トーマス・メンデスが関わるエピソード一覧
- シーズン 11 エピソード 01 通算 第235話放送日 2013-09-06(US)
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- 前回のラストの4カ月前。
- 独立検察官のリチャード・パーソンズは、トム・モローに対し、極秘任務とやらに邪魔されてギブスに逃げられたと不満を口にする。
- トム・モローは国土安全保障省だけでなく海軍長官、CIA長官も任務を優先させたと言い残し、会合が行われるホテルの中に入るが、そこで爆発が起こり、ジャーヴィス海軍長官が死亡、トム・モローも大怪我を負う。
- パーマーは目まいがするのでハンガー・ストライキ は苦手。(本人談)
- ヴァンス局長は、今回のホテルの爆破は警告に過ぎず、本番はこれからだという情報を入手している。
- 今回の爆破とチャド・マクブライド大尉の死体の被爆は、テロ組織に近づきすぎたことが原因ではないかと特殊作戦軍が捜査しているのでギブスもイランに飛んでチャド・マクブライドの殺害犯を探すようヴァンス局長が指示する。
- トニーが眠っていると、パソコンにジヴァからの連絡が入る。
- チャットによるやり取りでトニーが現在の居場所を訪ねると、テルアビブに向かっていると、そして 『少し考えたい』 という返信。 トニーの 『何を考える?』 という質問に対しては 『今はあなたのこと』 と返ってくる。 トニーが 『そっちに行こうか?』 と送ると、『 Yes. :-) 』という回答。 トニーは 『今から行く』 と伝えチャットが終了する。
- マクギーはデライラ・フィールディングからホテル爆破の爆弾は中東製ではなくアメリカ製だという情報を得る。
- ギブスがイランのアブヤーネに到着してすぐに銃で襲われたところを助けたのはリチャード・パーソンズだった。
- リチャード・パーソンズはギブスに味方だと言い、目の前でジャーヴィス海軍長官が殺されたことで、人は正しい事のために間違ったことをすると理解したと言う。
- トニーがジヴァのもとに向かう準備をしていると何者かに狙撃され、ヴァンス局長はギブスの部下たちを保護することにする。
- ダッキーが出勤すると検視室に FBIを解雇された元技術者のヴィクター・チェン(Victor Cheng(イヴァン・ショー(Ivan Shaw )))侵入しており、パーマーと 2人で取り押さえる。
- 狙撃されたトニーに護衛をつけるとヴァンス局長が提案するが、ネッド・”ドーニー”・ドーニゲットの手を煩わせたくないとトニーは辞退する。
- ヴィクター・チェンは何者かから身分証と報酬を受け取り、NCISに侵入していた。
- ギブスがイランで調査した結果、殺害されたチャド・マクブライドはおとりとして派遣されたが、生きたままアメリカに戻っていると思われるため、殺害された場所はアメリカであり、何者かがイランに罪を着せようとしたらしいことが分かる。
- NCISで一夜を明かしたトニーの目の前、ジヴァの席にマーレイ・ハインズ(Murray Hines(ウィル・ハリス(Will Harris )))が座っており、マクギーの席に陣取っているパーマーと 2人で検視室に忍び込んだヴィクター・チェンに関する情報を集めている。
- その結果、NCISのファイルに侵入を試みている者がおり、携帯電話のデータにアクセスされたことが判明したため、トニーはすぐにマクギーに連絡し、携帯電話が追跡されているので今すぐ捨てろと指示する。
- 携帯を捨て、その場を去ろうとするマクギーをトバイアス・フォーネルが保護し、すでにヴァンス局長も来ているトニーの自宅に向かって合流する。
- トバイアス・フォーネルは過激派のベンハム・パーサーというテロリストがジャーヴィス海軍長官殺害の犯行声明を出したことを伝える。
- テロ被害の再建事業は建設や警備などの雇用をもたらす一大ビジネスであるため、ベンハム・パーサーは新たな組織を立ち上げ、テロリストとアメリカ企業の取り引きの仲介をしているという。
