人食い殺人鬼 (Smoked)
- シーズン 04 エピソード 10 通算 第80話放送日 2006-11-28(US)
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- 煙突の中から死後 5-6年のミイラ化した男性の遺体が発見される。
- トニーはマクギーの本をすでに読み始めているが、自分がモデルとなっているトミーのキャラ設定が気に入らない。
- ジヴァもマクギーの本を読み、マクギーを殺すと宣言する。
- パーマーもマクギーの本を読んで気分を害している一人。
- ギブスはトニーが読んでいる本を取り上げるが、すでに取り上げた本は3冊目。
- アビーもマクギーの本の中に自分の寝室の描写があることを知っていた。
- トニーはシェパード局長の指令でラ・グルヌイユの捜査のため空港職員を装って潜入し、一味の荷物にGPSを仕込んでいる様子をシェパード局長がMTACで監視する。
- サボらないで仕事をするようにとトニーに声をかけたのが初登場のトレント・コルト。
- ギブスはトニーがシェパード局長の指示で仕事をしていることに気づいている。
- トニーが局長の仕事をするようになったのは、ギブスが引退した直後からで、信頼されている。(ジヴァ談)
- トバイアス・フォーネルが部下のロン・サックスを引き連れて NCISに現れ、ミイラ化した遺体は 12年間追っている連続殺人犯の容疑者だと主張し、事件の捜査権を主張する。
- トバイアス・フォーネルはテッド・バンディ の事件を捜査していたことがあり、サイコパスのことを熟知しているためギブスと気が合う。(ギブス談)
- ダッキーは昔、フランス人警察官を崖から突き落としてしまったことがあり、下に湖があったため彼は無事だったものの逮捕状が出されてしまい、ギブスと二人、ヨットでイギリスの海峡を越えて逃げ切った。 当時は優秀な捜査官だったシェパード局長が起訴を取り下げさせたが、彼女にヨットを奪われてしまった。(ダッキー談)
- パーマーとミシェル・リーが地下駐車場に停めてあるNCISのバンの中で関係を持つ。
- ダッキーが最近ギブスとの接し方にトゲがあったのは、ギブスが引退した日、ダッキーは家まで送ったがギブスは一言もしゃべらず、何の説明もなく別れの言葉もなかった。 長年の友情の中でシャノンとケリーの話しを一度も聞かされていなかったため。
- ギブスは謝るのが嫌い(弱さの表れ)だが、友だちには別だとダッキーに謝罪する。
- トニーとジャンヌ・ブノワは次のステップに進み、深い関係になる。
- アビーのラボにマーティ・ピアソンから黒いバラの花が届けられている。
- マーティ・ピアソンは、アビーと一緒にいるとサイズが関係ないと思える。(マーティのメッセージ・カードから)
- アビーはマーティ・ピアソンのラボに行き、事件解決に必要な特別な分析をしてもらう。
- トニーの父親は相手の女性がモンスター級の人物だと知ると、いつも引越しをした。(トニー談)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
殺人ロボットカー (Driven)
- シーズン 04 エピソード 11 通算 第81話放送日 2006-12-12(US)
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- トニーは病院に寄り、検便を提出してから被害者の家に向かうとジヴァに伝え、ジャンヌ・ブノワに会いに行く。
- トニーとジャンヌ・ブノワは翌日にディナーをする約束をするが、その約束を忘れないようにとジャンヌ・ブノワがトニーの腕に病院のバンドを付ける。
- トニーの携帯電話にジャンヌ・ブノワから電話が来たところでジヴァが画面を見ると、着信名が病院となっている。
- アビーがプログラムを改ざんされたAI搭載車の中で一酸化炭素中毒死しそうになる。
- トニーはシェパード局長のラ・グルヌイユ絡みの指令で、空港職員に扮して捜査した時に接触した3人が今夜ディナーの予約をしているが、予約は4人となっているので残りの1人が誰なのか探る。
- トニーはストリートミュージシャンに扮し、店の外で見たままの状況を歌詞にしてギターを弾きながら妙なメロディーに乗せてMTACのシェパード局長に聞かせる中、対象者(トレント・コルト)に顔を見られてしまったかもしれないと伝える。
- ジヴァが遅くまでオフィスに残ってペスト菌について調べており、菌が臓器に永続的な損傷を与えること、数カ月、数年後に再発する場合もあることを確認し、トニーもペスト菌に感染したことがあること、病院で検査を受けていること、腕に病院のバンドをしていることをギブスに伝える。
- トニーはジヴァが心配していることなど知らず、同時刻にジャンヌ・ブノワとベットの中で過ごしている・・・。
局長の宿敵 (Blowback)
- シーズン 04 エピソード 14 通算 第84話放送日 2007-02-06(US)
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- トニーは蟹座。(本人談)
- ギブスは乙女座。(本人談)
- ジヴァは蠍座。(本人談)
- 誘導ミサイルの誘導に使うアレスという海軍の衛星システムが開発者でもあり売人でもあるチャールズ・ハーロウ(Charles Harrow(フレッド・テート(Fred Tate )))の手によって武器商人ラ・グルヌイユの手に渡る可能性があることが判明。
- FBIが監視中の37歳、イギリス国籍の男はトレント・コルトという名でラ・グルヌイユの仲間の一人と判明。
- トニーとシェパード局長が進めていた調査とチームが抱える事案とが重なったが、それでも秘密裏に調査したいシェパード局長に対してトニーが難色を示す。
