ポートキラーの復讐 (Pyramid)
- シーズン 08 エピソード 24 通算 第186話放送日 2011-05-17(US)
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- E.J.バレットのチームが捜査していたビルにギブスのチームが駆けつけるが、サイモン・ケイドは重症を負い、ゲイン・レヴィンは死亡していた。
- E.J.バレットはポートキラーことジョナス・コッブに連れ去られたと思われたが、駐車中の車のトランクからラップで巻かれた状態で助け出される。
- その車には電話番号が刻まれていたが、それはレイ・クルスのものだった。
- 本件の根本にあるフランケンシュタイン作戦は、海軍大学時代にヴァンス局長は発案したもので、海軍と CIAの共同作戦となり、ダベンポート海軍長官もヴァンス局長もその訓練の様子を現場で見ていた。
- ジョナス・コッブは今の自分を作り上げた者への復讐という目的に目覚めた。
- ヴァンス局長の要請で NCISに来たダベンポート海軍長官は、ヴァンス局長の手でうまく処理するように言うが、過去の過ちを正すべきだとヴァンス局長は言う。
- 亡くなったゲイン・レヴィンに別れを告げたいという E.J.バレットを検視室に 1人残すと、彼女はゲイン・レヴィンの腕からマイクロチップを取り出して持ち去る。
- ギブスはマイク・フランクスから以前に手紙を貰っており、そこには肺がんで残り数カ月の命だろうと書かれていた。
- トレント・コルトからの情報でレイ・クルスの居場所が判明したのでジヴァが向かうと、そこで待ち受けていたのはジョナス・コッブだった。
- ジヴァとの連絡が取れなくなって落ち着かないトニーに、E.J.バレットはみんなジヴァを心配していると言うと、トニーは心配の度合いが違うと応える。
- ジヴァを捜索するギブスのチームの前にジョナス・コッブが現れ、抵抗せずに身柄を確保される。
- トニーがレイ・クルスに知っていることをすべて話せと迫ると、トレント・コルトの役割は 2つで、1つ目は CIA主導のフランケンシュタイン作戦だが、2つ目は海外の政治家などへ暗殺者を派遣しており、その利益のかなりの額を自分の懐に入れていたと打ち明ける。
- 実は E.J.バレットがダベンポート海軍長官の姪であることと、それを最初から知っていたことがギブスの口から語られる。
- ジョナス・コッブが過去に購入していた牧場の敷地を捜査し、ジヴァを発見するとジヴァはジョナス・コッブの真の狙いは NCIS内部に入り、標的に近づくことだと言う。
- パーマーは春にブリーナと結婚する。(本人談)
- ジョナス・コッブはパーマーを人質にし、E.J.バレットと共に NCISから連れ出すが、その狙いはダベンポート海軍長官を誘い出すことで、我が家で待つというメッセージを残していた。
- 我が家とは E.J.バレットのチームを襲ったビルのことで、そのビルは昔フランケンシュタイン作戦の訓練施設だった。
- 腹を決めたダベンポート海軍長官は、CIAや海軍が公式に許可していないフランケンシュタイン作戦を実行したのは政治的な便宜からで、表舞台には出ずトレント・コルトに現場を任せたことを打ち明け、この事態を収拾したら辞表を提出すると言う。
- ギブスのチーム、ヴァンス局長、ダベンポート海軍長官が現場に赴き、ジョナス・コッブを射殺して事件は解決する。
- E.J.バレットのチームは解散し、トニーと E.J.バレットも別れることにする。
- レイ・クルスは長くアメリカを離れることになり、ジヴァは行かないでほしいと言うが、任務を優先するという。
- そのレイ・クルスの携帯電話に 「コルトがテルアビブに・・・ handle ASAP(早急に処理せよ)」 というメッセージが入る。
- マイク・フランクスの葬儀が執り行われるが、マイク・フランクスの眠る棺にはギブスが以前から地下室で彫っていた装飾が施されていた。(こぼれ話参照)
