遠い記憶 (前編) (Hiatus Part 1)
- シーズン 03 エピソード 23 通算 第69話放送日 2006-05-09(US)
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- ギブスは映画『ユージュアル・サスペクツ (The Usual Suspects)』に出演しているガブリエル・バーン (Gabriel Byrne)に似ている。(トニー談)
- ジヴァはミュージカル映画が好き。(本人談)
- ギブスは事件の捜査中、乗り込んだ船で潜入捜査中のガリブ捜査官と会っていると、側にあったドラム缶が爆発して昏睡状態となってしまう。
- その混乱に乗じて無線係をしていたテロ組織アブ・サヤフ (Abu Sayyaf Group)のメンバーでフィリピン籍のピンピン・プーラが失踪。
- ギブスの言う「謝るのは弱さの表れ」は映画『黄色いリボン (She Wore a Yellow Ribbon)』でジョン・ウェイン (John Wayne)が演じたデュークのセリフ。(トニー談)
- ジヴァはトルコ語で尋問することができる。(本人談)
- ダッキーは幼い頃と愚かだった頃の2度、爆弾の上に座ったことがある。(本人談)
- 専門医のトッド・ギルフォード(Todd Gelfand(ブレット・カレン (Brett Cullen)))は、湾岸戦争の時(1991年)クウェートでも昏睡状態となったギブスを診たが、脳に損傷もなく、脳波も正常なのに 19日間も眠り続けたこと、そして今回も同じ状態であること、そしてそれは脳へのダメージではなくギブスの意思によるものかもしれないとダッキーに説く。(こぼれ話参照)
- ギブスが昏睡状態の中で見た回想シーンにマイク・フランクスが初登場し、シャノンとケリーを殺したペドロ・ヘルナンデスの顔写真も初めて映し出される。さらに、ギブスがマイクに妻と娘を殺した犯人の居場所を聞くと、資料を置いてマイクがトイレに行くシーン、ギブスがペドロ・ヘルナンデスの居場所を突き止め、狙撃するシーンと続く。
- アビーのオナラの音は女性的。(マクギー談)
- ジヴァとアビーはギブスの身を案じてピリピリしていたが、互いのことが理解できず、感情が爆発して双方とも 2度ずつ頬を平手打ちしてしまう。
- マクギーは血を見るのが苦手。(トニー談)
- ギブスは優秀な捜査官で立派なリーダー、そして政治家との交渉術も心得ている。(シェパード局長談)
- 船上で爆死したのは潜入捜査していたガリブ捜査官であると DNAから判明。
(ギブスが会っていたのは捜査官ではなく、実はピンピン・プーラ) - トニーはコーヒーが飲めない。(マクギー談)
- トニーが不在のギブスを真似てコーヒーを飲む。
- ダッキーの叔父カルキンは酒樽を作る職人だった。(本人談)
- ダッキーは高校時代、チェスの大会で優勝したことがある。(本人談)
- ダッキーとギブスは親友だがギブスの過去をよく知らない。(本人談)
- ギブスがやっと昏睡から覚醒するが、ダッキーのことが分からない・・・。
To be continued...