- シェパード局長はギブスがNCISを離れている間にトニーが新たな任務に就いたこと、それがラ・グルヌイユに関係することであるとギブスに話す。
- トレント・コルトは37歳でイギリス国籍。(NCIS調べ)
- マクギーは爪が繊細なためマニキュアをしている。(本人談)
- トニーが操作しているパソコンに一瞬だけジャンヌ・ブノワの写真が表示されたのをジヴァは見逃さなかったが、トニーはマクギーのイタズラだとごまかす。
- シェパード局長はギブスが4隻のボートを完成させていることを知っている。(本人談)
- シェパード局長が10年間もラ・グルヌイユを追っているのは、過去に何かがあり、個人的な恨みを持っているから。(ギブスとの会話から)
- 捜査中に死亡してしまったハーロウに代わり、ダッキーが潜入捜査で武器商人たちと接触することになる。
- 取り引きが成立し、ラ・グルヌイユの狙撃指令を出す直前になってシェパード局長の携帯電話にCIAから連絡があり、トレント・コルトとダッキーが扮したハーロウはCIAが送り込んだ潜入中の職員だと判明し、作戦は中止となってしまう。
- アレスはラ・グルヌイユの手に渡ってしまったが、ハーロウが改造してトロイの木馬(ウィルス)を仕込んであるため、悪用される危険性はないらしい。
トロイの木馬 (Trojan Horse)
- シーズン 04 エピソード 23 通算 第93話放送日 2007-05-08(US)
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- ギブスは、出張でシェパード局長が不在のため、局長室でペーパーワークをさせられている。
- ギブスのチームのメンバーは局長代理が何日続くで 50ドルを賭けており、 4日目で捜査に戻ると予想していたダッキーが当たりとなる。
- シェパード局長がラ・グルヌイユ絡みの件で元上級大尉のディミトリ・ボロフを捜していると知ったトレント・コルトは、シェパード局長と密会してボロフ上級大尉の居場所とラ・グルヌイユの情報を知らせる。
- トニーにジャンヌ・ブノワから連絡があり、新しく家を買う提案をするが、トニーはアパートを借りるのではなく家を買うのはいかがなものかと難色を示す。
- アビーはタクシー運転手と行きずりの恋におちたため、初体験は車内だった。(本人談)
- ジヴァの初体験は兵器輸送車の中。(本人談)
- シェパード局長は末期がんで入院中のボロフ上級大尉と面会し、ワルシャワ条約機構軍の武器の廃棄を認めた書類の存在を知らせ、武器を調達したラ・グルヌイユに関して聞くと、書類には双方のサインが必要だったためボロフ上級大尉も金をもらって加担していること、シェパード局長の父親もそれに関わっていることを聞かされる。
- シェパード局長が父親は12年前の1995年に亡くなったと伝えるが、ボロフ上級大尉は3週間前にここで会ったと言う・・・。
衝撃の真実 (Angel of Death)
- シーズン 04 エピソード 24 通算 第94話放送日 2007-05-22(US)
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- マクギーはポリグラフ検査でパニックになったことがある。(アビー談)
- マクギーはポリグラフ検査を克服するためアビーお手製の簡易検査機で練習するが、マクギー、ジェムシティ(DEEP SIX:執筆の際のペンネーム)の他に呼び名はあるかとの質問に、他にもプロビーやエルフロードと呼ばれることがあるのに「いいえ」と答えて異常値が出てしまう。
- マクギーは幼稚園のテストに失敗した。(アビー談)
- シェパード局長が出張から戻り、家に帰ると書斎に誰かが侵入した形跡があり、酒のボトルとグラスが机の上に置かれているのを見て、病室で聞いた父親のことが胸によぎる。
- ギブスはトバイアス・フォーネルの自宅で帰宅を待っているとトバイアス・フォーネルの娘のエミリー(こぼれ話参照)と元妻のダイアン(こぼれ話参照)を目にする。
- ギブスは元妻(ダイアン)に祖父の形見である時計を取られた。(本人談)
- 実施されるポリグラフ検査の目的はNCISに危険人物がいないかをが調べるためらしく、疑われているのはシェパード局長。
- 金曜日の夜、ジヴァ、マクギー、アビー、ミシェル・リーがバーで飲んでいる所にダッキーとパーマーが合流(このようなオフタイムのシーンは初めて)するが、急な呼び出しがあって残ったのはジヴァとダッキーのみ。
- トニーとジャンヌ・ブノワは翌日家を見に行くことになっており、家を買うと決定してはいないが真剣に考えてほしいとジャンヌ・ブノワに言われる。
- シェパード局長はアビーに書斎の机の上にあったボトルとグラスを預け、指紋を調べるように依頼する。
- マクギーがCIAをハッキングしてポリグラフ検査はNCISのインフラ防護局が指示しているが、実際にはCIAの国家秘密局のロードストーン作戦の一貫で、同じCIAの軍備管理局が指揮していると突きとめる。
- トレント・コルトは同じロードストーン作戦というタイトルの資料を持っており、中にはトニーとジャンヌ・ブノワを盗撮した写真が入っているが、それをラ・グルヌイユに見せる。
- ラ・グルヌイユとトレント・コルトはトニーを利用するつもりでいる。
- ジヴァは一緒に飲むと約束していたトニーが店に来ないことが気になって仕方がないが、それをダッキーに幼児を見守る母親か、恋人を思う女性のようだと指摘されて少し動揺する。
- アビーは右利きでも左利きでもなく両手が使える。(本人談)
- シェパード局長の父親はジャスパー・シェパード(Jasper Shepard(ウェブスター・ウィリアムズ(Webster Williams )))大佐で、12年前に自殺している。(マグギー調べ)
