ギブスの極秘任務 (Whiskey Tango Foxtrot)
- シーズン 11 エピソード 01 通算 第235話放送日 2013-09-06(US)
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- 前回のラストの4カ月前。
- 独立検察官のリチャード・パーソンズは、トム・モローに対し、極秘任務とやらに邪魔されてギブスに逃げられたと不満を口にする。
- トム・モローは国土安全保障省だけでなく海軍長官、CIA長官も任務を優先させたと言い残し、会合が行われるホテルの中に入るが、そこで爆発が起こり、ジャーヴィス海軍長官が死亡、トム・モローも大怪我を負う。
- パーマーは目まいがするのでハンガー・ストライキ は苦手。(本人談)
- ヴァンス局長は、今回のホテルの爆破は警告に過ぎず、本番はこれからだという情報を入手している。
- 今回の爆破とチャド・マクブライド大尉の死体の被爆は、テロ組織に近づきすぎたことが原因ではないかと特殊作戦軍が捜査しているのでギブスもイランに飛んでチャド・マクブライドの殺害犯を探すようヴァンス局長が指示する。
- トニーが眠っていると、パソコンにジヴァからの連絡が入る。
- チャットによるやり取りでトニーが現在の居場所を訪ねると、テルアビブに向かっていると、そして 『少し考えたい』 という返信。 トニーの 『何を考える?』 という質問に対しては 『今はあなたのこと』 と返ってくる。 トニーが 『そっちに行こうか?』 と送ると、『 Yes. :-) 』という回答。 トニーは 『今から行く』 と伝えチャットが終了する。
- マクギーはデライラ・フィールディングからホテル爆破の爆弾は中東製ではなくアメリカ製だという情報を得る。
- ギブスがイランのアブヤーネに到着してすぐに銃で襲われたところを助けたのはリチャード・パーソンズだった。
- リチャード・パーソンズはギブスに味方だと言い、目の前でジャーヴィス海軍長官が殺されたことで、人は正しい事のために間違ったことをすると理解したと言う。
- トニーがジヴァのもとに向かう準備をしていると何者かに狙撃され、ヴァンス局長はギブスの部下たちを保護することにする。
- ダッキーが出勤すると検視室に FBIを解雇された元技術者のヴィクター・チェン(Victor Cheng(イヴァン・ショー(Ivan Shaw )))侵入しており、パーマーと 2人で取り押さえる。
- 狙撃されたトニーに護衛をつけるとヴァンス局長が提案するが、ネッド・”ドーニー”・ドーニゲットの手を煩わせたくないとトニーは辞退する。
- ヴィクター・チェンは何者かから身分証と報酬を受け取り、NCISに侵入していた。
- ギブスがイランで調査した結果、殺害されたチャド・マクブライドはおとりとして派遣されたが、生きたままアメリカに戻っていると思われるため、殺害された場所はアメリカであり、何者かがイランに罪を着せようとしたらしいことが分かる。
- NCISで一夜を明かしたトニーの目の前、ジヴァの席にマーレイ・ハインズ(Murray Hines(ウィル・ハリス(Will Harris )))が座っており、マクギーの席に陣取っているパーマーと 2人で検視室に忍び込んだヴィクター・チェンに関する情報を集めている。
- その結果、NCISのファイルに侵入を試みている者がおり、携帯電話のデータにアクセスされたことが判明したため、トニーはすぐにマクギーに連絡し、携帯電話が追跡されているので今すぐ捨てろと指示する。
- 携帯を捨て、その場を去ろうとするマクギーをトバイアス・フォーネルが保護し、すでにヴァンス局長も来ているトニーの自宅に向かって合流する。
- トバイアス・フォーネルは過激派のベンハム・パーサーというテロリストがジャーヴィス海軍長官殺害の犯行声明を出したことを伝える。
- テロ被害の再建事業は建設や警備などの雇用をもたらす一大ビジネスであるため、ベンハム・パーサーは新たな組織を立ち上げ、テロリストとアメリカ企業の取り引きの仲介をしているという。