- ベンハム・パーサーはアメリカの実業家と接触し、手を組んでいるが、そのことは国土安全保障省も知っているという。
- 事実確認をするためトム・モローが入院している病院を訪ねたヴァンス局長は、ベンハム・パーサーの次の標的はジヴァだと知らされる。
- ギブスとリチャード・パーソンズが帰国し、マクギーとトニーは復職する。
- 危険を知らせたいがジヴァの居場所が分からなくなってしまったため、トニーはイスラエルの総保安庁のアダム・エシェルに捜索を依頼する。
- 殺害されたチャド・マクブライドが妻宛に書いた手紙には、ウェイン大佐が任務を変更して帰国命令を出したという記述があったことからウェイン大佐を追求すると、不倫現場の写真を撮られて脅され仕方なくやったと認める。
- ベンハム・パーサーがマイアミにあるアパートに現れた事が判明する。
- NCISに国土安全保障省と共にベンハム・パーサーを監視していた反テロ連合の幹部のトーマス・メンデス(Tomas Mendez(コスタス・マンディロア (Costas Mandylor)))が現れ、マイアミのあるアリゾナ州にも連合の支部があるということから、トーマス・メンデスと協力することになり、ギブスはトバイアス・フォーネルと現地に向かう。
- ジヴァを必死に探すトニーに、イーライ・ダヴィードは郊外の農場に隠れ家を持っており、そのことは誰も知らないはずだがジヴァは例外かもしれないとリチャード・パーソンズが情報を持ってくる。
- その情報を基にアダム・エシェルが率いる部隊が農場の隠れ家に突入するが、そこにジヴァの姿はなく、争った痕と 3人の男の死体が残されていた。
- その頃、トニーの自宅のパソコンに再びジヴァから連絡があり、そこにはアリ・ハスワリとジヴァが無邪気に笑っている写真が添付されていた・・・。
- シーズン 11 エピソード 02 通算 第236話放送日 2013-09-13(US)
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- トニーがイスラエルのテルアビブの地を踏むとモサド新局長のオーリ・エルバズと総保安庁のアダム・エシェルが待っており、我々はジヴァを探すという共通目的があると言い、モサド本部に案内される。
- NCISの局長室には亡くなったジャーヴィス海軍長官に替わって新しく海軍長官となったサラ・ポーター(Sarah Porter(レスリー・ホープ (Leslie Hope)))が来ており、現在までに分かっているテロ組織 ”疑いの同胞団” に関する報告をすると、ベンハム・パーサーのさらなる攻撃を阻止するよう命じられる。
- サラ・ポーター海軍長官は軍人ではなく民間出身。(本人談)
- イーライ・ダヴィードの隠れ家で死んでいた 3人は殺し屋で、黒幕はホテルを爆破し、ギブスやトニーを狙った人物だと思われる。
- ジヴァは幼いころに書いた 『夢をかなえるリスト』 に ”彼のためにやめる”と追記したメッセージを残して隠れ家から姿を消していた。
- トーマス・メンデスもベンハム・パーサーに命を狙われていると思われるためトバイアス・フォーネルは警護を申し入れるが、忠告を聞き入れない。
- トニーとアダム・エシェルはジヴァが育ったというアパートに行き、一緒のアパートに住んでいた医師のディーナ・バシャン(Deena Bashan(リナ・ジョーガス(Lena Georgas )))と会う。
- ジヴァは意志が強く好奇心旺盛で頑固。(ディーナ・バシャン談)
- ディーナ・バシャンは、ジヴァとはイーライ・ダヴィードの葬式の時に会ったきりだが、その際にトニーの話を聞き、ジヴァの想いが分かったと言い、残したメッセージ ”彼のためにやめる” の ”彼” はトニーかもしれないと言う。
- トニーの自宅のパソコンに子どもの頃のアリとジヴァの写真を送信したのはテルアビブ中心部のネットカフェからだと分かり、周辺の監視カメラの映像を確認していると、すぐ近くの病院でジヴァとディーナ・バシャンが会っていたことが判明する。