- アビーがシェパード局長の依頼で調べていたボトルとグラスの指紋がジャスパー・シェパード大佐のものと合致する。
- トニーとジャンヌ・ブノワが勤務先の病院から一緒に出るとラ・グルヌイユが待っているが、ジャンヌ・ブノワはラ・グルヌイユ(レネ・ブノワ)を父親だと紹介する。
- ラ・グルヌイユはトニーに「ようこそ教授」と言って車の中に招き入れる・・・。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
愛ゆえの嘘 (Bury Your Dead)
- シーズン 05 エピソード 01 通算 第95話放送日 2007-09-25(US)
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- アビーはしょっちゅうラボの床で寝ている。(本人談)
- シェパード局長が持ち込んだボトルとグラスの指紋が父親のものと一致したのを目にしたシェパード局長は結果を削除してしまうが、アビーは内容を確認し、指紋の一致は決定的で付着していた指紋も新しいものだと断定する。
- 金曜日の夜の飲み会に来なかったトニーと現在も一切の連絡がとれないことをジヴァとマクギーが心配していると、シェパード局長の携帯電話にトニーから正体がバレた時に使われる電話から連絡が入る。
- シェパード局長はトニーの恋人ジャンヌ・ブノワがラ・グルヌイユ(レネ・ブノワ)の娘であること、トニーが任務で接触していることをギブスのチームに明かす。
- トニーはジャンヌ・ブノワにトニー・ディナルド(Tony DiNardo)と名乗り、アメリカン大学の映画学の教授を装って接触している。(シェパード局長談)
- MTACで行方不明のトニーを追跡しているとトニーの愛車が爆発してしまう。
- チームが現場に駆けつけると車の中には焼死体があり、身長、体重はほぼトニーと一致、血液型もAプラスでトニーと同じ、車内からはトニーの身分証、拳銃、携帯電話が2台見つかり、すべてトニーの持ち物と判明するも、ダッキーとパーマーの司法解剖によって焼死体の肺は、ペスト菌に感染した跡が見られないことから別人であると判明。
- シェパード局長がポリグラフ検査で父親が生きていると妄想を抱いていると判断されたら次は治療させるかクビにするかということになるとギブスが警告。
- シェパード局長の父親は国防総省で軍備管理をしており、死んだ時には収賄を疑われていた。(シェパード局長談)
- 焼死体がトニーではないと判明し、続けてトニーの行方を捜索しているとNCISのオフィスにトレント・コルトが現れ、トニーとラ・グルヌイユの居場所を教えろと、CIAの長期に渡る最重要作戦をぶち壊す気かとシェパード局長に咬みつく。
- ラ・グルヌイユは数か月前にトニーの正体をトレント・コルトから聞いて知っていた。
- トニーがオフィスに現れ、車を運転していたのはラ・グルヌイユの部下だったことを説明するが、今回の爆発で今までの作戦もジャンヌ・ブノワとの関係もすべて吹き飛んでしまったと言う。
- マクギーはトニーが死んだとは思っていなかったが、ジヴァはあきらめていたとトニーにバラす。
- トニーの形見だとジヴァはペーパーナイフ、マグカップはパーマー、ホッチキスはダッキーが机から持っていっていた。
- トニーの車を爆破した犯人は 9件の犯行を重ねており、狙われたのはすべて武器商人だったことから、今回の爆破で狙われたのはトニーではなくジャンヌ・ブノワだと判明し、トニーとジヴァが保護に向かうが、すでにジャンヌ・ブノワは部屋を出た跡で、トニーへの手紙が置いてあった。 実はトニーは自分の口からジャンヌ・ブノワに正体を明かしていた。
- シェパード局長の家にラ・グルヌイユが現れ、CIAはラ・グルヌイユを世界一の武器商人に仕立てるつもりだったが誰かが見破り、ラ・グルヌイユを苦しめるためジャンヌ・ブノワの殺害を狙ってトニーの車を爆破したのだろうと言い、武器の売買から身を引くので武器に関する知識と引き換えに娘(ジャンヌ・ブノワ)を守って欲しい、そして自分も保護してほしいと申し入れるがシェパード局長は聞き入れない。
- シェパード局長はギブスに個人的な恨みで職務を放り出すのかと問われるが、最後までラ・グルヌイユとの取り引きには応じなかった。
- シェパード局長はラ・グルヌイユに私物の拳銃、9ミリのグロックを手渡し、自分の身は自分で守れという。
- シェパード局長はラ・グルヌイユに父親は立派で良心があったが、それでも誘惑に負けて賄賂を受け取ったと聞かされたがそれを信じず、金を受け取らない父親をラ・グルヌイユが殺したと思っている。
- ラ・グルヌイユについて更に調べを進めると船を借りていることが判明したので令状をとって逮捕(事実上の保護)に向かうが、船は無人で、ラ・グルヌイユのコートだけが残っていた。
- ギブスたちは、いつかラ・グルヌイユを捕まえると言ってその場を去るが、海にはラ・グルヌイユの死体が浮いていた・・・。(こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
ラ・グルヌイユの死 (Internal Affairs)
- シーズン 05 エピソード 14 通算 第108話放送日 2008-04-22(US)
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- NCISにトバイアス・フォーネル率いる FBIが現れ、引き上げられた遺体を DNA鑑定した結果、レネ・ブノワ(ラ・グルヌイユ)と確認したため、殺人事件として部署全体を捜査対象にするという。
- ギブスも取り調べを受けるが、疑われているのはシェパード局長だと見抜く。
