスを捜してマリーンの切手も手に入れようとしたと思われる。
----- ダッキーの回想 -----
- ダッキーが手術をした急患は弟のニコラスが切手収集をしていると知り、自分のコレクションの中からアーサー王とマリーンの切手を分けてあげる。
- アンガス・クラークは、ロレインからニコラスの養育権を勝ち取るのは無理だという結論を出すが、1万ポンドを出すので買収しろと言う。
- しかしロレインは心変わりし、息子を売る気はないと言い残して行くのを嫌がるニコラスを無理やり車に乗せて去って行く。
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- ダッキーが今まで世界中を旅したのは弟を捜すためだった。(パーマー談)
- ダッキーは親戚を捜し当てたが、ニコラスとロレインはプラハで事故死したと聞かされ、その翌日にアフガニスタンの難民キャンプに行く決意をした。(本人談)
- ダッキーはニコラスが死んだという知らせに打ちのめされ、名前を思い出すのも辛かったし、それは今でも変わらないが、ニコラスが生きていたとしても、また旅に出るだけの余力はないかもしれないと言う。
- そこにギブスのチームが来て、クリスマスプレゼントだとニコラスの消息をつかんだ資料を持ってくる。
- ダッキーは郊外の施設に入居していることが分かったニコラスに会いに行く。
- ニコラスは幸せに暮らしているものの、若年性認知症を発症して過去の記憶を失っているとのことだったが、ダッキーがニコラスが残していった 4468マラード号のオモチャを見せると記憶がよみがえり、自分を見つけてくれたことを喜ぶ。
- ダッキーはニコラスに言う、岩をひっくり返し、すべての町を駆けずり回り・・・。
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