遠い記憶 (後編) (Hiatus Part 2)
- シーズン 03 エピソード 24 通算 第70話放送日 2006-05-16(US)
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- ダッキーの母親はフェリーにダッキーを忘れ、それに気づいたのはバスの中だった。(本人談)
- ギブスを担当している専門医のトッド・ギルフォードは、ギブスには辛い過去があるため長く昏睡状態になり、今は記憶を失っているのはなく、過去の爆発の時の記憶と混濁しているのだろうとシェパード局長に説明。
- マクギーは 16歳の時の事故の記憶がない。(本人談)
- ギブスには3人の妻の前にシャノンという妻とケリーという娘がいた。(シェパード局長調べ)
- ダッキーもシェパード局長もシャノンとケリーのことを知らなかった。
(ここまで妻は3人とギブスが言い続けていたのは設定のミスではなく、それを隠していたというシナリオだったと思われる) - ギブスとシャノンは 1982年に結婚、84年にケリーが生まれたが、その母娘はギブスが出征中に殺された。 シャノンはメキシコの麻薬ディーラーであるペドロ・ヘルナンデスが海兵隊員を射殺するのを目撃したため NISに保護されるも車での走行中、スナイパーに狙撃されて捜査官が即死、シャノンと当時 8歳のケリーも衝突して死亡したが、犯人はメキシコに逃げて消息を断ったため事件は迷宮入りになってしまった。(シェパード局長調べ)(こぼれ話参照)
- ギブスなら地獄まで追いかけて復讐したはずだから、事件は解決しているはず。(ダッキー談)
(この時点では狙撃の事実を知らないので、ギブスのことをよく分かっているからこその勘なのか) - 専門医のトッド・ギルフォードはシェパード局長に好意を持っている。
- NCISの要請を受け、ギブスの先輩であるマイク・フランクスが病室を訪ねる。
- ギブスはマイクがシャノンの事件を捜査していたこと、ペンドルトン基地 (Marine Corps Base Camp Pendleton)にいたこと、ギブスに捜査資料を見せてくれたこと、そしてギブスを導いてくれた人であり、ギブスが NISに入った年に NCISに名称が変更になったことなどを思い出す。
- マイクはテロ攻撃の警告をしたのに信じてもらえず、ホバル・タワー爆破事件を防げなかったため組織に失望して辞職することになった。
- ギブスの「謝るのは弱さの表れ」は、マイクから引き継いだセリフ。
- ジヴァが病室を訪れ、アリ・ハスワリがケイトを狙撃したこと、そのアリ・ハスワリをジヴァが射殺したこと、アリ・ハスワリはジヴァの兄だったことを声を上げ、泣きじゃくりながら話すとギブスの記憶がよみがえる。
- ギブスはNCISに戻り、MTACでピンピン・プーラのテロ攻撃を止めようと上層部と話すが、上の判断はテロそのものを隠し、事故として処理するというものだった。
- ギブスは組織に失望し、今ならマイクの気持ちが分かるとNCISを去っていく・・・。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
ジヴァを救え (Shalom)
- シーズン 04 エピソード 01 通算 第71話放送日 2006-09-19(US)
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- デュッセルドルフへの2週間の出張から戻ったトニーは、すっかりチームのリーダーとなっている。
- チームはギブスがいた席にトニーが、トニーの席にマクギーが座り、マクギーの席だった場所には新たにチームに加わったミシェル・リー捜査官が座っている。
- ジヴァに関する注意点 1.怒らせるな 2.余計な心配は無用。(トニー談)
- ジヴァは 1年かけて NCISの信頼を得ることができた。(本人談)
- トニーは 3カ月前から週に一度はジヴァの家を訪れる関係になっている。(モサド調べ)
- ジヴァに対して FBIは今回の事件でスパイ活動と殺人容疑で逮捕状を出し、以前の事件でトニーを調査した捜査官のロン・サックスが捜査を担当。
- アビーにジヴァから秘密裏に電話があったが、それは修道女からの連絡でボーリングは中止になったとごまかす。
- ギブスはメキシコでマイク・フランクスと暮らしているが、アビーにだけは連絡先を教えていた。
- ジヴァは自分が窮地に立たされていることをギブスに訴え、泣きながら助けを求める。