- ラ・グルヌイユはシェパード局長の私物の銃、グロックの9ミリ弾で殺害されていた。
- ギブスはシェパード局長がラ・グルヌイユに銃を渡すところを見たとトバイアス・フォーネルに話す。
- レオン・ヴァンスがその取り調べの様子をミラー越しに見ている。
- ヴァンス局長(この時点では副局長)はコーヒーを飲まない。(本人談)
- レオン・ヴァンスは副局長の権限でシェパード局長の任を解くと通達し、停職処分を言い渡す。
- レオン・ヴァンスはギブスに9年前のチーズデニッシュ代 2ドル 42セントを返す。
- マクギーが地下室からボートを出す方法を訪ねるが、ギブスに適当にあしらわれてしまう。
- トバイアス・フォーネルの取り調べを受けたトニーは、自分も捜査対象の一人だと知る。
- ギブスがジャンヌ・ブノワと会い、FBIに証言した内容を問いただすとトニーが父親(ラ・グルヌイユ)を射殺するところを目撃したという。
- ジャンヌ・ブノワはアフリカのガボン で働いていた。(本人談)
- ダッキーの調べによるとラ・グルヌイユの手の甲にあった跡は自殺したシェパード局長の父であるジャスパーにも見られ、この類似は偶然ではないと言う。
- シェパード局長が NCISに来たジャンヌ・ブノワと会い、父親を射殺したのがトニーではないこと、ジャンヌ・ブノワが嘘の証言をしたことを認めさせる。
- ギブスが CIAのトレント・コルトを伴って現れ、ラ・グルヌイユの側近が殺したのが真相で、それから側近が組織を動かしていると言い捜査の打ち切りを持ちかける。
- トバイアス・フォーネルはシェパード局長の父親を殺害したのはトレント・コルトだろうと思っている。
- さらにシェパード局長がラ・グルヌイユに渡した銃でトレント・コルトがラ・グルヌイユを殺害したのかもしれないとも言う。
- ギブスは、トバイアス・フォーネルがシェパード局長の潔白が明らかになったら見せることを考えると言っていた資料を見せてはもらえなかった。
- トニーと 2人になったジャンヌ・ブノワが「少しは本気だった?」と訊くと、トニーは「No」と答え、ジャンヌ・ブノワは「出会わなければよかった」とつぶやいて去っていく。
- ギブスがシェパード局長にラ・グルヌイユ殺害について問うと、凶器の銃はラ・グルヌイユに渡したと言うが、実はギブスの記憶では一度は手にした銃をラ・グルヌイユは机の上に置いて出ていっていた・・・。(こぼれ話参照)
死を招く者 (Broken Bird)
- シーズン 06 エピソード 13 通算 第126話放送日 2009-01-13(US)
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- マクギーは 11歳の誕生日に Macintosh SE を贈ってもらった。(本人談)
- 路上で殺人事件が発生し、ダッキーが現場で検視を行っていたところ、スカーフを巻いた中東系の女性に事件で使われた凶器のナイフで右手を刺されてしまう。
- 女性は現場で 「兄の敵を討つ」 「死を招く者」 とアフガニスタンのダリー語で叫んでいた。
- ダッキーは自分の代わりとしてジョーダン・ハンプトン博士に検視官の代理になってもらう。
- ジミー・パーマーのジミーはオリオールズの選手(ジム・パーマー (James Alvin Palmer))にちなんだ名前。(本人談)
- アビーはスライスコ社の包丁セットの電話セールスしたことがある。(本人談)
- ダッキーは 30年前に医師団の一員としてアフガニスタンへ行っていたことは認めたが、詳しく語ろうとしない。
- 犯人はアフガニスタンからの移民のモスマ・ダウブと判明するが、大使館で身柄が保護されているばかりか、ダッキーをジュネーブ条約第4条違反で国際裁判所に訴えるという。
- ダッキーはイギリス軍の医師団がアフガニスタンへの志願者を募集していることを知り、自分が求められる所に行きたかったのに加え、当時はドイツ女性と関係がこじれていたため国を離れて手を切りたいと思って応募したと、自宅に来ていたジョーダン・ハンプトンに話す。
- ギブスはトレント・コルトと会い、1980年のジャワザイ難民キャンプの情報を手に入れるよう依頼する。
- トレント・コルトは資料をCIAの倉庫で見つけ、ギブスの家の地下室に届けるが、その見返りは今は必要ないと、万が一の時のために取っておくと言う。
- トレント・コルトはもう一つ、ヴァンス局長の資料も手に入れており、それを使って要領よくやれとギブスに渡すが、ギブスは目を通さず無造作に机の引き出しに放り込んでしまう。
- ダッキーの母親は施設に移ったばかりで、アルツハイマーは脳細胞の死滅によるものだが、辛い記憶を消し去り人生を楽にするための魂の営みに思えるとダッキーは言う。
- CIAの資料によると、当時ダッキーはアフガニスタンのキャンプで体質に先天的な欠陥があって痛みを感じないというマーシン・ジェレク(Marcin Jerek(ウィリアム・モーガン・シェパード(W. Morgan Sheppard )))と一緒に仕事をしていた。
- マーシン・ジェレクは反ソ連部隊の居場所を吐かせるためにモスマ・ダウブの兄であるジャヴィートを何度も拷問し、そのたびにダッキーが傷を縫合していた。
- マーシン・ジェレクはダッキーの同情心が恐怖心を和らげ、任務の邪魔になると考え、ダッキーを追い出すために無関係のジャヴィートを拷問し、ダッキーを精神的に追い込んでいた。
- ダッキーは拷問で苦しむジャヴィートを苦しみから解放させるために安楽死させていたと分かったモスマ・ダウブは、ダッキーへの訴えを取り下げる。
- しかし、ダッキーは犯罪ではなくても自分の行いに許しはないと心は晴れない。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
