ポートキラーが関わるエピソード一覧
- シーズン 08 エピソード 20 通算 第182話放送日 2011-04-05(US)
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- パーマーは昔、飼っていたネズミが死んだ時に野菜畑に埋めたところ、その年のトマトはすごく出来がよかった。(本人談)
- ジヴァはレイ・クルスからブーツを贈ってもらい、週末にはニューヨークで会ってオペラ鑑賞する予定。(本人談)
- ジヴァはすでにレイ・クルスの母親とも会っている。(本人談)
- レイ・クルス(Ray Cruz(エンリケ・ムルシアーノ (Enrique Murciano)))がオフィスを訪ねてくる。
- レイ・クルスは勤続年数 13年の CIA局員。
- ジヴァに来客があった時、前回はヴァンス局長が重症を負った。(トニー談)
- 殺害された一等水兵の家を捜索していると E.J.バレットが現れ、本件は元の勤務地であるロタで始まったので、自分が追うべき犯人であり、捜査すべき事件だと主張する。
- 港町で水兵を狙う犯人はポートキラーとあだ名され、事件発生地は佐世保、グアム、ロタで、被害者全員のノドをかき切り、制服を着せ、遺体を清めてラップに包んでおり、物的証拠は残さないがパンくずで道筋をつけるように必ず何らかのメッセージを残していく。
- ヴァンス局長はこの事件解決のため E.J.バレットを呼び寄せたので、彼女の指揮に従って犯人を見つけるようギブスに指示する。
- トニーとE.J.バレットは昨夜もトニーの家で一緒に過ごした。(本人談)
- アビーは身の回りに変化が起きると首筋がかゆくなる。(本人談)
- レイ・クルスがポートキラー事件に当初から関わっている CIA担当者だったと知ったジヴァは、利用されていたと思いレイ・クルスと激しくぶつかる。
- ギブスはトニーと E.J.バレットの関係に気づいていて、捜査以外ではチームに近づくなと E.J.バレットに警告する。
- ジヴァが 1人でバーにいるとトニーが来て CIA局員には守秘義務があるので仕方がない、レイ・クルスがジヴァにウソを言ったのはジヴァが大事だからだとなぐさめる。
- トニーは E.J.バレットのことを理解しているので 2人はうまくいくと言う。
- トニーの所にバーテンダーが注文していない飲み物を持ってきて、あちらの方からと指差すが、当人はすでに姿を消していた。
- そして、運ばれた飲み物には氷漬けの眼球が入れられていた・・・。
- (こぼれ話参照)
- シーズン 08 エピソード 22 通算 第184話放送日 2011-05-03(US)
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- トニーは朝から携帯電話を失くしたと大騒ぎしている。
- ギブスもなぜかメガネが失くなっていることに気づく。
- ポートキラーとよく似た手口で殺害された死体が発見されるが、それはトニーがボルティモアで刑事をしていた頃の相棒だった。
----- ここからボルティモア時代 -----
- トニーは賭けで警察署内チャンピオンになり、その賞品として今でも愛用しているマイティーマウスのステップラー(ホッチキス)を貰った。
- トニーは高校の音楽教師ウェンディを口説き落とし、プロポーズして Yesの返事をもらっている。(本人談)
- 事件の捜査で逮捕したのは、潜入捜査中のギブスだった。
- しかし、ギブスは悪党の新顔を演じており、手っ取り早く信用を得る手段としてわざと逮捕された。
- トニーはギブスを賢いというよりズル賢いと評し、ペストの方がマシだと言う。
- 当時のギブスは離婚調停中で、元妻や弁護士からの電話が多い。
- NCISのオフィスで弾道検査の結果をギブスに届けてくれたのはパッチで、彼は胃潰瘍に苦しんでいていた。
- トニーは体育の学位があり、大学のバスケット部出身。(本人談)
- 捜査を進めた結果、トニーの相棒は不正行為をしていたことが分かるが、トニーはそれに目をつぶることにするかわり、もう相棒ではいられないとボルティモアを離れる。
- ギブスは、この仕事に向いていないかもしれないと弱気な発言をするトニーの後頭部を叩く。
- そして、ギブスはトニーを NCISの人事部 採用課の前に案内する・・・。
----- ここまでボルティモア時代 -----
- トニーの携帯電話は E.J.バレットの家に置き忘れていたことが判明。
- ポートキラーの犯行と思われた今回の事件だが、犯行に使われたロープの結び方が今までと異なることが分かる。