- シェパード局長はギブスの長髪を見てセルビアでの任務で農家に身を隠し、一週間なにもせずに過ごしたことを思い出す。 ギブスは覚えていないと応えるが、当時(シェパード局長)の写真を持っていた。
- ジヴァはモサドではなく NCISの捜査官であると自覚し、突き止めた犯人を殺さずに犯行動機を録音してチームに渡す。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
よみがえった男 (Iceman)
- シーズン 04 エピソード 18 通算 第88話放送日 2007-03-20(US)
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- ジヴァが蛍光オレンジの帽子(ロイ・サンダース大尉の遺品)をかぶり、遅れてオフィスに到着。
- ダッキーが検視を始めようとするとリアーム・オニール(Liam O'Neill(ジェレミー・ロバーツ(Jeremy Roberts )))伍長の遺体が息を吹き返す。
- リアーム・オニール伍長はマイク・フランクスの息子だった。
- トニーはジャンヌ・ブノワとボルダリングに興じており、どちらが先に頂上まで行けるかという競争でトニーが勝っても負けても愛していると言うはずだったが、ついにトニーがそれを言わず、ジャンヌ・ブノワは深く傷つく。
- トニーは家の裏庭ある松の木によく登っていたが、ある日トニーがいつまでも降りないので母親が消防を呼んだ。(本人談)
- マクギーは父親に何でも話す。(本人談)
- マイク・フランクスの息子は、彼の妻と子ども(マイク・フランクスの義娘と孫)をアメリカに呼び寄せていた。
- トニーとジャンヌ・ブノワを盗撮していたのは女性で、それは現在も続いている。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
ジェニーの戦い(前編) (Judgment Day (Part1))
- シーズン 05 エピソード 18 通算 第112話放送日 2008-05-20(US)
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- シェパード局長の友人で、引退後も親しかったウイリアム・デッカー(William Decker(マーク・バハニアン(Marc Vahanian )))特別捜査官の葬儀がロスアンゼルスで執り行われた際、受付で ”オシマイダ” という名の出席者を探す男が現れる。
- ジヴァが水着でホテルのプールのデッキ・チェアでくつろいでいる姿をトニーが写真に収める。
- シェパード局長はマイク・フランクスをメキシコから呼び寄せ、ウイリアム・デッカーの次に死ぬのは自分だから信頼できる外部の人間であるマイク・フランクスに助けてほしいと申し出る。
- シェパード局長は 10年前にギブスと共にロシアのスパイ集団に潜入、ウイリアム・デッカーが通信を担当して任務を遂行していたが、”オシマイダ” は正体がバレた時の暗号だったので、次に狙われるのはシェパード局長自身かギブスでろうとマイク・フランクスに説明する。
- シェパード局長はピッキング をギブスから見て学んだが、それをギブスに教えたのはマイク・フランクス。(マイク・フランクス談)
- 亡くなったウイリアム・デッカーは、恋人のサーシャ・ゴードン(Sasha Gordon(ベッツィー・ルー(Betsy Rue )))に、自分の身に何かあったら NCISのシェパードに砂漠にある改装予定の古いレストランに保険証券があると伝えてほしいと伝言を残していた。
- アビーはシェパード局長の指示で、葬儀会場で ”オシマイダ” と言った男が 3日前にモスクワからロスアンゼルスに来たヴィゴ・ドランティエフ(Viggo Drantyev(オレッグ・タクタロフ (Oleg Taktarov)))だと突き止めて報告すると、シェパード局長は誰の差し金で来て、誰が標的なのか分かる。
- 町を出ようとしたウイリアム・デッカーの恋人サーシャが謎の死を遂げる。
- トニーとジヴァは何度もシェパード局長の安否を確認し、護衛につくと申し出るが断られてしまう。
- シェパード局長とギブスの別れは将来設計に合わないという理由から局長自身が選択したが、今は後悔している。(本人談)
- マイク・フランクスはシェパード局長のバッグの中の薬を見て大きな病気をしていると気づいている。