指名手配犯 (Dead Reckoning)
- シーズン 06 エピソード 20 通算 第133話放送日 2009-03-31(US)
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- トレント・コルトは銃撃戦で 2人を射殺した後、ギブスに電話して以前の借りを返せと言う。
- トレント・コルトは、この場所に NCISの最重要指名手配犯であるジョナサン・シラヴォが現れるはずなので来てみると 2人が死んでいたと主張する。
- ギブスはチームを呼び、ジョナサン・シラヴォが現れるのを待ってみることにする。
- トニーはトレント・コルトに車を吹っ飛ばされて殺されかけたので、そんなタレ込みは信じられないと言う。
- 現場に表れたのはジョナサン・シラヴォではなく、会計士のペリー・スターリン(Perry Sterling(クリスチャン・クレメンソン (Christian Clemenson)))だったが、彼はジョナサン・シラヴォの資金洗浄などに深く関わっている。
- ジョナサン・シラヴォの配下にある組織の人間が次々に殺害され、海賊行為をしている船も爆破されて乗組員が全滅するなど、何者かが組織を狙っていると思われる。
- ヴァンス局長はトレント・コルトは第一線を離れいるし、CIAはジョナサン・シラヴォを追ってはいないのでトレント・コルトが勝手に動いているのではないか、それを調べるべきだとギブスに忠告する。
- ヴァンス局長はギブスとの会話の中で、CIAに保管されていた自分の資料をギブスに渡したのがトレント・コルトであろうと推測する。
- パーマーは大学時代に ”PB & J” という四重唱(カルテット )のテノールとして活動しており、ディズニーランドの四重唱(ダッパー・ダンズ(The Dapper Dans ))を真似し、ベストを着てカンカン帽をかぶっていた。(本人談)
- ジョナサン・シラヴォが潜伏していると思われるアジトに踏み込むと、そこには昏睡状態のジョナサン・シラヴォがいた。
- ジョナサン・シラヴォの組織の口座から次々に現金が移動し、3億ドル以上の資金が消えて無くなりそうになるが、昏睡状態のままで指示を出せるはずもない。
- それを仕掛けているのは会計士のペリー・スターリンだったが、実はトレント・コルトがその金を差し押さえ、CIAの財源にしようとしていた。
- トレント・コルトは実際に第一線から外されデスクワークをさせられていたが、その手柄で復帰しようという目論見だった。(こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
フランケンシュタイン作戦 (Swan Song)
- シーズン 08 エピソード 23 通算 第185話放送日 2011-05-10(US)
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- ハワイで発生したポートキラー事件では、海軍の軍曹が襲われたが一命をとりとめており、軍曹の証言では襲われてもみ合った際、ハゲ頭の男に助けられたが彼は片目を失い、病院に運ばれたと言う。
- 調査の結果、ハゲ頭の男がCIAのトレント・コルトと判明し、その際に失ったのが NCISの網膜パターン認証を通過できる眼球だったと分かる。
- 網膜パターン認証を通過できるのは、以前の捜査で MTACに入れてもらえなかったことによる反発からトレント・コルトが裏操作で設定したしたためだった。
- ジヴァと付き合っていたレイ・クルスもトレント・コルトの情報源で、ポートキラーの本名がジョナス・コッブ(Jonas Cobb(カー・スミス(Kerr Smith )))大尉だということも CIAは認識していた。
- ジョナス・コッブは殺害した NCIS職員の IDで建物に何度も出入りしていた。
- ギブスはマイク・フランクスに連絡し、例の物を届けてほしいと依頼する。
- マイク・フランクスが持ってきたのは、過去に捜査資料の保管倉庫ですり替えて持ち出したウイリアム・デッカーが残した保険証券だった。
- マイク・フランクスは、この保険証券のおかげでヴァンス局長とうまくやれたと言う。
- トレント・コルトは、過去に行われたフランケンシュタイン作戦について説明する。
- その作戦では候補者を集め、まずは筆記、続いて心理テスト、そして体力検査などで候補者を熱さ寒さなど過酷な状況に置いて極限まで追い詰め、精神的限界を測り、どんなに困難な状況でも平静さを保てるか見極めて人数を絞り込んでいった。
- それは、アメリカ兵を海外に派遣して諜報活動の可能性を広げるためで、軍人を訓練してスパイ、そして暗殺者として育て、CIAの刺客にするための作戦だった。
- 軍歴は平凡だが出世のチャンスを待っており、心身ともに条件を満たしたジョナス・コッブ大尉がモデルケースとして選ばれたが、唯一の疑問は人を殺すことができるかだった。
- ジョナス・コッブ大尉は最初の任務で対象者を殺害したことで成功かと思われたが、殺人のショックでその後は訓練や命令に反応しなくなり、水兵として部隊に戻れず CIAが用意したパスポートや身分証を持って消え、世界各地で人を殺し始めた。
- それは CIAの不始末なので情報を公開せず、内々に対処するつもりだったという。
- ギブスと一緒にギブスの自宅に戻ったマイク・フランクスは、ギブスがヴァンス局長のことを信じることにしたようだが、最近はギブスを遠ざけて E.J.バレットを起用し、トレント・コルトとも何かをたくらんでいるようだとギブスに忠告する。