- ベンハム・パーサーはアメリカの実業家と接触し、手を組んでいるが、そのことは国土安全保障省も知っているという。
- 事実確認をするためトム・モローが入院している病院を訪ねたヴァンス局長は、ベンハム・パーサーの次の標的はジヴァだと知らされる。
- ギブスとリチャード・パーソンズが帰国し、マクギーとトニーは復職する。
- 危険を知らせたいがジヴァの居場所が分からなくなってしまったため、トニーはイスラエルの総保安庁のアダム・エシェルに捜索を依頼する。
- 殺害されたチャド・マクブライドが妻宛に書いた手紙には、ウェイン大佐が任務を変更して帰国命令を出したという記述があったことからウェイン大佐を追求すると、不倫現場の写真を撮られて脅され仕方なくやったと認める。
- ベンハム・パーサーがマイアミにあるアパートに現れた事が判明する。
- NCISに国土安全保障省と共にベンハム・パーサーを監視していた反テロ連合の幹部のトーマス・メンデス(Tomas Mendez(コスタス・マンディロア (Costas Mandylor)))が現れ、マイアミのあるアリゾナ州にも連合の支部があるということから、トーマス・メンデスと協力することになり、ギブスはトバイアス・フォーネルと現地に向かう。
- ジヴァを必死に探すトニーに、イーライ・ダヴィードは郊外の農場に隠れ家を持っており、そのことは誰も知らないはずだがジヴァは例外かもしれないとリチャード・パーソンズが情報を持ってくる。
- その情報を基にアダム・エシェルが率いる部隊が農場の隠れ家に突入するが、そこにジヴァの姿はなく、争った痕と 3人の男の死体が残されていた。
- その頃、トニーの自宅のパソコンに再びジヴァから連絡があり、そこにはアリ・ハスワリとジヴァが無邪気に笑っている写真が添付されていた・・・。
さよなら、ジヴァ (Past,Present,and Future)
- シーズン 11 エピソード 02 通算 第236話放送日 2013-09-13(US)
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- トニーがイスラエルのテルアビブの地を踏むとモサド新局長のオーリ・エルバズと総保安庁のアダム・エシェルが待っており、我々はジヴァを探すという共通目的があると言い、モサド本部に案内される。
- NCISの局長室には亡くなったジャーヴィス海軍長官に替わって新しく海軍長官となったサラ・ポーター(Sarah Porter(レスリー・ホープ (Leslie Hope)))が来ており、現在までに分かっているテロ組織 ”疑いの同胞団” に関する報告をすると、ベンハム・パーサーのさらなる攻撃を阻止するよう命じられる。
- サラ・ポーター海軍長官は軍人ではなく民間出身。(本人談)
- イーライ・ダヴィードの隠れ家で死んでいた 3人は殺し屋で、黒幕はホテルを爆破し、ギブスやトニーを狙った人物だと思われる。
- ジヴァは幼いころに書いた 『夢をかなえるリスト』 に ”彼のためにやめる”と追記したメッセージを残して隠れ家から姿を消していた。
- トーマス・メンデスもベンハム・パーサーに命を狙われていると思われるためトバイアス・フォーネルは警護を申し入れるが、忠告を聞き入れない。
- トニーとアダム・エシェルはジヴァが育ったというアパートに行き、一緒のアパートに住んでいた医師のディーナ・バシャン(Deena Bashan(リナ・ジョーガス(Lena Georgas )))と会う。
- ジヴァは意志が強く好奇心旺盛で頑固。(ディーナ・バシャン談)
- ディーナ・バシャンは、ジヴァとはイーライ・ダヴィードの葬式の時に会ったきりだが、その際にトニーの話を聞き、ジヴァの想いが分かったと言い、残したメッセージ ”彼のためにやめる” の ”彼” はトニーかもしれないと言う。
- トニーの自宅のパソコンに子どもの頃のアリとジヴァの写真を送信したのはテルアビブ中心部のネットカフェからだと分かり、周辺の監視カメラの映像を確認していると、すぐ近くの病院でジヴァとディーナ・バシャンが会っていたことが判明する。
