巡り合わせ (Everything Starts Somewhere)
- シーズン 18 エピソード 02 通算 第400話放送日 2020-11-24(US)
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- --- 1980年 ---
刺殺された被害者が運転していた車のトランクに閉じ込められていたのは若かりし頃のギブスだった。
- --- 現在 ---
マクギーはNCIS捜査官になろうと決めてから今日でちょうど20年になる(本人談)
- そのため、マクギーは週末に飲み会をすることにしている。
- マクギーは過去に何度かギブスを飲みに誘ったことがあるが、そのたびに断られている。(本人談)
- ギブスが携帯電話からトバイアス・フォーネル宛に「一週間になる」とメッセージを送ると「2週間と言ったろ」と返信が届く。
- NCISの地下でカロライナ支局のキャロウェイ捜査官の死体が見つかるが、確認したところ支局に同名の捜査官はいないないと分かる。
- ギブスとシャノンの結婚記念日は先週だった。(マクギー談)
- それを知ったチームのみんなは、ギブスをなんとか飲み会に誘い出そうとする。
- 地下で発見された死体は他殺ではなく、ぜんそくの発作によって死亡したこと、そして身元はモーリス・ズカドであることが分かる。
- --- 1980年 ---
若かりし頃のギブスの車を奪い、トランクに閉じ込めたのはリナルディ・ズカドで、モーリス・ズカドのいとこだった。
- ズカド家のいとこ4人は犯罪を重ねる悪党で、5人目のいとこを食べたと噂される。
- リナルディ・ズカドは偽名で国防総省の経理部に就職し、金をくすねていた。
- 当時のギブス狙撃手の訓練を受けるためペンドルトンに赴任していたが、友達の結婚式に恋人のシャノンと出席するためワシントンに来ていた。
- NCISのオフィスは当時、青色のペンキで壁を塗っている最中だった。
- 奪われたギブスの車が衝突事故を起こしたため拉致されたギブスは救われたが、その衝突した相手は若かりし頃のダッキーだった。
- それが縁で二人は3日続けてパブを巡って飲み歩くことになる。
- --- 現在 ---
ギブスはモーリス・ズカドがNCISで何をしようとしていたかはズカド一家のリーダであるジョニー・ズカドが知っていると言う。
- マクギーが調べるとカロライナ支局がジョニー・ズカドの建設会社を捜査中であることが分かる。
- --- 1980年 ---
若かりし頃のダッキーは母親と一緒に住む地下室もある借家を見つけて契約する。
- ギブスはダッキーにシャノンは運命の人だと言っていたが、電話で「訓練地は遠く、遠距離恋愛はつらいから」と別れを告げたのでワシントンには来ないと言う。
- ギブスとダッキーがパブに向かおうとすると若かりし頃のモーリス・ズカドとエミリオ・ズカドが現れ、銃をチラつかせながらジョニー・ズカドのところへ来いと二人を脅す。
- ジョニー・ズカドの元に連れてこられたギブスとダッキーは殴られ、死んだリナルディ・ズカドが何を話したか教えろと脅される。
- リナルディ・ズカドは、ジョニー・ズカドから価値のある何かを盗んだらしい。
- 二人が何も知らないと分かるとリナルディ・ズカドは射殺しようとするが、ギブスから海兵隊に一生追い回されることになると聞かされると発泡をやめる。
- この件をギブスはNCISに報告するつもりだったが、誰かに話せば後悔することになると警告されたためダッキーがそれを止めた。
- --- 現在 ---
NCISに収賄容疑で拘束されたジョニー・ズカドだったが、本格的な取り調べを始める前に重要参考人が死亡し、不起訴となって釈放せざるを得なくなる。
- --- 1980年 ---
ダッキーが借りた家にギブスと二人で帰るが、そこは現在のギブスが住んでいる家だった。
- ダッキーがNCISへの報告をギブスにやめさせたのは、ジョニー・ズカドが供述調書を持っていたためNCIS内にスパイがいると思われるからだった。