- ギブスのもとにFBIのトバイアス・フォーネルから見せることを考えると言われていたラ・グルヌイユの資料が送られてくる。
- ギブスはラ・グルヌイユの資料の中にあった薬きょうの写真をアビーに分析させると、薬きょうに残ったキズは弾倉の欠陥によるものだろうと判断する。
- ギブスはシェパード局長から返却された拳銃のグロックの弾倉から銃弾を取り出し、そこに同じキズがあることに気づく。(こぼれ話参照)
- マイク・フランクスがレストランの裏で水を汲んでいる間に、4人の男がレストランを襲ってシェパード局長と銃撃戦になる。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
ジェニーの戦い(後編) (Judgment Day (Part2))
- シーズン 05 エピソード 19 通算 第113話放送日 2008-05-20(US)
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- ギブスはトニーとジヴァからシェパード局長の死を知らされ現場に駆けつける。
- レオン・ヴァンスが一足先に来ており、シェパード局長を襲ったのは 5人、4人は死亡したが 1人が逃走したと聞かされるが、現場から去ったのがマイク・フランクスだとギブスは知っている。
- シェパード局長はギブスを守るために死んだ。(マイク・フランクス談)
- ウイリアム・デッカーは正体がバレた時、ギブスを差し出さずに警告を発して時間を稼いだ。(マイク・フランクス談)
- ギブスは 9年前のパリでの任務に不始末はなかったと言うが、当時の捜査官 3人のうち 2人が死んだ(デッカーとシェパード)からには何かあったはずだとマイク・フランクスは感じている。
- シェパード局長は病が進行すると知っていたので、激しい痛みや運動障害が現れる前に銃弾に倒れた方がやすらかだったかも知れないとダッキーは言う。
- ギブスは空港の監視カメラが捉えたヴィゴ・ドランティエフとタクシーに乗り込む女性を見てオフィスから姿を消す。
- マクギーはウイリアム・デッカーが残した 71399-2181-5378という謎の数字は緯度・軽度ではなく暗号化されていると思い、文字置換、頻度分析 、アフィン変換 などを試していたものの、レオン・ヴァンスに指摘された転置式暗号 、ヴィジュネル暗号 はまだ試していなかったが、実は暗号ではなく名称が NCISになる前の NIS時代に使われていた事件番号だと分かり、ウイリアム・デッカーは捜査資料の中に保険証券を隠したのであろうと推測して保管倉庫に行ってみると、すでにマイク・フランクスがすり替えた後だった。
- ギブスはオフィスから出た後、証拠品だったヴィゴ・ドランティエフの携帯電話を持ち出してシェパード局長の家に行き、監視カメラに映っていた女性、ナターシャからの連絡を待つ。
- ナターシャは元KGBの殺し屋の仲間だったが、その男を殺された恨みでシェパード局長やギブスに復讐しようとしていた。
- シェパード局長がモスクワでナターシャを殺害するはずだったが、殺すことができなかった。
- ギブスが撃たれる寸前にマイク・フランクスがナターシャを射殺する。
- ギブスとマイク・フランクスはナターシャの遺体と分からなくするため、シェパード局長の家に火を放つ。
- シェパード局長は自宅の火災で亡くなったと公式発表され、捜査官時代に任務を果たせなかった事実も銃撃戦で殺害された事実も葬り去られることになった。
- 新局長に就任したレオン・ヴァンスは、局長室にある金庫から自分の資料を取り出し、1ページを抜いてシュレッダーにかける。
- レオン・ヴァンスはシェパード局長の葬儀が終わった後にギブスとそのチームを局長室に呼び、それぞれに辞令を伝える。
- ジヴァは連絡将校の職が廃止になったため帰国せよとの指示。
- マクギーは翌日からサイバー犯罪課に異動せとの指示。
- トニーは翌日から海上勤務(空母ロナルド・レーガンに乗船)せよとの指示。
- ギブスには新しくチームとなる 3人の資料が手渡される・・・。
- (アメリカではエピソード18(#112)と本作エピソード19(#113)が同日に放送)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
18年前の真実 (Deliverance)
- シーズン 06 エピソード 15 通算 第128話放送日 2009-02-10(US)