- トニーが最近はジヴァと会っていないと嘘を言ったディーナ・バシャンに聞くと、隠れ家が襲われた際に脚に怪我をしたので病院で治療し、自宅で休ませたことを認めた。
- 自宅でジヴァはアリのことを話し始めたが、アリは殺される前、実はディーナ・バシャンとの結婚を考えていた。
- それが分かるとジヴァは慌ててアリが人を傷つけていたと弁解し、ディーナ・バシャンに謝罪したが、ディーナ・バシャンにとってアリは父親のせいで傷ついた笑顔の素敵な男性であり、ジヴァを許すことができなかったと言う。
- それから 5カ月経っても戻らないトニーは、ジヴァが隠れると決めたら見つからない、彼女の気持ちを尊重しろとギブスに言われるが、実はすでにジヴァを見つけ出して一緒にいた。
- ジヴァは隠れていたのにトニーが見つけたのでギブスは間違っていたと言う。
- トニーはジヴァならどうするかと先を見て探していたが、家族の隠れ家、アリの写真、幼なじみのディーナ・バシャンとたどり、ジヴァは母親が殺されたアンマン にも行き、祖父母の墓があるメロン 、妹のタリと行ったオペラハウスと、過去を見ていることが分かり、そしてジヴァが生まれた家で見つけることができたのだと言う。
- ジヴァはイーライ・ダヴィードが死んで思い出の地を巡っていたが、ディーナ・バシャンに会ってアリとのことを聞き、自分が殺したすべての人にそれを悲しむ人がいたと分かったと言い、思い出の地を巡れば白紙に戻せると思ったが、苦しみの原因は自分自身なので違う人生を送ることも難しいと言う。
- トニーは、ここはジヴァが生まれた家なのだから白紙に戻せるという天のおぼしめしだろうし、夢をかなえるリストにはまだ多くの余白があるので書き足すことができると言い、俺も手伝うと告げる。
- これが最初の一歩だとオリーブ畑に夢をかなえるリストを埋めたジヴァに、トニーは 1人でやることはないので一緒にワシントンに帰ろうと言うが、新しいリストの最初は ”バッジを手放す” だとジヴァは言う。
- サラ・ポーター海軍長官からの要請で非協力的だったウェイン大佐はギブスと会うが、疑いの同胞団の情報、ベンハム・パーサーの情報も話そうとしない。
- その帰り道、ギブスは何者かに襲われるが、その襲撃を指示したのがトーマス・メンデスだと判明し、今まで爆発した爆弾もトーマス・メンデスの携帯電話の信号で起爆する仕組みになっていたことが分かる。
- トーマス・メンデスは支援者から寄付を受ける事になっており、その場所にトバイアス・フォーネルと向かっているが、実はその支援者さえも爆死させようと企てていた。
- 現地では警護チームがライフル銃で狙撃されるが、心を入れ替えたウェイン大佐が爆弾テロを阻止しようとして狙撃者と争い、重篤な傷を負ったところでギブスが駆けつける。
- ウェイン大佐に代わりにやってくれと頼まれたギブスはライフルを構え、着信音が鳴る携帯電話、その持ち主のトーマス・メンデスの心臓、そして狙いの邪魔になっていたトバイアス・フォーネルの尻を撃ち抜く。
- トーマス・メンデスは金のためだけに動いていたが、やはり陰にはベンハム・パーサーがいたと思われる。
- 帰国の途につくトニーを見送るジヴァは、みんなにやり直すと伝えてほしいと言うが、それではアビーは納得しないとトニーに言われる。
- ジヴァは、ギブスは自分の心に素直になれと教えてくれたので、一人で白紙からやり直したく、それにはすべてを手放さないと元に戻されてしまうので、その教えに従うため ”彼のためにやめる” とアビーに伝えてほしいと言う。
- トニーはギブスにも連絡してやれ、心配しなくてもギブスは電話の向こうで黙って聞いてくれるとジヴァに伝え、ジヴァと別れのキスをかわし、やっぱり楽ではなないと・・・人生で一番辛い別れだと言い残して飛行機に乗り込む。
- トニーは、上着の内ポケットにジヴァのネックレスが入れられていることに飛行機の中で気づく。
- 自宅にいるギブスの携帯電話が鳴る・・・それはジヴァからの電話だった・・・。
テロリストの再来 (Kill Chain)
- シーズン 11 エピソード 12 通算 第246話放送日 2014-01-07(US)