- そこで二人はスパイを特定することにする。
- ダッキーはギブスがシャノンに告げた別れの理由は言い訳でしかなく、逃げているようにしか見えないと言う。
- --- 現在 ---
ダッキーのマラード家に伝わる格言は「ノックしても返事がなければドアを開けたくもなる」。(本人談)
- カロライナからジョニー・ズカドの収賄容疑の件で死亡した重要参考人の遺体が届く。
- ダッキーは過去に医師として患者の命を救っていたが、ジャロザイ 難民キャンプで多くの死を目の当たりにし、生きた患者を診る自信を失ったため医師をやめようと思った。(本人談)
- --- 1980年 ---
スパイを特定するため若かりし頃のダッキーはNCISの検視室を訪れ、ギブスを拉致したリナルディ・ズカドの遺体を見せてもらう。
- 遺体にはレオパード症候群 の兆候があるが、同じ兆候が現れている人物をダッキーはNCIS内で見ており、稀な遺伝性疾患を持つ者が近くに存在するなどという偶然は考えにくいことから、その人物こそがスパイでズカド一族だと思われる。
- --- 現在 ---
検死の結果、重要参考人の死亡は約8日前と推定されるため、ジョニー・ズカドの収賄が不起訴になることは見えており、モーリス・ズカドがNCISに潜入した意味がわからなくなる。
- ケイシーがモーリス・ズカドが持っていたメモを分析したところ地図が記されており。それを書いたのはエミリオ・ズカドだと判明する。
- エミリオ・ズカドを拘束して聴取したところ、事の始まりは40年前のことだと話し始める。
- 昔、ジョニー・ズカドに呼ばれたエミリオ・ズカドは、モーリス・ズカドに価値のあるものを盗まれ、それがNCISの手に渡ったので取り返せと指示されたため塗装業者として建物に潜り込み、数日かけて保管庫に入ることができたが、目当てのカードキーを持ち出す前に正体がバレたのでそれを隠してズカド家と縁を切ったと言う。
- しかし、ジョニー・ズカドの子分に見つかってしまい、カードキーの場所を教えれば命だけは助けてやると脅されたため地図を書いたと言う。
- 供述が得られた場所を調べると、NCISオフィスの壁の石膏ボードの中からカードキーが見つかる。
- そのカードキーはスイスの貸金庫のもので、海軍から着服した数百万ドルが入れられており、ジョニー・ズカドはそれを奪おうとしたがモーリス・ズカドが逃走、その最中にギブスの車を奪ったのだった。
- --- 1980年 ---
ペンドルトンにギブスが帰る前にと、ダッキーがステーキをグリルで焼こうとするが、ギブスは父親のジャクソン・ギブス流だと言って暖炉で肉を焼き始める。
- ジョニー・ズカドが証拠が足りずに無罪放免となってしまったのは検視官の責任で、検視官なら犯行に結びつく物的証拠を探し出せるはずだとダッキーが言うと、ギブスは検視官になって自分で探せと言う。
- ダッキーは11週間の訓練が終われば帰れるのに、なぜ彼女と別れたのかとギブスに聞くと、先の勤務地も分からず、戦死することもある人生だと言うが、ダッキーは愛を恐れて傷つく前に逃げているだけだと諭す。
- それはダッキー自身が経験したことで、愛は得難いものであり、怖く厄介だが二の次にすべきではなく、二度と出会えないかもしれないので真実の愛に出会ったら絶対に手放してはいけないと言い、その相手が自分にとってはマギーという女性だったと話す。
- --- 現在 ---
ギブスは40年前のリナルディ・ズカド殺害容疑でジョニー・ズカドを逮捕する。
- 事件が解決して自宅地下の工具箱を開けたギブスは若かりし頃の自分とシャノンが写った写真を見て、あの当時ダッキーに諭された後、シャノンに電話して会いにいくと伝え、スティルウォーター行きのバスに乗り込んだことを思い出す。
- そしてマクギーに電話し、今から飲み会に合流すると伝える。
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