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- 海兵隊員が殺害された現場に血で 817657320Gという海兵時代のギブスの認識番号が記されていた。
- ヴァンス局長は状況を説明したがらないギブスに疑問を感じ、海兵時代の極秘資料を送るよう手配する。
- ギブスは自宅の地下室でマイク・フランクスと会い、ローズ・タマヨを捜していると告げる。
- ギブスは 18年前の海兵時代にコロンビアでローズ・タマヨと出会ったが、ギブスの認識番号を知っているのは彼女だけなので今はワシントンにいるはずだと言うと、マイク・フランクスは 17年前に彼女をアメリカに移住させたことを認めるが、ローズ・タマヨは 10年前に亡くなっているので、認識番号を知っているのは残り一人、彼女の息子のトマス・タマヨ(Tomas Tamayo(ジェシー・ガルシア(Jesse Garcia )))だけということになる。
- そのローズ・タマヨの息子のトマス・タマヨはギャングの手下となって犯罪に手を染めていたため、後見人であるマギー・スコット(Maggie Scott(カリ・コールマン(Kari Coleman)))に話を聞いていると、その場にトマス・タマヨが現れたので身柄を拘束するが、海兵隊員を殺していないと分かり釈放する。
- ヴァンス局長の手元にギブスの資料が届き、18年前のコロンビアでの出来事を知りたいと思っているが、嫌なら資料を読まないとギブス本人に伝えるものの、ギブスは最後の 5ページは必読だと言い放って局長室を出てしまったため、ヴァンス局長はギブスの資料の封を切る。
- ギブスは事実を隠していたとマイク・フランクスを責めるが、当時のギブスは再婚したばかりだったのでローズ・タマヨは秘密にしたがったと、シャノンとケリーを失ったばかりなので面倒はかけたくないと言われたと伝える。
- トマス・タマヨは殺害された海兵隊と武器庫の警備をしているが、武器を盗み出してギャングに横流ししているのではないかという疑惑が浮上する。
- 実は後見人のマギー・スコットが首謀者で、子どもたちを武装化すれば敵も攻撃してこないという発想による犯行だった。
- トニーはギブスとトマス・タマヨの親子関係を疑うが、知り合った時には母親のローズ・タマヨはすでに妊娠していた。
- ギブスは任務中に負傷し、危うく死にかけたところをローズ・タマヨに救われ、怪我の回復後に困ったことがあればと海兵の認識番号を教えた。(こぼれ話参照)
- それを知った息子のトマス・タマヨも海兵隊員への道を進む。
- ヴァンス局長はギブスの資料を読み、当時ギブスには密売、拷問、レイプ事件に関わっていたカスティロ抹殺の任務が課せられていたが、その任務中にギブスが負傷したことを知る。
- ギブスが任務で抹殺する対象のカスティロは、トマス・タマヨの父親だった・・・。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
カウボーイと無法者 (Outlaws and In-Laws)
- シーズン 07 エピソード 06 通算 第144話放送日 2009-11-03(US)
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- 死体を乗せて海上を漂っていたボートには『Kelly』の名が記されていた・・・。
- ジヴァが市民権を得ようと努力しているのにトニーは嫌味を言ってからかうが、マクギーはジヴァを歓迎すると応援する。
- ギブスは今年になって一度だけ休暇をとり、メキシコまでボートで行って飛行機で戻ったことがあるが、それはマイク・フランクスの孫娘への贈り物としてボートを届けるためだった。
- アビーは証拠品として運ばれてきたギブスが造ったボートを前に、地下室から出した方法を調べると宣言する。
- ギブスが自宅に戻ると、マイク・フランクスが亡き息子の妻、レイラ・シャカルジ(Leyla Shakarji(テイミーナ・サニー(Tehima Sunny )))と忘れ形見の孫のアミラを連れて現れる。
- マイク・フランクスは、2人組の男が自分たちのことを嗅ぎ回っているので用心していると、男たちが自宅に現れ撃ち合いになり、正当防衛で殺してしまったので NCISに捜査してもらおうと死体を船に乗せて流したという。
- 死んだ 2人は民間軍事会社の傭兵で、その会社の最高執行責任者のマートン・ベル大佐(Merton Bell(ロバート・パトリック (Robert Patrick)))とヴァンス局長は知人を介した知り合いなので、慎重に対応するようにと言われる。