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- マクギーとデライラが一緒に NCISに来るが、そのエレベーターにビショップも乗り合わせる。
- ビショップの駐車場が道路を渡ってすぐの場所に決まった。(本人談)
- デライラが自己紹介すると、ビショップは大ファンだと言い、デライラはピンドロップ作戦で分析官の間で話題をさらったとマクギーに話す。
- デライラの功績が認められ、特別研究員の資格が与えられることになったので有力者も集まる祝賀会に招待されるが、そこに誘われたマクギーが出席を渋っているので 2人はピリピリした雰囲気になっている。
- マクギーはタキシードを持っていないとか、休みを取るとギブスが怒るなどと言い訳するが、ギブスに 「俺を言い訳に使うな」 と叱られる。
- アメリカ軍が保有する無人偵察機からの発砲によって一等兵曹のダニエル・コインが射殺される事件が発生する。
- 昨年のホテル爆破に対する報復で、ダニエル・コインが操縦した無人偵察機がベンハム・パーサーの存在を確認し、アジトを攻撃したがベンハム・パーサーは逃亡し、偵察機に不具合が生じて墜落してしまった。
- その無人偵察機をベンハム・パーサーが入手してダニエル・コインに復讐し、他にも何か計画しているらしいので攻撃対象はまだ広がるものと思われる。
- 国防総省の捜査責任者がギブスを訪ねてくるが、それはホリス・マンだった。
- ホリス・マンが無人偵察機の製造を請け負っているラインハート社の内部調査をし、そこがハッキングされて、無人偵察機の改造も可能だと思われるソフトウェア技術者のエリン・ぺイス(Erin Pace(ジュリー・アン・エメリー(Julie Ann Emery)))が行方不明になっていることが分かっている。
- ギブスとホリス・マンは捜査権を主張し合うが、国防長官の指示で合同捜査することになる。
- ホリス・マンは、ハワイでの生活は退屈だったので仕事に復帰したと言い、2年前に出会った米軍医療センターの外傷外科医と結婚したとギブスに告げる。
- 捜査の結果、行方不明になっていたエリン・ぺイスを無事に保護し、その証言からベンハム・パーサーはアメリカ国内におり、国防長官を狙っていることが分かる。
- デライラがマクギーが持っていないと言ったタキシードを調達して来て、国の一大事の時なので祝賀会に来られないのは分かっているが、最初から来るのを嫌がっていたのが理解できないと言う。
- ホリス・マンは、ギブスのことは好きだったし良い関係を築いていたが、ギブスの過去を壁と感じ、その過去を忘れさせようとしても拒んだだろうから、そのまま良い思い出にしたくてギブスの元を去ったと話す。
- マクギーはデライラのことが好きで、いつも一緒にいるし 2人で旅行もしたが、タキシードまで買ってくれるのは重すぎるので、少しペースダウンして距離を置きたいと言う。
- それを聞いたアビーは、問題は距離ではなくマクギーが恐れているのではないか、うまくいかなくなってどちらかが傷つき、感情を乱されるのが怖いのではないか、自分を守るためにデライラを逃してはいけないと忠告する。
- アビーの忠告に従い、マクギーはデライラに買ってもらったタキシードを来て祝賀会に行くことにする。
- 実は脅されていたのではなくテロに加担していたエリン・ぺイスの供述で、ベンハム・パーサーの狙いがデライラも出席する祝賀会だということが分かる。
- ギブスとホリス・マンがテロリストの拠点に踏み込むが、ベンハム・パーサーは逃亡してしまう。
- 祝賀会場に行っていたトニーがオフィスに戻り、マクギーは無事だったがデライラは金属片を浴びて手術中だと報告する。
- ギブスは事件の解決が最優先だと、動揺するビショップに事件を最初から分析し直すよう指示する・・・。
運び屋のプライド (Double Back)
- シーズン 11 エピソード 13 通算 第247話放送日 2014-01-14(US)