- NCISの局長室を新海軍長官に就任したクレイトン・ジャーヴィス(Clayton Jarvis(マット・クレイヴン(Matt Craven)))が訪れ、最初の任務として NCISの極秘情報を売り飛ばしている捜査官をどんな手を使ってでもあぶり出すようトニーに指示する・・・。
- (こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
失われた記憶 (Nature of the Beast)
- シーズン 09 エピソード 01 通算 第187話放送日 2011-09-19(US)
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- トニーは犯罪現場と思われる場所で記憶を失っているところを発見され、病院にいる。
- 現場には 2発分の薬きょうが残っており、大量の血液があるものの銃弾も死体も見つからない。
- ギブスはトニーの記憶を呼び戻すためにケイトの姉で精神科医のレイチェル・クランストンを呼び寄せる。
- トニーは子どもの頃、父親にゴルフ場に連れて行かれていた。(本人談)
- ジヴァは見習い期間が終了し、晴れて NCISの特別捜査官に昇格した。(本人談)
- レイチェル・クランストンはトニーとケイト、ジャンヌ・ブノワとの関係、ジヴァとの複雑な関係、そしてボルティモアでの子供のことも知っている。
- ジヴァは休暇を取って中米に行き、大切な女友達に会って相談したいことがある。(本人談)
- ダッキーはゲイン・レヴィンの解剖中、腕に小さな切り傷があるのを見つけ、当日の監視映像を確認すると、E.J.バレットが腕からマイクロチップを取り出している様子が映っていた。
- ギブスは、そのこととトニーの任務とに関係があるのか疑い、ヴァンス局長にトニーの任務の内容を聞くが、ヴァンス局長はジャーヴィス海軍長官が直接命令したと言って答えない。
- ギブスはジャーヴィス海軍長官に直接会ってトニーのことを聞いていると、その場にジャーヴィス海軍長官の友人であるフェリックス・ライト(Felix Wright(ブライアン・フライデー (Bryan Friday)))海軍大佐が瀕死の状態で現れ死亡する。
- フェリックス・ライト大佐の腕には、ゲイン・レヴィンと同様のマイクロチップを抜かれたらしい切り傷がある。
- ヴァンス局長は、フェリックス・ライト大佐とゲイン・レヴィンの関係をギブスのチームで捜査する許可を出す。
- トニーの母親が亡くなった時、病室のテレビには M・カーティス監督の『汚れた顔の天使 』が流れていた。(本人談)
- トニーは E.J.バレットを探し出し、マイクロチップを持ち去ったことが波紋を呼んでいるので返すように説得する。
- フェリックス・ライト大佐とゲイン・レヴィンの関係を調べたところ、過去に 2人とも海軍情報局に在籍し、ウォッチャー艦隊を率いてテロ活動や反軍活動を監視する作戦部長のショーン・レイサム(Sean Latham(フィリップ・カスノフ (Philip Casnoff)))の部下だったことが分かる。
- トニーが入院している病院に FBIのケーシー・ストラットン(Casey Stratton(スコット・ウルフ (Scott Wolf)))捜査官が現れ、トニーに会いたいというがギブスは追い返す。
- 当時は 8名の部隊で国際テロを未然に防ぐ『ファントム8作戦』という任務に就いており、隊員は腕に埋め込まれたチップで認識され、それをコンピューターにかざすとデータベースにアクセスできて極秘情報を入手できるとショーン・レイサムは説明する。
- ギブスが帰宅するとトニーと E.J.バレットが来ていてマイクロチップを差し出し、チームに助けを求める。
- トニーは E.J.バレットのチームにいたサイモン・ケイドがゲイン・レヴィンと親しかったため、何かを知りすぎたのではないかと疑問を感じており、ギブスもそれに賛同してサイモン・ケイドを探すことにする。
- トニーはジャーヴィス海軍長官に利用されていると疑い、任務から外れたいと申し出るが許可されない。
- ついにトニーの記憶が完全によみがえる。
