ウイリアム・デッカーが関わるエピソード一覧
- シーズン 05 エピソード 18 通算 第112話放送日 2008-05-20(US)
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- シェパード局長の友人で、引退後も親しかったウイリアム・デッカー(William Decker(マーク・バハニアン(Marc Vahanian )))特別捜査官の葬儀がロスアンゼルスで執り行われた際、受付で ”オシマイダ” という名の出席者を探す男が現れる。
- ジヴァが水着でホテルのプールのデッキ・チェアでくつろいでいる姿をトニーが写真に収める。
- シェパード局長はマイク・フランクスをメキシコから呼び寄せ、ウイリアム・デッカーの次に死ぬのは自分だから信頼できる外部の人間であるマイク・フランクスに助けてほしいと申し出る。
- シェパード局長は 10年前にギブスと共にロシアのスパイ集団に潜入、ウイリアム・デッカーが通信を担当して任務を遂行していたが、”オシマイダ” は正体がバレた時の暗号だったので、次に狙われるのはシェパード局長自身かギブスでろうとマイク・フランクスに説明する。
- シェパード局長はピッキング をギブスから見て学んだが、それをギブスに教えたのはマイク・フランクス。(マイク・フランクス談)
- 亡くなったウイリアム・デッカーは、恋人のサーシャ・ゴードン(Sasha Gordon(ベッツィー・ルー(Betsy Rue )))に、自分の身に何かあったら NCISのシェパードに砂漠にある改装予定の古いレストランに保険証券があると伝えてほしいと伝言を残していた。
- アビーはシェパード局長の指示で、葬儀会場で ”オシマイダ” と言った男が 3日前にモスクワからロスアンゼルスに来たヴィゴ・ドランティエフ(Viggo Drantyev(オレッグ・タクタロフ (Oleg Taktarov)))だと突き止めて報告すると、シェパード局長は誰の差し金で来て、誰が標的なのか分かる。
- 町を出ようとしたウイリアム・デッカーの恋人サーシャが謎の死を遂げる。
- トニーとジヴァは何度もシェパード局長の安否を確認し、護衛につくと申し出るが断られてしまう。
- シェパード局長とギブスの別れは将来設計に合わないという理由から局長自身が選択したが、今は後悔している。(本人談)
- マイク・フランクスはシェパード局長のバッグの中の薬を見て大きな病気をしていると気づいている。
- ギブスのもとにFBIのトバイアス・フォーネルから見せることを考えると言われていたラ・グルヌイユの資料が送られてくる。
- ギブスはラ・グルヌイユの資料の中にあった薬きょうの写真をアビーに分析させると、薬きょうに残ったキズは弾倉の欠陥によるものだろうと判断する。
- ギブスはシェパード局長から返却された拳銃のグロックの弾倉から銃弾を取り出し、そこに同じキズがあることに気づく。(こぼれ話参照)
- マイク・フランクスがレストランの裏で水を汲んでいる間に、4人の男がレストランを襲ってシェパード局長と銃撃戦になる。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
- Hollywood / COLLECTIVE SOUL
- I Get Around / THE BEACH BOYS
- シーズン 05 エピソード 19 通算 第113話放送日 2008-05-20(US)
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- ギブスはトニーとジヴァからシェパード局長の死を知らされ現場に駆けつける。
- レオン・ヴァンスが一足先に来ており、シェパード局長を襲ったのは 5人、4人は死亡したが 1人が逃走したと聞かされるが、現場から去ったのがマイク・フランクスだとギブスは知っている。
- シェパード局長はギブスを守るために死んだ。(マイク・フランクス談)
- ウイリアム・デッカーは正体がバレた時、ギブスを差し出さずに警告を発して時間を稼いだ。(マイク・フランクス談)
- ギブスは 9年前のパリでの任務に不始末はなかったと言うが、当時の捜査官 3人のうち 2人が死んだ(デッカーとシェパード)からには何かあったはずだとマイク・フランクスは感じている。
- シェパード局長は病が進行すると知っていたので、激しい痛みや運動障害が現れる前に銃弾に倒れた方がやすらかだったかも知れないとダッキーは言う。
- ギブスは空港の監視カメラが捉えたヴィゴ・ドランティエフとタクシーに乗り込む女性を見てオフィスから姿を消す。
- マクギーはウイリアム・デッカーが残した 71399-2181-5378という謎の数字は緯度・軽度ではなく暗号化されていると思い、文字置換、頻度分析 、アフィン変換 などを試していたものの、レオン・ヴァンスに指摘された転置式暗号 、ヴィジュネル暗号 はまだ試していなかったが、実は暗号ではなく名称が NCISになる前の NIS時代に使われていた事件番号だと分かり、ウイリアム・デッカーは捜査資料の中に保険証券を隠したのであろうと推測して保管倉庫に行ってみると、すでにマイク・フランクスがすり替えた後だった。
- ギブスはオフィスから出た後、証拠品だったヴィゴ・ドランティエフの携帯電話を持ち出してシェパード局長の家に行き、監視カメラに映っていた女性、ナターシャからの連絡を待つ。
- ナターシャは元KGBの殺し屋の仲間だったが、その男を殺された恨みでシェパード局長やギブスに復讐しようとしていた。
- シェパード局長がモスクワでナターシャを殺害するはずだったが、殺すことができなかった。