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- マクギーがデライラの病室に駆けつけたが、2、3言交わしたところで意識不明となり、看護師1(役名なし(Nurse 1)(モニカ・ローソン(Monica Lawson)))が手術室に運んで生死の境をさまよう。
- トニーはマクギーにキャセロール を作ってやるつもりでいる。(本人談)
- マクギーがデライラの再手術が終わるのを待っていると、爆発の被害者のカウンセリングに来たレイチェル・クランストンに会い、話をする必要があれば連絡するように言われる。
- NSA分析官のソフィア・マルティネス(Sofia Martinez(アラナ・ユーバック(Alanna Ubach )))のもとを訪れたトニーとビショップは、NSAがベンハム・パーサーの妹のハイアット・パーサーを 2007年から監視しており、兄妹はとても親密だったにも関わらず今は表向きは疎遠になっているが、公衆電話を使って暗号で会話するなど今でも慎重に連絡を取り合っているという情報を得る。
- NCISのオフィスに来たレイチェル・クランストンに、その席に座っていた前任者 2人を知っているが、そこはとても良い席だと言われたビショップは、代わりが務まらないほど 2人の存在は大きいと弱音を言うが、前任の 2人はきっと ”周りの 3つのデスクほど頼もしいものはない” と言うはずだとレイチェル・クランストンは伝える。
- トニーはマクギーにキャセロールを作ったと言い、自助グループで思いやりが大切だと学んだと言う。
- 妹のハイアット・パーサーが兄のベンハム・パーサーに電話したことを探知したマクギーが、ベンハム・パーサーの居場所を特定してチームが踏み込んだものの、ベンハム・パーサーがアジトから逃亡する際に車の運転をしていたバシール・マリク(Bashir Malik(ラヴィ・カプール(Ravi Kapoor)))の身柄を確保できただけで、ベンハム・パーサーはすでに逃亡ており行方はつかめない。
- レイチェル・クランストンはギブスに、デライラは金属片で脊髄が切れて体が麻痺してしまい、動揺したマクギーがデライラが目覚める前に病室を出てしまったことを告げ、これほどの逃避行動は危険信号だと言う。
- 仕事がしたいと言ってきたマクギーに、ギブスは今の状態では無理だと言い、デライラと本音で話をするように言い聞かせる。
- マクギーはデライラの病室に行って今の状況に正面から向き合う。
- 病院に来てくれたギブスにマクギーは、明日出勤してみんなに報告すると言い、そして少し話がしたいと椅子に座り、2人の間に静かな時間が流れる・・・。
最後の標的 (Monsters and Men)
- シーズン 11 エピソード 14 通算 第248話放送日 2014-02-04(US)
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- ビショップは NSAの上司であるジェレミー・マーレンス(Jeremy Marlens(ネスター・セラーノ (Nestor Serrano)))からベンハム・パーサーの件での報告がなされていないと注意を受け、あまり深く関わりすぎないようにと忠告される。
- ビショップは、2004年 2月にアメリカ軍の空爆で死亡したベンハム・パーサーの両親の命日が 48時間後であり、毎年喪に服しているベンハム・パーサーはパキスタンにいるに違いなく、両親の墓参りをするはずだと主張する。
- ヴァンス局長局長に何年ベンハム・パーサーを追っているのか聞かれたビショップは 6年前からだと言うが、ギブスに対してもそれ以上をのことを言いたがらない。
- ギブスがジェレミー・マーレンスに会って話を聞くと、ビショップは以前、テロ行為の未然防止のためテロリストの予備軍を捜し出すため中東に配属されており、そこでベンハム・パーサーを見つけ、何度か捕まえそうになったが逃げられ、そのたびに深入りするようになったという。
- ビショップがその任務から外れたのは転属したからだが、転属させるのが最善策だと判断されたとしかジェレミー・マーレンスは言わず、ビショップのためを思うなら、深入りさせるのは危険なのでベンハム・パーサーの捜査から外すべきだとギブスに言う。