- 互いにメールで連絡があり、犯行現場にトニー、E.J.バレット、サイモン・ケイドが集まったがそれはそれぞれを誘い出す罠で、何者かが 3人に向かって発砲する。
- そして、発砲したのは FBIのケーシー・ストラットンだったということをトニーは思い出す。
- ケーシー・ストラットンの身分はFBIではなく、病院に現れた理由はトニーを殺すつもりだったと思われる。
- 実はウォッチャー艦のショーン・レイサムとケーシー・ストラットンはグルで、回収したマイクロチップを競売にかけて買い主からの入札を受け付け始める・・・。
- ギブスはマイク・フランクスが遺した資料の中からファントム8に関するファイルを見つける。
- 同封されていた写真には作戦部長のショーン・レイサムの他に、亡くなったゲイン・レヴィン、ジャーヴィス海軍長官の友人だったフェリックス・ライト大佐を含む 8人が写っているが、その中にはケーシー・ストラットンの姿もあった・・・。
- (こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
予期せぬ再会 (Housekeeping)
- シーズン 09 エピソード 12 通算 第198話放送日 2012-01-03(US)
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- ジヴァはレイ・クルスからの連絡を 7週間も待っている。(トニー談)
- 運転中に銃撃を受けて死亡した海兵の車に同乗していたのは E.J.バレットだった。
- ジヴァとマクギーは、トニーがE.J.バレットとの関係でまた傷付くのを心配する。
- ギブスは、今回の事件の犯人がトニーや E.J.バレットを殺害しようとしていたケーシー・ストラットンであろうと目星をつける。
- そして、入手済みの資料にあった写真から、ショーン・レイサムとケーシー・ストラットンが仲間であることも分かっているため、ジャーヴィス海軍長官の所に行き、犯人逮捕のためショーン・レイサムと連絡をとってほしいと依頼する。
- NCISにショーン・レイサムを呼び、ケーシー・ストラットンと面会させろと迫るのと同時に、トニーと E.J.バレットの 2人がオールドラグ山のセーフハウスにいると伝える。
- この時、ショーン・レイサムの口からケーシー・ストラットンの本名がジョナサン・コール(Jonathan Cole)だということが判明する。
- ジヴァはトニーのことを大事に思っている。(E.J.バレット談)
- ジヴァは『パイレーツ・オブ・カリビアン 』を名作だと思っている。(トニー談)
- ケーシー・ストラットンは、ショーン・レイサムから教えられたセーフハウスにロケットランチャーを撃ち込んだところで、待ち伏せしていたギブスとジヴァ、マクギーの手によって捕らえられる。
- そして、実はロケットランチャーを撃ち込んだ家には誰もおらず、それはジャーヴィス海軍長官の演技によって嘘の情報を伝えていたもので、トニーと E.J.バレットは別の場所に避難していた。
- 逮捕されたケーシー・ストラットンは、ギブスに対して人殺しという意味では自分と同じだと言い、ギブスがペドロ・ヘルナンデスに復讐したことを知っているかのように『South of the Border(こぼれ話参照)』という歌を口ずさむ・・・。
- トニーと E.J.バレットは、今後は友人として接することにする。
- トニーが 「恋愛が下手な点に関して俺たちは似ている」 と言うと、ジヴァは 「私のそばに似ている人がいてありがたい」 と応えるが、トニーは真剣な面持ちで「俺は ”君のそばに” いるのか?」と問いかける。
- 2人の間に流れる沈黙を破ったのは、ジヴァの携帯電話の着信音で、電話は長く連絡がなかったレイ・クルスからのものだった・・・。
抹殺指令 (Extreme Projudice)
- シーズン 10 エピソード 01 通算 第211話放送日 2012-09-25(US)
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- 心臓発作で倒れたダッキーは病院に搬送され、パーマーが付き添っている。
