死の淵で (Stop the Bleeding)
- シーズン 13 エピソード 01 通算 第283話放送日 2015-09-22(US)
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- ルーク・ハリスに撃たれたギブスは空母の外科エリアに救急搬送され、その生命は医師のシリル・タフト(Cyril Taft(ジョン・クライヤー(Jon Cryer )))の手にゆだねられる。
- 最高裁の判事は無事に避難し、S-マイン 3つが見つかって無事に処理された。
- ギブスがルーク・ハリスに撃たれたことが NCISのオフィスに残るメンバーに伝わり、依然としてダニエル・バッドの行方も分からないと知らされる。
- ギブスを援護すべきだったと悔やむトニーの携帯電話にヴァンス局長から連絡が入り、ギブスのためにもコーリングを解体し、ダニエル・バッドを捕らえろと厳命される。
- 一時的に意識を回復したギブスにシリル・タフトは全力を尽くして手術すると伝えると、ギブスは終わったら酒をおごると言い、タフトは 1杯目は私がと応えるが、その途中でギブスは心肺停止状態となってしまう。
- ダッキーが、シリル・タフトは海軍予備役大佐、湾岸戦争の退役軍人で以前は陸軍病院で外科部長をしており経験豊富なのでギブスのことを任せられるとチームのみんなに説明する。
- シリル・タフトは手術中、開業医を続けるべきだったかもしれない、少なくともそのチャンスはあったし大統領の主治医候補にもなったが、それを辞退してしまったと独り言のようにギブスに語る。
- 手術中、ギブスは過去に亡くした人たちの声を聞き、ケリーの姿を見る。(こぼれ話参照)
- ケリーはギブスに過去を振り返ってばかりではいけない、みんなが頼りにしているのだから未来を見なければと話す。
- そして、悪い人たちは大勢いる、それを止めるために戦ってと言い残してケリーの姿が消え、ギブスは死の淵から生還する。
- 大手術を終えたシリル・タフトは、バーボンじゃ割が合わない、おごってもらうのは 15年物のシングルモルトだとギブスの耳元でささやく。
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- テレビのZNNニュースではガイ・ロスが北朝鮮との緊張が高まっている事を伝える。(こぼれ話参照)
- 仕事に復帰したギブスは、ダニエル・バッドが子どもたちと一緒に拠点を上海に移したため、トニーとジョアンナ・ティーグは現地にいるとヴァンス局長から知らされるが、今は現場ではなくデスクワークに専念しろと指示される。
- ギブスの入院中、ビショップからフルーツの詰め合わせが届き、ヴァンス局長から旬のフルーツの定期便が毎月届けられ、アビーからもフルーツが送られてきたためゴリラの群れに食わせるほどになった。(ギブス談)
- ドーニーは間違いを隠すのが性に合わず、正直すぎるほどだった。(トニー談)
- トニーとジョアンナ・ティーグは上海で CIAのケニー・ヨン(Kenny Young(ケニー・レウ(Kenny Leu )))局員と合流し、ダニエル・バッドの拠点は郊外の古いパソコン工場にあるらしいことを聞く。
- 車中のトニーの携帯電話にダニエル・バッドからの着信があり、ゲームの始まりだ、気をつけろと告げられる。
- ギブスは刑務所でマシュー・ルソーと会い、上海の拠点の正確な場所と目的を聞き、話せば取引に応じると伝える。
- 北朝鮮の潜水艦が日本海で核弾頭を装備したという警報が発せられたため、すでに太平洋艦隊は戦闘準備を整えており、このままだと戦争になる可能性も否定できないと MTACに国防長官から連絡が入る。
- そしてドーニーが使っていたパソコンが北朝鮮と繋がってデータリンクされていると知らされる。
- ヴァンス局長のもとにマシュー・ルソーがシーツで首をつって自殺したと連絡が入る。
- トニー、ジョアンナ・ティーグ、ケニー・ヨンの 3人がパソコン工場に潜入すると、大勢の子どもたちがパソコンを操作しており、そこにはルーク・ハリスの姿も会あった。
- ジョアンナ・ティーグがルーク・ハリスに話しかけるが、子どもたちは爆弾のタイマーを起動させて散り散りに逃げてしまう。
- ドーニーはイカれた天才だった。(アビー談)
- 運ばれてきたマシュー・ルソーの遺体をダッキーが検視したところ、自殺ではなく殺害されたことが判明し、刑務所内にまでコーリングの勢力が及んでいることが判る。
- ビルの屋上に逃げていたルーク・ハリスは、追ってきたトニーとジョアンナ・ティーグにギブスを殺してしまったと涙ながらに言って飛び降りようとするが、ギブスが生きていると聞いて自殺を思いとどまる。
- ギブスとビデオ通話したルーク・ハリスは自分のしたことを詫び、コーリングはあと 2カ所でハッキングをしていることと、ダニエル・バッドが中国人と会って取引をしようとしていることを明かす。
- マクギーたちがドーニーのパソコンを調べたところ、コーリングはドーニーのパソコンを経由して国防総省のシステムに侵入し、北朝鮮が核弾頭を装備したという偽の信号を発生させていることが判る。
- それによってアメリカの先制攻撃、報復攻撃などで甚大な被害がもたらすことができるその技術を中国に売ろうとしているのがダニエル・バッドの取引の目的だと判明する。
- ついにシステムは核が発射されたというコードを発するが、マクギーはアメリカが反応する直前に信号を解除する。
- 中国側と会っていたダニエル・バッドの所にトニーが駆けつけ、逃げるダニエル・バッドが銃を抜いたためトニーが射殺する。
- ルーク・ハリスはしばらく少年院に入り、更生施設に移された後に亡くなった養父母の親戚が面倒を見てくれることになった。
- 次の仕事が入ったため午後の飛行機でワシントンを離れることになったジョアンナ・ティーグは、マクギーから写真や文章がたくさん入っているドーニーが使っていたパソコンを受け取る。
- ギブスはダイナーでシリル・タフトと会い、言われていたシングルモルトを手渡す。
- シリル・タフトに症状を聞かれたギブスは、脚全体から痛みが消えないと伝える。
- シリル・タフトが開業医を辞めたのは 2年前に白血病で息子を亡くし、当時はうつ状態だったからで、軍に復帰しなければ消えてしまいそうだったと明かすと、ギブスは復帰してくれて良かったと感謝を込めて言う。
- シリル・タフトは、患者には命を救われて感謝する者と、命を救ったことで医者を憎む者がいるが、ギブスはどっちだと問うが、その問いにギブスは直接答えることができない・・・。
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