- ギブスがビショップに事の真相を聞くと、数年前にベンハム・パーサーがビショップのことを捜し当て、接触してきて監視対象にあることを知らせてきたという。
- ベンハム・パーサーの策略に乗せられたふりをしていれば、いつか弱みを握れると思ったが、何年も同じ対象を研究して相手のことを知り尽くすと親しみが湧いてしまったと告白するビショップに、それは手の内を見せておいて相手の手を読むベンハム・パーサーの作戦だとギブスは言い、それに終止符をうたなければけないと諭す。
- 逃亡直前に逮捕したベンハム・パーサーのいとこの供述から現在の潜伏先が判明したため、現場に突入して身柄を確保する。
- ベンハム・パーサーは組織に関するあらゆることを話す条件として、供述する相手にビショップを指名する。
- ギブスが席を立つとベンハム・パーサーは体の不調を演技し、隙を見せた守衛を殺害してビショップを人質に立てこもる。
- ベンハム・パーサーは、両親の死で心に穴があき、恐怖と怒りを抱え、暴力で喪失感を隠し、孤独を和らげるために死と破壊を繰り返して人に同じ痛みを味あわせているとビショップは言う。
- ベンハム・パーサーはビショップとの間に絆を作り、自分を理解させようとしているものと思われ、その最終目的は脱出ではなく自爆だと考えられる。
- ビショップに銃が向けられた瞬間、出入り口を突破したギブスが突入し、ベンハム・パーサーを射殺する。
- マクギーは事件が解決したのでデライラの家に行って映画『ロッキー』を見る。(本人談)
- ビショップのところにギブスが来て予測だけでは勝てず、どう対応するかも重要だと説き、NCISに見習いとして本採用すると伝える。
父の背中 (Honor Thy Father)
- シーズン 11 エピソード 24 通算 第258話放送日 2014-05-13(US)
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- ビショップは料理(ザリガニのエンチラーダ )を作っていて家を全焼させかけたことがある。(本人談)
- ギブスは、故郷からの連絡を受けたヴァンス局長に呼ばれ、父親の死を知らされる。
- ジャクソン・ギブスは唯一ギブスを睨める人。(マクギー談)
- トニーはジャクソン・ギブスから白地でポケット付きのセーターをもらった。(本人談)
- 海軍の船からベンハム・パーサーが組織した疑いの同胞団のテロリスト、ラティーフ・ミルが脱走する。
- 捜査の結果、事件の首謀者が獄中のアレハンドロ・リヴェラだということが判明したため、トニーは故郷であるスティルウォーターに帰っているギブスに連絡することになり、ギブスは急ぎオフィスに戻る。
- ギブスにとって NCISでの仕事は人生の支え。(本人談)
- 殺害されたベンハム・パーサーに執着していたアレハンドロ・リヴェラは、疑いの同胞団と共通の敵とみなしたギブスを殺害するため、麻薬に手を出してレイノサ・カルテルを強化し、脱走するための資金を提供したという。
- 自宅に戻ったギブスは地下室のボイラーが水漏れしていたため修理を始めるが、それが罠だと気付いてラティーフ・ミルに雇わた殺し屋のダル・ターリンが侵入してきたところで射殺する。
- ギブス宅の地下室は事件が多すぎる。(ダッキー談)
- ギブスは再びスティルウォーターに戻り、車庫の整理をしているとラティーフ・ミルに命を狙われるが、格闘の末に相手を倒す。
- ギブスは車庫でミニチュアの船を見つけるが、それは幼いギブスがジャクソン・ギブスと共に母親のために作ったものだった。
- ギブスはジャクソン・ギブスの店で働いていたカル・フレイジャー(Cal Frasier(ダニエル・E・スミス(Daniel E. Smith )))に店を継いでもらうことにする。
- ジャクソン・ギブスの葬儀が執り行われるが、そこにはリロイ・ジェスロ・ムーアも参列する。
- ギブスの祖父の口ぐせは『水は忘れない。船が永遠の命を授けてくれる』(アン・ギブス談)(こぼれ話参照)