- 意識を取り戻したダッキーはワシントンに戻って危機的状況の仲間の力になりたいと言うが、病状が深刻なためパーマーが一人で戻ることにする。
- NCISを狙った爆弾の威力は大きく死傷者が出たが、建物の大部分は稼働可能で、ギブスのチームも命に関わる怪我はなかった。
- ジャーヴィス海軍長官が大統領に電話で事態を報告しているところに、協力は惜しまないと FBIのトバイアス・フォーネルも駆けつける。
- ジャーヴィス海軍長官は NCISと FBIの合同捜査でハーパー・ディアリングを探し、抹殺せよとの大統領令が下ったとヴァンス局長、ギブス、トバイアス・フォーネルに伝える。
- ギブスの家をトバイアス・フォーネルが訪れ、家にいるときくらいは肩の力を抜けと言うが、ギブスは海軍工廠も家だと思っているが、そこが攻撃され、家族が狙われたと言う。
- 捜査の結果、車に乗っているハーパー・ディアリングを追い詰めるが特殊部隊が迫ると車は爆発し、中から見つかった焼死体をパーマーが検視した結果、DNAがディアリングと 50%一致したため、本人であると確定する。
- しかしそれから 2カ月後、ダッキーが遺体を確認すると胸の骨に心臓マッサージをした時につく骨折を見つける。
- 心臓発作で亡くなったのはハーパー・ディアリングの兄であることが判明し、死亡が偽装だったことが分かる。
- 捜査を再開したギブスはヴァンス局長を自宅に呼び、ハーパー・ディアリングの最後の行き場所は愛する息子が育った家に違いないと言い、単独でその場に行き、ギブスの手で抹殺すると志願する。
- ハーパー・ディアリングはギブスが来るのが分かっていたが、争うことなく互いの過去について話し、家族を奪われて復讐を行ったのだから 2人は似ていると言う。
- 窓際に向かったハーパー・ディアリングの手元に銃があるのを見たギブスは、迷わずナイフを突き立てる・・・。
- (こぼれ話参照)
追悼 (Shiva)
- シーズン 10 エピソード 12 通算 第222話放送日 2013-01-15(US)
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- ジヴァが教会で祈っている所にトニーが来て、君の力になりたい、話を聞くし泣きたければ肩を貸す、どうしてほしいか教えてくれと聞くと、ジヴァは復讐したいと答える。
- ジャーヴィス海軍長官が局長室に来て政治的な調整を行い、イスラエルにイーライ・ダヴィードの死を報告するまで 48時間の猶予を得る。
- ヴァンス局長がオフィスに来ると、局長室のデスクにはジェローム・クレイグ(Jerome Craig(グレッグ・ジャーマン (Greg Germann)))副局長が座っている。
- オフィスに戻ったトニーがジヴァは家でシャワーを浴びているというと、標的ではないと分かるまで自宅に帰すなとギブスに叱責される。
- ギブスはアラシュ・カズミがヴァンス局長宅銃撃の黒幕ではないかと問い詰めるが、友人のイーライ・ダヴィードに和平推進を提案したのは自分であり、これは罠で次に殺されるのは自分かもしれないと言い、私を信じる以外に選択肢はあるかと聞く。
- ジヴァは安全確保のために初めてトニーの家に招かれ、数日いるように勧められるが、イスラエルにイーライ・ダヴィードを埋葬するので長くは居られないと言う。
- トニーはジヴァに話を聞くから心を開けと言いうが、実はジヴァの心を癒やすためにニューヨークからシュミール・ピンハスを呼び寄せていた。
- モサド副局長のイラン・ボドナー(Ilan Bodnar(オデッド・フェール (Oded Fehr)))が NCISに来てジヴァとの面会を要求する。
- ジャーヴィス海軍長官とギブスが対応に当り、ジャーヴィス海軍長官とアメリカ大統領、イスラエル首相との協議の結果、イスラエルは NCISに捜査を託すことになったと伝えるが、お互いにやるべきことをやるまでなので、何も約束できないと言い残してイラン・ボドナーは去っていく。