- マイク・フランクスはタバコを吸いにギブスの家の外に出るが、妙な気配を察してあたりを見回し、ポートキラーことジョナス・コッブを発見して銃を発射するが、ジョナス・コッブに凶器のメスで刺されて命を落としてしまう。
- ダッキーのプロファイリングによると、ジョナス・コッブは何年も窮屈な部隊にいたが、 CIAの任務の殺人で規則や善悪から解放され猛獣と化してしまい、階級や出世への反発から殺人を始めたのだろうと言う。
- ヴァンス局長がギブスと距離を置いたのは、友情より職務を優先したことと、上からの指示があったからだと、新人の E.J.バレットを出世させたのもヴァンス局長の判断ではないとギブスに説明する。
- その会話の途中で、ギブスはジョナス・コッブがギブスのデスクから私物のメガネを盗み、自宅にまでに来たのは出世を嫌悪しているからであり、ギブスが標的なのではなく共感しているため、ギブスを出し抜いて出世した E.J.バレットが標的になっているのではないかと推測する。
- その頃、ジョナス・コッブを追っていた E.J.バレットとサイモン・ケイド、ゲイン・レヴィンはジョナス・コッブから攻撃され、サイモン・ケイドとゲイン・レヴィンは銃弾によって負傷してしまう。
- そして、E.J.バレットもジョナス・コッブの手に落ち、喉元に銃を突きつけられる・・・。
ポートキラーの復讐 (Pyramid)
- シーズン 08 エピソード 24 通算 第186話放送日 2011-05-17(US)
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- E.J.バレットのチームが捜査していたビルにギブスのチームが駆けつけるが、サイモン・ケイドは重症を負い、ゲイン・レヴィンは死亡していた。
- E.J.バレットはポートキラーことジョナス・コッブに連れ去られたと思われたが、駐車中の車のトランクからラップで巻かれた状態で助け出される。
- その車には電話番号が刻まれていたが、それはレイ・クルスのものだった。
- 本件の根本にあるフランケンシュタイン作戦は、海軍大学時代にヴァンス局長は発案したもので、海軍と CIAの共同作戦となり、ダベンポート海軍長官もヴァンス局長もその訓練の様子を現場で見ていた。
- ジョナス・コッブは今の自分を作り上げた者への復讐という目的に目覚めた。
- ヴァンス局長の要請で NCISに来たダベンポート海軍長官は、ヴァンス局長の手でうまく処理するように言うが、過去の過ちを正すべきだとヴァンス局長は言う。
- 亡くなったゲイン・レヴィンに別れを告げたいという E.J.バレットを検視室に 1人残すと、彼女はゲイン・レヴィンの腕からマイクロチップを取り出して持ち去る。
- ギブスはマイク・フランクスから以前に手紙を貰っており、そこには肺がんで残り数カ月の命だろうと書かれていた。
- トレント・コルトからの情報でレイ・クルスの居場所が判明したのでジヴァが向かうと、そこで待ち受けていたのはジョナス・コッブだった。
- ジヴァとの連絡が取れなくなって落ち着かないトニーに、E.J.バレットはみんなジヴァを心配していると言うと、トニーは心配の度合いが違うと応える。
- ジヴァを捜索するギブスのチームの前にジョナス・コッブが現れ、抵抗せずに身柄を確保される。
- トニーがレイ・クルスに知っていることをすべて話せと迫ると、トレント・コルトの役割は 2つで、1つ目は CIA主導のフランケンシュタイン作戦だが、2つ目は海外の政治家などへ暗殺者を派遣しており、その利益のかなりの額を自分の懐に入れていたと打ち明ける。
- 実は E.J.バレットがダベンポート海軍長官の姪であることと、それを最初から知っていたことがギブスの口から語られる。
- ジョナス・コッブが過去に購入していた牧場の敷地を捜査し、ジヴァを発見するとジヴァはジョナス・コッブの真の狙いは NCIS内部に入り、標的に近づくことだと言う。
- パーマーは春にブリーナと結婚する。(本人談)
- ジョナス・コッブはパーマーを人質にし、E.J.バレットと共に NCISから連れ出すが、その狙いはダベンポート海軍長官を誘い出すことで、我が家で待つというメッセージを残していた。
- 我が家とは E.J.バレットのチームを襲ったビルのことで、そのビルは昔フランケンシュタイン作戦の訓練施設だった。
- 腹を決めたダベンポート海軍長官は、CIAや海軍が公式に許可していないフランケンシュタイン作戦を実行したのは政治的な便宜からで、表舞台には出ずトレント・コルトに現場を任せたことを打ち明け、この事態を収拾したら辞表を提出すると言う。
- ギブスのチーム、ヴァンス局長、ダベンポート海軍長官が現場に赴き、ジョナス・コッブを射殺して事件は解決する。
- E.J.バレットのチームは解散し、トニーと E.J.バレットも別れることにする。
- レイ・クルスは長くアメリカを離れることになり、ジヴァは行かないでほしいと言うが、任務を優先するという。
- そのレイ・クルスの携帯電話に 「コルトがテルアビブに・・・ handle ASAP(早急に処理せよ)」 というメッセージが入る。
- マイク・フランクスの葬儀が執り行われるが、マイク・フランクスの眠る棺にはギブスが以前から地下室で彫っていた装飾が施されていた。(こぼれ話参照)
- NCISの局長室を新海軍長官に就任したクレイトン・ジャーヴィス(Clayton Jarvis(マット・クレイヴン(Matt Craven)))が訪れ、最初の任務として NCISの極秘情報を売り飛ばしている捜査官をどんな手を使ってでもあぶり出すようトニーに指示する・・・。
- (こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
真犯人 (Dead Letter)
- シーズン 13 エピソード 23 通算 第305話放送日 2016-05-10(US)