- ギブスはミニチュアの船を持ち帰っており、それを基に実際に乗ることが可能なボートの製作にとりかかる。
- (こぼれ話参照)
隠れた悪意 (Parental Guidance Suggested)
- シーズン 12 エピソード 06 通算 第264話放送日 2014-10-28(US)
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- ビショップはアビー主催のハロウィーンパーティーで仮装するのをためらっている。(マクギー談)
- ハロウィーンパーティーはアビーにとって大事な行事。(トニー談)
- マクギーはハロウィーンのカボチャを彫るのを拒んでアビーに大変な目に遭わされたことがある。(本人談)
- アビーとバート・ムーアの付き合いはまだ続いている。(トニー談)
- トニーは技術部のアリソンと先週デートしたが、うまくいかなかった。(本人談)
- トニーは人妻のクリスタ、経理のエリカなど今月だけで 6人とデートしている。(ビショップ談)
- 海軍中佐のライアン・バーンズ(Ryan Barnes(ジョッシュ・ランドール(Josh Randall )))の妻が殺害される事件が発生し、遺体の発見者である娘のレイチェル・バーンズ(Rachel Barnes(ミリー・ボビー・ブラウン (Millie Bobby Brown)))を仕事で離れているライアン・バーンズが戻るまで NCISに保護する。
- ライアン・バーンズは去年、ベンハム・パーサーを標的にしたローワーメリオン作戦に参加したが、その後に隊員たちの情報がネットに流出したためテロリストの標的になっている可能性がある。
- ギブスの母親が作ってくれるシナモン入りのココアは最高だった。(本人談)
- 情報を流出させているサイトを分析して運営者を突き止め、マクギーが匿名でサイトの掲示板に投稿して接触を試み、公園で会う約束を取り付ける。
- 公園でギブスのチームが待ち構えていると、そこに現れたのは ATFのゾーイ・キーツ(Zoe Keates(マリソル・ニコルズ(Marisol Nichols )))特別捜査官で、サイト運営者というのも潜入捜査をしている捜査官だったことが判る。
- トニーとゾーイ・キーツはフィラデルフィア時代に新人警察官をしていた同僚で、トニーはスパイダーとあだ名され先輩にこき使われていた。(ゾーイ・キーツ談)
- だから辞めたとトニーは言うが、しっぽを巻いて逃げ出したとゾーイ・キーツに言われてしまう。
- トニーとゾーイ・キーツのやりとりを見ていると 2人は訳ありだと思われ、トニーの反応はジヴァの時のよう。(マクギー)
- トニーの心の穴をゾーイ・キーツが埋められるかもしれないので、少し背中を押してあげるべき。(アビー談)
- アビーはトニーをラボに呼び、この 1年はみんなにとって辛いものだったが 1度もその話をしておらず、いくらカラ元気を出して女遊びをしたところでチームのみんなはダマされないとトニーに言う。
- そして、寂しい理由は分かっていると、ジヴァのことはみんなが恋しいし、辛いしムカつくが彼女が NCISを去ってしまったのは現実だと続ける。
- トニーは、その現実には何度も向き合い、ジヴァがもどりたくないと言ったのが現実で、それを受け入れたと言う。
- しかし、トニーはジヴァを忘れていないとアビーは言い、ジヴァを待ち続けて立ち止まっていてはいけない、彼女はもう戻らないと言うと、トニーはそれは知っているが、受けいるのは楽ではないと吐露する。
- 事件が解決し、誰もいなくなったオフィスでトニーは 1人、机の引き出しに入れているジヴァのネックレスを見ている。
- そこに訪ねてきたゾーイ・キーツにトニーは 5年間もワシントンにいてどうして連絡してこなかったと聞くが、ゾーイ・キーツに前日まで一緒に働いていたのに突然トニーは消えてしまった、トニーは去ってしまったと言い、そして電話も何の便りもよこさなかったので行き先を知らなかったと言われる。
- それらすべてがジヴァのことと重なるためか、トニーはいつになく素直に謝る・・・。