- ヴァンス局長は、今までも分かった気でいたが思い上がりだった 今なら君の選択を理解できる 今は報復することばかり考えている それをやる価値があるか 楽になったかとギブス問うが、ギブスは無言でヴァンス局長の子どものジャレッド・ヴァンスとケイラ・ヴァンスの姿を見る・・・。
- ヴァンス局長宅に撃ち込まれた銃弾を追うと、オミード・アバシというイラン国籍の密売人に行き当たるが、情報提供を約束したアラシュ・カズミのデータベースには一切の記録がない。
- ギブスがアラシュ・カズミを追求すると、単純なミスで隠した訳ではないと言い、イーライ・ダヴィードと実現しようとしていた国家間の和平は武器取り引きの妨げとなるので自分の命も狙われていると訴える。
- イラン・ボドナーは NCISが敵国のアラシュ・カズミを保護していると知り、もし両国が戦争をすることになればそれは NCISの責任だと言い捨てる。
- イラン・ボドナーがジヴァの居場所を調べ、トニーの自宅のパソコンにビデオ通信してくる。
- 実の父と違って向き合ってくれたイーライ・ダヴィードは父親同然なので、ジヴァの気持ちが良く分かり、現状は 1人では乗り越えられないだろうから会って話をしようと申し出る。
- ヴァンス局長宅に銃弾を撃ち込んだ犯人の家族に多額の金を送ったのは、実はイラン・ボドナーだったことが分かる。
- トニーの家に一人でいるジヴァに危険が迫っているためチームが急行するが、イラン・ボドナーは現れず滞在中のホテルからも姿を消していた。
- 今回の事件はイーライ・ダヴィードに取って代わろうとしたイラン・ボドナーの策略だったと結論づけ、NCISはアラシュ・カズミを開放するが、空港に向かう途中でアラシュ・カズミの乗った車が爆破される。
- イーライ・ダヴィードの遺体と一緒にイスラエルに向かうことになったジヴァをトニーが見送る。
- ジヴァとハグしたトニーが耳元で <君はひとりじゃない> とつぶやくと、ジヴァは <知っている> と応える。
- 行方の分からなくなったイラン・ボドナーを各機関が全力で追うことになった。
- 翌日、アメリカではジャッキー・ヴァンスの葬儀が行われ、家族やギブスのチームが祈りを捧げる。
- 同じ頃、イスラエルではジヴァがただ一人で嘆きの壁 で祈りを捧げ、イーライ・ダヴィードとアラシュ・カズミが子どもの頃に遊んだオリーブ畑で平和の象徴であるオリーブの実を摘み、苗を植える・・・。
ギブスの極秘任務 (Whiskey Tango Foxtrot)
- シーズン 11 エピソード 01 通算 第235話放送日 2013-09-06(US)
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- 前回のラストの4カ月前。
- 独立検察官のリチャード・パーソンズは、トム・モローに対し、極秘任務とやらに邪魔されてギブスに逃げられたと不満を口にする。
- トム・モローは国土安全保障省だけでなく海軍長官、CIA長官も任務を優先させたと言い残し、会合が行われるホテルの中に入るが、そこで爆発が起こり、ジャーヴィス海軍長官が死亡、トム・モローも大怪我を負う。
- パーマーは目まいがするのでハンガー・ストライキ は苦手。(本人談)
- ヴァンス局長は、今回のホテルの爆破は警告に過ぎず、本番はこれからだという情報を入手している。
- 今回の爆破とチャド・マクブライド大尉の死体の被爆は、テロ組織に近づきすぎたことが原因ではないかと特殊作戦軍が捜査しているのでギブスもイランに飛んでチャド・マクブライドの殺害犯を探すようヴァンス局長が指示する。
- トニーが眠っていると、パソコンにジヴァからの連絡が入る。
- チャットによるやり取りでトニーが現在の居場所を訪ねると、テルアビブに向かっていると、そして 『少し考えたい』 という返信。 トニーの 『何を考える?』 という質問に対しては 『今はあなたのこと』 と返ってくる。 トニーが 『そっちに行こうか?』 と送ると、『 Yes. :-) 』という回答。 トニーは 『今から行く』 と伝えチャットが終了する。
- マクギーはデライラ・フィールディングからホテル爆破の爆弾は中東製ではなくアメリカ製だという情報を得る。