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- 撃たれたトバイアス・フォーネルは病院に緊急搬送されるが危険な状態が続き、ジェシカ・ターディは発見された時点ですでに死亡していた。
- モスクワから帰国して病院に駆けつけたトニーはジェイコブ・スコットがアメリカに戻ってきていることをギブスに報告する。
- 犯行の現場となったギブスの自宅を現場検証をしているところにトバイアス・フォーネルの娘のエミリー・フォーネルが来て、必ず犯人を捕まえてほしいとギブスに言う。
- ヴァンス局長のもとに FBIでトバイアス・フォーネルと組んでいたテス・モンロー(Tess Monroe(サラ・クラーク (Sarah Clarke)))捜査官が来ており、今回の事件で FBI側の指揮を執るとギブスに紹介される。
- ジェイコブ・スコットが命を狙っていると思われる関係者を FBIが保護しているが、NCISの国家公安部で働いていたドレッサー元捜査官とケイン元捜査官の 2人が退職後に行方不明になっており、彼らがスパイだった可能性があるとテス・モンローは言う。
- ギブスの携帯電話にエミリーから病院に来てほしいとの連絡があったため急いで駆けつけると、トバイアス・フォーネルは蘇生を拒否するとカルテに指示があり、家族ではないギブスをを代理人として指名しているのでエミリーがそれを破棄してほしいと願っても発言権はないと看護師が言っている。
- エミリーがトバイアス・フォーネルはどん底の時にそれに署名したが、今は立ち直っているので父親に闘うチャンスを与えてほしいとギブスに言うと、最初からそのつもりだと蘇生拒否の書類を破り捨てる。
- 行方不明になっていたドレッサー元捜査官を目撃したとの情報から、彼が偽名で借りている家を突き止めて踏み込むと、すでにドレッサー元捜査官は殺害されており、MI6のクレイトン・リーヴスとトレント・コルトが格闘していた。
- トレント・コルトは、ドレッサー元捜査官は友人で、尾行されているという連絡があったため来てみたところ、クレイトン・リーヴスがドレッサー元捜査官の死体の側に立っていたので取り押さえようとして格闘となったと言う。
- テス・モンローはギブスの噂を聞いて興味を持ったとダッキーのところに来て、過去にギブスのプロファイリングをしたかと聞くが、ダッキーは結果は極秘だと言う。
- ケイン元捜査官を逮捕し、口座に不審な大金の振り込みがあったのは 2002年にロシアに情報を売った見返りでないかと追求すると、ケイン元捜査官は何も話さず弁護士を要求するが、ギブスにその必要はない、釈放するのでジェイコブ・スコットからうまく逃げろと言われ、仕方なくジェイコブ・スコットが古いモーテルを隠れ家として使っていることを話す。
- 今はオフィスとして使われているモーテルだった場所に不法侵入があったため、監視カメラの映像を確認すると壁の中から何かを取り出すジェイコブ・スコットの姿があった。
- ジェイコブ・スコットはその場の Wi-fiを使って何かを検索していたと判ったためアビーが調べた結果、彼はジヴァに関する情報を閲覧していたことが分かる。
- アビーのラボに、ギブスに頼まれたのでジェイコブ・スコットのスパイ事件の証拠品を持ってきたとトレント・コルトが現れる。
- 丁度その時、アビーはジェイコブ・スコットが誰かに電話をしていた記録を分析しており、彼が自家用飛行機を手配してテルアビブに向かう準備をしているらしいことが判明する。
- エミリーが付き添う病室で、トバイアス・フォーネルは意識を取り戻す。
- 見舞いに来たギブスとの会話の途中、トバイアス・フォーネルは自分の足にペディキュアが塗られているのを見つけるが、エミリーの仕業だとギブスに知らされると悪くないと言う。
- ギブスのチームが近辺の空港にジェイコブ・スコットの手配などをしていると、何とジェイコブ・スコットが NCISのオフィスに現れる。
- ジェイコブ・スコットは一連の殺人事件も 2002年のスパイ事件もすべて罠であり、何者かが自分を陥れて妻まで殺されたと言い、昔モーテルだった隠れ家には妻が残したメモがあったが、それにはモサド局長の持つ資料が無実を証明してくれると書かれていたため、イーライ・ダヴィードの死後に資料は娘の手に渡ったであろうと思い、ジヴァを探すためネットで調べたと言う。
- そして、ジェイコブ・スコットが NCISに来たのはギブスが必ず真実を突き止める人物だと聞いたからで、自分の無実を証明してくれると思ったからだと言う。
- ギブスがジェイコブ・スコットの言葉を信じると言うと、テス・モンローはギブスは何かを見抜いているのだろうからと、その考えを支持する。
- ジェイコブ・スコットの言葉どおり彼が無実であることが少しずつ証明されて行き、ドレッサー元捜査官の遺体に残された血液はトレント・コルトのもので殺害の際に付着したものと思われ、様々な場所に残されていた指紋もコルトが仕込んだと考えられる。
- さらにケイン元捜査官の供述で、彼の口座に大金を振り込んだのはトレント・コルトであり、2002年にロシアに情報を売っていたのもトレント・コルトだったことが判る。
- トレント・コルトはジェイコブ・スコットが脱獄したことで全てが明らかになる危険があったため、次々に関係者を殺害してその罪をジェイコブ・スコットに着せ、今はジヴァが持っていると思われる資料を奪うためイスラエルに向かったものと思われる。
- その時、テレビのニュースがイスラエルで爆発事件があったことを伝え始める。
- その場所は元モサド局長のイーライ・ダヴィードが所有していた農場でテロ攻撃とみられるとニュースは続く・・・。
- To be continued...