- それはアビーがメールでダッキーに指摘したもので、ポートキラーのロープの結び方はダブル・コンストリクターといわれるものだが、鑑定書では『ダブル』が抜けているという内容だった。
- その間違い通りの犯罪が発生したということは、内部資料であるはずの鑑定書を見ての模倣犯ということになる。
- そのことから犯人が特定され、事件は無事に解決するが、アビーは誤りを指摘するメールを送信していないことが分かる・・・。
- シーズン 08 エピソード 23 通算 第185話放送日 2011-05-10(US)
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- ハワイで発生したポートキラー事件では、海軍の軍曹が襲われたが一命をとりとめており、軍曹の証言では襲われてもみ合った際、ハゲ頭の男に助けられたが彼は片目を失い、病院に運ばれたと言う。
- 調査の結果、ハゲ頭の男がCIAのトレント・コルトと判明し、その際に失ったのが NCISの網膜パターン認証を通過できる眼球だったと分かる。
- 網膜パターン認証を通過できるのは、以前の捜査で MTACに入れてもらえなかったことによる反発からトレント・コルトが裏操作で設定したしたためだった。
- ジヴァと付き合っていたレイ・クルスもトレント・コルトの情報源で、ポートキラーの本名がジョナス・コッブ(Jonas Cobb(カー・スミス(Kerr Smith )))大尉だということも CIAは認識していた。
- ジョナス・コッブは殺害した NCIS職員の IDで建物に何度も出入りしていた。
- ギブスはマイク・フランクスに連絡し、例の物を届けてほしいと依頼する。
- マイク・フランクスが持ってきたのは、過去に捜査資料の保管倉庫ですり替えて持ち出したウイリアム・デッカーが残した保険証券だった。
- マイク・フランクスは、この保険証券のおかげでヴァンス局長とうまくやれたと言う。
- トレント・コルトは、過去に行われたフランケンシュタイン作戦について説明する。
- その作戦では候補者を集め、まずは筆記、続いて心理テスト、そして体力検査などで候補者を熱さ寒さなど過酷な状況に置いて極限まで追い詰め、精神的限界を測り、どんなに困難な状況でも平静さを保てるか見極めて人数を絞り込んでいった。
- それは、アメリカ兵を海外に派遣して諜報活動の可能性を広げるためで、軍人を訓練してスパイ、そして暗殺者として育て、CIAの刺客にするための作戦だった。
- 軍歴は平凡だが出世のチャンスを待っており、心身ともに条件を満たしたジョナス・コッブ大尉がモデルケースとして選ばれたが、唯一の疑問は人を殺すことができるかだった。
- ジョナス・コッブ大尉は最初の任務で対象者を殺害したことで成功かと思われたが、殺人のショックでその後は訓練や命令に反応しなくなり、水兵として部隊に戻れず CIAが用意したパスポートや身分証を持って消え、世界各地で人を殺し始めた。
- それは CIAの不始末なので情報を公開せず、内々に対処するつもりだったという。
- ギブスと一緒にギブスの自宅に戻ったマイク・フランクスは、ギブスがヴァンス局長のことを信じることにしたようだが、最近はギブスを遠ざけて E.J.バレットを起用し、トレント・コルトとも何かをたくらんでいるようだとギブスに忠告する。
- マイク・フランクスはタバコを吸いにギブスの家の外に出るが、妙な気配を察してあたりを見回し、ポートキラーことジョナス・コッブを発見して銃を発射するが、ジョナス・コッブに凶器のメスで刺されて命を落としてしまう。
- ダッキーのプロファイリングによると、ジョナス・コッブは何年も窮屈な部隊にいたが、 CIAの任務の殺人で規則や善悪から解放され猛獣と化してしまい、階級や出世への反発から殺人を始めたのだろうと言う。
- ヴァンス局長がギブスと距離を置いたのは、友情より職務を優先したことと、上からの指示があったからだと、新人の E.J.バレットを出世させたのもヴァンス局長の判断ではないとギブスに説明する。
- その会話の途中で、ギブスはジョナス・コッブがギブスのデスクから私物のメガネを盗み、自宅にまでに来たのは出世を嫌悪しているからであり、ギブスが標的なのではなく共感しているため、ギブスを出し抜いて出世した E.J.バレットが標的になっているのではないかと推測する。
- その頃、ジョナス・コッブを追っていた E.J.バレットとサイモン・ケイド、ゲイン・レヴィンはジョナス・コッブから攻撃され、サイモン・ケイドとゲイン・レヴィンは銃弾によって負傷してしまう。
- そして、E.J.バレットもジョナス・コッブの手に落ち、喉元に銃を突きつけられる・・・。