- トニーが最近はジヴァと会っていないと嘘を言ったディーナ・バシャンに聞くと、隠れ家が襲われた際に脚に怪我をしたので病院で治療し、自宅で休ませたことを認めた。
- 自宅でジヴァはアリのことを話し始めたが、アリは殺される前、実はディーナ・バシャンとの結婚を考えていた。
- それが分かるとジヴァは慌ててアリが人を傷つけていたと弁解し、ディーナ・バシャンに謝罪したが、ディーナ・バシャンにとってアリは父親のせいで傷ついた笑顔の素敵な男性であり、ジヴァを許すことができなかったと言う。
- それから 5カ月経っても戻らないトニーは、ジヴァが隠れると決めたら見つからない、彼女の気持ちを尊重しろとギブスに言われるが、実はすでにジヴァを見つけ出して一緒にいた。
- ジヴァは隠れていたのにトニーが見つけたのでギブスは間違っていたと言う。
- トニーはジヴァならどうするかと先を見て探していたが、家族の隠れ家、アリの写真、幼なじみのディーナ・バシャンとたどり、ジヴァは母親が殺されたアンマン にも行き、祖父母の墓があるメロン 、妹のタリと行ったオペラハウスと、過去を見ていることが分かり、そしてジヴァが生まれた家で見つけることができたのだと言う。
- ジヴァはイーライ・ダヴィードが死んで思い出の地を巡っていたが、ディーナ・バシャンに会ってアリとのことを聞き、自分が殺したすべての人にそれを悲しむ人がいたと分かったと言い、思い出の地を巡れば白紙に戻せると思ったが、苦しみの原因は自分自身なので違う人生を送ることも難しいと言う。
- トニーは、ここはジヴァが生まれた家なのだから白紙に戻せるという天のおぼしめしだろうし、夢をかなえるリストにはまだ多くの余白があるので書き足すことができると言い、俺も手伝うと告げる。
- これが最初の一歩だとオリーブ畑に夢をかなえるリストを埋めたジヴァに、トニーは 1人でやることはないので一緒にワシントンに帰ろうと言うが、新しいリストの最初は ”バッジを手放す” だとジヴァは言う。
- サラ・ポーター海軍長官からの要請で非協力的だったウェイン大佐はギブスと会うが、疑いの同胞団の情報、ベンハム・パーサーの情報も話そうとしない。
- その帰り道、ギブスは何者かに襲われるが、その襲撃を指示したのがトーマス・メンデスだと判明し、今まで爆発した爆弾もトーマス・メンデスの携帯電話の信号で起爆する仕組みになっていたことが分かる。
- トーマス・メンデスは支援者から寄付を受ける事になっており、その場所にトバイアス・フォーネルと向かっているが、実はその支援者さえも爆死させようと企てていた。
- 現地では警護チームがライフル銃で狙撃されるが、心を入れ替えたウェイン大佐が爆弾テロを阻止しようとして狙撃者と争い、重篤な傷を負ったところでギブスが駆けつける。
- ウェイン大佐に代わりにやってくれと頼まれたギブスはライフルを構え、着信音が鳴る携帯電話、その持ち主のトーマス・メンデスの心臓、そして狙いの邪魔になっていたトバイアス・フォーネルの尻を撃ち抜く。
- トーマス・メンデスは金のためだけに動いていたが、やはり陰にはベンハム・パーサーがいたと思われる。
- 帰国の途につくトニーを見送るジヴァは、みんなにやり直すと伝えてほしいと言うが、それではアビーは納得しないとトニーに言われる。
- ジヴァは、ギブスは自分の心に素直になれと教えてくれたので、一人で白紙からやり直したく、それにはすべてを手放さないと元に戻されてしまうので、その教えに従うため ”彼のためにやめる” とアビーに伝えてほしいと言う。
- トニーはギブスにも連絡してやれ、心配しなくてもギブスは電話の向こうで黙って聞いてくれるとジヴァに伝え、ジヴァと別れのキスをかわし、やっぱり楽ではなないと・・・人生で一番辛い別れだと言い残して飛行機に乗り込む。
- トニーは、上着の内ポケットにジヴァのネックレスが入れられていることに飛行機の中で気づく。
- 自宅にいるギブスの携帯電話が鳴る・・・それはジヴァからの電話だった・・・。
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