- ギブスがイランのアブヤーネに到着してすぐに銃で襲われたところを助けたのはリチャード・パーソンズだった。
- リチャード・パーソンズはギブスに味方だと言い、目の前でジャーヴィス海軍長官が殺されたことで、人は正しい事のために間違ったことをすると理解したと言う。
- トニーがジヴァのもとに向かう準備をしていると何者かに狙撃され、ヴァンス局長はギブスの部下たちを保護することにする。
- ダッキーが出勤すると検視室に FBIを解雇された元技術者のヴィクター・チェン(Victor Cheng(イヴァン・ショー(Ivan Shaw )))侵入しており、パーマーと 2人で取り押さえる。
- 狙撃されたトニーに護衛をつけるとヴァンス局長が提案するが、ネッド・”ドーニー”・ドーニゲットの手を煩わせたくないとトニーは辞退する。
- ヴィクター・チェンは何者かから身分証と報酬を受け取り、NCISに侵入していた。
- ギブスがイランで調査した結果、殺害されたチャド・マクブライドはおとりとして派遣されたが、生きたままアメリカに戻っていると思われるため、殺害された場所はアメリカであり、何者かがイランに罪を着せようとしたらしいことが分かる。
- NCISで一夜を明かしたトニーの目の前、ジヴァの席にマーレイ・ハインズ(Murray Hines(ウィル・ハリス(Will Harris )))が座っており、マクギーの席に陣取っているパーマーと 2人で検視室に忍び込んだヴィクター・チェンに関する情報を集めている。
- その結果、NCISのファイルに侵入を試みている者がおり、携帯電話のデータにアクセスされたことが判明したため、トニーはすぐにマクギーに連絡し、携帯電話が追跡されているので今すぐ捨てろと指示する。
- 携帯を捨て、その場を去ろうとするマクギーをトバイアス・フォーネルが保護し、すでにヴァンス局長も来ているトニーの自宅に向かって合流する。
- トバイアス・フォーネルは過激派のベンハム・パーサーというテロリストがジャーヴィス海軍長官殺害の犯行声明を出したことを伝える。
- テロ被害の再建事業は建設や警備などの雇用をもたらす一大ビジネスであるため、ベンハム・パーサーは新たな組織を立ち上げ、テロリストとアメリカ企業の取り引きの仲介をしているという。
- ベンハム・パーサーはアメリカの実業家と接触し、手を組んでいるが、そのことは国土安全保障省も知っているという。
- 事実確認をするためトム・モローが入院している病院を訪ねたヴァンス局長は、ベンハム・パーサーの次の標的はジヴァだと知らされる。
- ギブスとリチャード・パーソンズが帰国し、マクギーとトニーは復職する。
- 危険を知らせたいがジヴァの居場所が分からなくなってしまったため、トニーはイスラエルの総保安庁のアダム・エシェルに捜索を依頼する。
- 殺害されたチャド・マクブライドが妻宛に書いた手紙には、ウェイン大佐が任務を変更して帰国命令を出したという記述があったことからウェイン大佐を追求すると、不倫現場の写真を撮られて脅され仕方なくやったと認める。
- ベンハム・パーサーがマイアミにあるアパートに現れた事が判明する。
- NCISに国土安全保障省と共にベンハム・パーサーを監視していた反テロ連合の幹部のトーマス・メンデス(Tomas Mendez(コスタス・マンディロア (Costas Mandylor)))が現れ、マイアミのあるアリゾナ州にも連合の支部があるということから、トーマス・メンデスと協力することになり、ギブスはトバイアス・フォーネルと現地に向かう。
- ジヴァを必死に探すトニーに、イーライ・ダヴィードは郊外の農場に隠れ家を持っており、そのことは誰も知らないはずだがジヴァは例外かもしれないとリチャード・パーソンズが情報を持ってくる。
- その情報を基にアダム・エシェルが率いる部隊が農場の隠れ家に突入するが、そこにジヴァの姿はなく、争った痕と 3人の男の死体が残されていた。
- その頃、トニーの自宅のパソコンに再びジヴァから連絡があり、そこにはアリ・ハスワリとジヴァが無邪気に笑っている写真が添付されていた・・・。