トニーの決断 (Family First)
- シーズン 13 エピソード 24 通算 第306話放送日 2016-05-17(US)
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- トニーがイスラエル総保安庁のアダム・エシェルに確認すると、ジヴァはイーライ・ダヴィードの農場に滞在していたらしい。
- 農場の爆破後、トレント・コルトの行方はつかめないがブダペストに隠れ家があるらしいという情報をつかむ。
- ジヴァの身を案じるトニーは、イスラエルに向かう許可をギブスから得る。
- トバイアス・フォーネルは少しずつ回復してもうすぐ ICUから出られるが、銃弾で重度の神経損傷を負っているため一時的に右の腕と脚に問題が起きると思われ、つらいリハビリが待っているだろうと看護師が説明する。
- 病室にギブスを探していたとグレイス・コンファローンが現れ、エミリー・フォーネルに辛いだろうと言い、何かできることはないかと尋ねると、ギブスは捜査をしている間エミリーを一人にしたくないので付き添ってほしいと頼む。
- エミリーは知らない人の世話になりたくないと反発するが、ギブスはグレイス・コンファローンは信用できるとエミリーに言う。
- グレイス・コンファローンがギブスを探していたというのは芝居で、実は最初からギブスがエミリーの付き添いを依頼していたのだったが、エミリーは手ごわいので苦労するだろう、健闘を祈ると言い残してギブスは病室を去って行く。
- ヴァンス局長の元にテルアビブからの知らせが届く・・・。
- マクギーとアビーがイスラエルに向かう準備を進めるトニーの自宅を訪れ、ヴァンス局長のところにジヴァの訃報が入ったことを伝える。
- ジヴァは最後まで戦ってカッコよく死ぬと思っていた。(パーマー談)
- しかし、ジヴァは就寝中に追撃砲を撃ち込まれて死亡してしまったという。
- オフィスに戻ったマクギーにビショップがトニーの様子を聞くと、予想通りジヴァの敵を討ちたいと言っていると答える。
- 怒りに震えるトニーをオフィスに来たシニアが落ち着かせようとし、今のままではダメなので一晩だけでも自宅に戻って態勢を立て直そうと言い、ギブスもそうするように言うが、トニーは、ギブスにとってジヴァは娘同然でマクギーやアビーの姉貴分のはずであり、同僚が殺された時はチーム全員が協力して犯人を追い詰めたはずだと自制が効かない。
- するとギブスはこれは命令だと、仲間に任せられないのであれば仕事を辞めろと厳しく言う。
- 事件について検討していると、テス・モンローがトレント・コルトは出国しておらず国内におり、自分の手を汚さず農場の爆破は殺し屋に依頼したのではないかという疑問を口にする。
- その可能性が大きいとみたギブスは、ビショップに NSAの情報網を使ってトレント・コルトの情報を探るよう指示する。
- ギブスがオフィスの一角にある殉職者の写真が飾られた場所でジヴァの身分証を見ながら過去を思い出しているところにマクギーが近寄り、NCISで働き始めた時に ”優秀な捜査官が一度やると決めたら最後までやり遂げる” とギブスに言われたことを最近になってよく思い出すと言い、トバイアス・フォーネルとジヴァのためにやりましょうとギブスに進言する。
- NSAの調査で、やはりトレント・コルトは国内から殺し屋を雇い、偽名で 3万ドルを送金してたことが確認される。
- 自宅に戻っていたトニーがヴァンス局長に呼ばれて局長室に入ると、そこにはモサド局長のオーリ・エルバズが来ていた。
- オーリ・エルバズは爆破された農場には火の手が回らない部屋があり、そこには生存者がいたが、それはタリ(Tali(エミリア・ゴルフィエリ(Emelia Golfieri )))というジヴァの娘で、父親はトニーだと言う。
- トニーは子どもが生まれたと教えてくれたら駆けつけたと言うが、オーリ・エルバズは、ジヴァはトニーの人生を邪魔したくないから黙っていたのだろうと言い、ジヴァは自立した女性なので男性を必要とせず、タリの成長とともに知らせなかったことを後悔はしていたようだが、それでも自信を持って一人でタリを育てていたし、トニーはきっと喜ばないだろうから言えずにいたと諭すと、トニーはジヴァは俺のことを分かっていないと言う。
- 自宅にタリを連れ帰ったトニーのところにパーマーが来ており、父子家庭になって危険な仕事と両立できるのかと問い、幸せならばタリのお手本になるので問題ないが、子どもは何でもマネをするするので今後はトニーの背中を見て育つことになると言う。
- アビーがギブスの家に残っていたトレント・コルトの靴跡に含まれる放射性同位体 が、トレント・コルトの知り合いだった核の専門家が勤める核研究施設の土に含まれる同位体と一致することを突き止めたため、その施設にチームが向かうが、すでに核の専門家は連れ去られた後だった。
- 監視カメラの映像を調べると、そこにはコルトの姿があり、読唇術を心得るテス・モンローは核の専門家が資料はチェサピークの家にあると言っていると読み取る。
- トレント・コルトに世界各国の核の情報を渡すわけにはいかないと、チームのメンバーはチェサピークに急行する。
- トニーとジヴァが並んで写った写真を見たタリは、ジヴァを指差しヘブライ語で ”ママ” を意味する 「イマ」 と言い、次にトニーを指差して ”パパ” を意味する 「アバ」 と言う。
- それを聞いたトニーは、ジヴァがタリにトニーのことを教えていたこと、そしてタリがトニーを知っていることを悟る。
- トニーはジヴァのネックレスを今はタリのものだと言って首に飾ってあげる。
- そこにマクギーからトレント・コルト発見の知らせが入り、トニーは現場に向かう。
- 現場から逃げるトレント・コルトを追い詰め、トニーがその場に到着すると、トレント・コルトはジヴァが家の中にいるとは知らなかったと言い、単なるビジネスで私情は挟んでいないと言い訳をする。
- しかし、トニーが俺の家族だったと言い、許すつもりがないと悟ると銃を抜こうとしたためチームのメンバーたちからの発砲を受けて射殺される。
- 事件が解決してギブスの地下室を訪れたトニーは、捜査官を辞める決意をギブスに告げる。
- 今はジヴァとの間に生まれた娘のタリがおり、もう自分一人の人生ではなくなったことと、今までにはない感情が生まれてマクギーからトレント・コルト発見の知らせを受けた時も敵討ちなどどうでもよく、ただタリを守りたいとしか思わなかったと話す。
- タリはすべてを失ってしまい、今はトニー自身がタリにとってのすべてとなったので、一緒にイスラエルに行き、そのあとジヴァの愛した町、パリで暮らそうと思っていると伝える。
- オフィスでのトニー最後の日、アビーはジヴァがどれだけトニーを愛していたか知っていると言い、その想いをジヴァから聞いていたのでトニーにもちゃんと分かって欲しいと言う。
- トニーはマクギーに一言だけ言いたいと、初めて超特別捜査官マクギーと呼ぶ。
- ビショップには優秀な捜査官だと、もっと上を目指せると伝える。
- まずはどこへ行くのかと聞かれたトニーは、タリの待つ家に帰ると言い残してオフィスを後にする・・・。
- (こぼれ話参照 1)
- (こぼれ話参照 2)