- シーズン 08 エピソード 24 通算 第186話放送日 2011-05-17(US)
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- E.J.バレットのチームが捜査していたビルにギブスのチームが駆けつけるが、サイモン・ケイドは重症を負い、ゲイン・レヴィンは死亡していた。
- E.J.バレットはポートキラーことジョナス・コッブに連れ去られたと思われたが、駐車中の車のトランクからラップで巻かれた状態で助け出される。
- その車には電話番号が刻まれていたが、それはレイ・クルスのものだった。
- 本件の根本にあるフランケンシュタイン作戦は、海軍大学時代にヴァンス局長は発案したもので、海軍と CIAの共同作戦となり、ダベンポート海軍長官もヴァンス局長もその訓練の様子を現場で見ていた。
- ジョナス・コッブは今の自分を作り上げた者への復讐という目的に目覚めた。
- ヴァンス局長の要請で NCISに来たダベンポート海軍長官は、ヴァンス局長の手でうまく処理するように言うが、過去の過ちを正すべきだとヴァンス局長は言う。
- 亡くなったゲイン・レヴィンに別れを告げたいという E.J.バレットを検視室に 1人残すと、彼女はゲイン・レヴィンの腕からマイクロチップを取り出して持ち去る。
- ギブスはマイク・フランクスから以前に手紙を貰っており、そこには肺がんで残り数カ月の命だろうと書かれていた。
- トレント・コルトからの情報でレイ・クルスの居場所が判明したのでジヴァが向かうと、そこで待ち受けていたのはジョナス・コッブだった。
- ジヴァとの連絡が取れなくなって落ち着かないトニーに、E.J.バレットはみんなジヴァを心配していると言うと、トニーは心配の度合いが違うと応える。
- ジヴァを捜索するギブスのチームの前にジョナス・コッブが現れ、抵抗せずに身柄を確保される。
- トニーがレイ・クルスに知っていることをすべて話せと迫ると、トレント・コルトの役割は 2つで、1つ目は CIA主導のフランケンシュタイン作戦だが、2つ目は海外の政治家などへ暗殺者を派遣しており、その利益のかなりの額を自分の懐に入れていたと打ち明ける。
- 実は E.J.バレットがダベンポート海軍長官の姪であることと、それを最初から知っていたことがギブスの口から語られる。
- ジョナス・コッブが過去に購入していた牧場の敷地を捜査し、ジヴァを発見するとジヴァはジョナス・コッブの真の狙いは NCIS内部に入り、標的に近づくことだと言う。
- パーマーは春にブリーナと結婚する。(本人談)
- ジョナス・コッブはパーマーを人質にし、E.J.バレットと共に NCISから連れ出すが、その狙いはダベンポート海軍長官を誘い出すことで、我が家で待つというメッセージを残していた。
- 我が家とは E.J.バレットのチームを襲ったビルのことで、そのビルは昔フランケンシュタイン作戦の訓練施設だった。
- 腹を決めたダベンポート海軍長官は、CIAや海軍が公式に許可していないフランケンシュタイン作戦を実行したのは政治的な便宜からで、表舞台には出ずトレント・コルトに現場を任せたことを打ち明け、この事態を収拾したら辞表を提出すると言う。
- ギブスのチーム、ヴァンス局長、ダベンポート海軍長官が現場に赴き、ジョナス・コッブを射殺して事件は解決する。
- E.J.バレットのチームは解散し、トニーと E.J.バレットも別れることにする。
- レイ・クルスは長くアメリカを離れることになり、ジヴァは行かないでほしいと言うが、任務を優先するという。
- そのレイ・クルスの携帯電話に 「コルトがテルアビブに・・・ handle ASAP(早急に処理せよ)」 というメッセージが入る。
- マイク・フランクスの葬儀が執り行われるが、マイク・フランクスの眠る棺にはギブスが以前から地下室で彫っていた装飾が施されていた。(こぼれ話参照)
- NCISの局長室を新海軍長官に就任したクレイトン・ジャーヴィス(Clayton Jarvis(マット・クレイヴン(Matt Craven)))が訪れ、最初の任務として NCISの極秘情報を売り飛ばしている捜査官をどんな手を使ってでもあぶり出すようトニーに指示する・・・。
- (こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
- Caught By the Light / THE BOXER REBELLION
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