- ギブスが撃たれる寸前にマイク・フランクスがナターシャを射殺する。
- ギブスとマイク・フランクスはナターシャの遺体と分からなくするため、シェパード局長の家に火を放つ。
- シェパード局長は自宅の火災で亡くなったと公式発表され、捜査官時代に任務を果たせなかった事実も銃撃戦で殺害された事実も葬り去られることになった。
- 新局長に就任したレオン・ヴァンスは、局長室にある金庫から自分の資料を取り出し、1ページを抜いてシュレッダーにかける。
- レオン・ヴァンスはシェパード局長の葬儀が終わった後にギブスとそのチームを局長室に呼び、それぞれに辞令を伝える。
- ジヴァは連絡将校の職が廃止になったため帰国せよとの指示。
- マクギーは翌日からサイバー犯罪課に異動せとの指示。
- トニーは翌日から海上勤務(空母ロナルド・レーガンに乗船)せよとの指示。
- ギブスには新しくチームとなる 3人の資料が手渡される・・・。
- (アメリカではエピソード18(#112)と本作エピソード19(#113)が同日に放送)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
- Follow That Sound / SHARON LITTLE
- Mama Song / KEATON SIMONS
- シーズン 08 エピソード 23 通算 第185話放送日 2011-05-10(US)
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- ハワイで発生したポートキラー事件では、海軍の軍曹が襲われたが一命をとりとめており、軍曹の証言では襲われてもみ合った際、ハゲ頭の男に助けられたが彼は片目を失い、病院に運ばれたと言う。
- 調査の結果、ハゲ頭の男がCIAのトレント・コルトと判明し、その際に失ったのが NCISの網膜パターン認証を通過できる眼球だったと分かる。
- 網膜パターン認証を通過できるのは、以前の捜査で MTACに入れてもらえなかったことによる反発からトレント・コルトが裏操作で設定したしたためだった。
- ジヴァと付き合っていたレイ・クルスもトレント・コルトの情報源で、ポートキラーの本名がジョナス・コッブ(Jonas Cobb(カー・スミス(Kerr Smith )))大尉だということも CIAは認識していた。
- ジョナス・コッブは殺害した NCIS職員の IDで建物に何度も出入りしていた。
- ギブスはマイク・フランクスに連絡し、例の物を届けてほしいと依頼する。
- マイク・フランクスが持ってきたのは、過去に捜査資料の保管倉庫ですり替えて持ち出したウイリアム・デッカーが残した保険証券だった。
- マイク・フランクスは、この保険証券のおかげでヴァンス局長とうまくやれたと言う。
- トレント・コルトは、過去に行われたフランケンシュタイン作戦について説明する。
- その作戦では候補者を集め、まずは筆記、続いて心理テスト、そして体力検査などで候補者を熱さ寒さなど過酷な状況に置いて極限まで追い詰め、精神的限界を測り、どんなに困難な状況でも平静さを保てるか見極めて人数を絞り込んでいった。
- それは、アメリカ兵を海外に派遣して諜報活動の可能性を広げるためで、軍人を訓練してスパイ、そして暗殺者として育て、CIAの刺客にするための作戦だった。
- 軍歴は平凡だが出世のチャンスを待っており、心身ともに条件を満たしたジョナス・コッブ大尉がモデルケースとして選ばれたが、唯一の疑問は人を殺すことができるかだった。
- ジョナス・コッブ大尉は最初の任務で対象者を殺害したことで成功かと思われたが、殺人のショックでその後は訓練や命令に反応しなくなり、水兵として部隊に戻れず CIAが用意したパスポートや身分証を持って消え、世界各地で人を殺し始めた。
- それは CIAの不始末なので情報を公開せず、内々に対処するつもりだったという。
- ギブスと一緒にギブスの自宅に戻ったマイク・フランクスは、ギブスがヴァンス局長のことを信じることにしたようだが、最近はギブスを遠ざけて E.J.バレットを起用し、トレント・コルトとも何かをたくらんでいるようだとギブスに忠告する。
- マイク・フランクスはタバコを吸いにギブスの家の外に出るが、妙な気配を察してあたりを見回し、ポートキラーことジョナス・コッブを発見して銃を発射するが、ジョナス・コッブに凶器のメスで刺されて命を落としてしまう。
- ダッキーのプロファイリングによると、ジョナス・コッブは何年も窮屈な部隊にいたが、 CIAの任務の殺人で規則や善悪から解放され猛獣と化してしまい、階級や出世への反発から殺人を始めたのだろうと言う。
- ヴァンス局長がギブスと距離を置いたのは、友情より職務を優先したことと、上からの指示があったからだと、新人の E.J.バレットを出世させたのもヴァンス局長の判断ではないとギブスに説明する。
- その会話の途中で、ギブスはジョナス・コッブがギブスのデスクから私物のメガネを盗み、自宅にまでに来たのは出世を嫌悪しているからであり、ギブスが標的なのではなく共感しているため、ギブスを出し抜いて出世した E.J.バレットが標的になっているのではないかと推測する。
- その頃、ジョナス・コッブを追っていた E.J.バレットとサイモン・ケイド、ゲイン・レヴィンはジョナス・コッブから攻撃され、サイモン・ケイドとゲイン・レヴィンは銃弾によって負傷してしまう。
- そして、E.J.バレットもジョナス・コッブの手に落ち、喉元に銃を突きつけられる・・・。
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