- NCISに来たマートン・ベル大佐は殺害された 2人が部下だったことは認めるものの、マイク・フランクスのことは知らないと言い、イラクで家族からレイラ・シャカルジを探すように依頼されていただけだと明かす。
- レイラ・シャカルジの母親、シャダ(Shada Shakarki(ダイアン・ヴェノーラ (Diane Venora)))はイラク最大の部族のリーダーで、娘がマイク・フランクスの息子のリーアムと結ばれたために勘当していたが、今回は連れ戻すつもりらしい。
- アビーはギブスがどうやって地下からボートを出したのか知りたくて、現場にいるトニーに壁に継ぎ目はないか、どこか動きそうな気配はないか、トンネル的なものはないか、床に隠れている怪しいものはないかと聞きまくる。
- ダッキーとアビーの分析の結果、何者かが 22口径のライフルで 2人を撃ち、マイク・フランクスが証拠を隠すために銃創を重ねて撃ったと判明する。
- マイク・フランクスはマートン・ベル大佐の部下が自宅に現れたとき、レイラ・シャカルジが家族を守るために家の中から 22口径のライフルで撃った事を話す。
- シャダはすでに娘のレイラ・シャカルジと孫のアミラ救出をマートン・ベル大佐に依頼しているため、ギブスの自宅にいる母娘はまだ狙われている。
- 程なく傭兵がギブスの家に突入するが、傭兵の一人がデイモン・ワースだと判り、ミッションが誤解に基づいていることを説明して事なきを得る。
- 母娘を引き取りに現れたマートン・ベル大佐に、賞金稼ぎはメキシコでは違法だと告げ、身柄を拘束する。
- マイク・フランクスとシャダの今後についてギブスとヴァンス局長が話す。
- ギブスは、南北戦争から約 30年後、高祖父母の父親たちは敵同士だったため子どもの結婚式で目も合わせなかったが、やがて 2人は同じ家に住み始め、死ぬまでの毎日を玄関先のロッキングチェアで並んで過ごしたと話す。
- ヴァンス局長が「君たちの祖先は折り合いをつけたのだろう」と言うと、ギブスは聞くところによれば 2人は一言もかわさなかったらしいと答える。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
忍び寄る影 (Patriot Down)
- シーズン 07 エピソード 23 通算 第161話放送日 2010-05-18(US)
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- ジヴァは今週、筆記と口語の市民権の試験を受けることになっている。(本人談)
- アナポリスの海岸で焼死体が発見され、それが NCISロサンゼルス支局の元リーダー、ララ・メイシー捜査官だと判る。
- ララ・メイシーは昨年ロサンゼルスのオフィスを離れてマルセイユの防衛部門に異動していた。
- ハート弁護士が NCISのオフィスに来て、メキシコから移送したペドロ・ヘルナンデスの遺体の返却を求める。
- ヴァンス局長とアビー、メキシコ司法省のアレハンドロ・リヴェラが電話会議を行ってペドロ・ヘルナンデスの遺体の返却を決定するが、調査結果の報告書はアビーがさらにチェックする必要があると言い、数日後に提出することになる。
- ギブスとマクギーがララ・メイシーの実家に行くと、何者かが先に訪問しており、昔の捜査メモを持ち去っていた。
- 持ち去られた捜査メモは 1991年 1月から 1992年 2月までに書かれたもので、ギブスとララ・メイシーが同じ基地に勤務していた期間と合致する。(その期間、ララ・メイシーはギブスを調査していた)
- ダッキーはララ・メイシー殺害に使用された凶器がアーミーナイフのケーバー(KA-BAR )1277だと判明したことから、単なる殺人ではなく処刑されたのではないかと推測する。
- ダッキーは、ララ・メイシーの遺体を目立った所に置いて近しい人物を苦しめる、それはメキシコで一発の銃弾を残すのと同じことで、まるで何者かが 20年前の事件を明るみに出してギブスを追い詰めようとしているようだと言う。(ダッキーはシェパード局長から以前にギブスの過去を知らされ、気づいている)
- ギブスは、マートン・ベル大佐がハート弁護士を利用して自分を狙っているのではないか、大事な人が死んでいくのはそれが原因だろうと言い、マートン・ベル大佐の居場所をハート弁護士に詰問し、メキシコに行くと言っていたことを聞き出す。
- アビーはギブスがペドロ・ヘルナンデスを殺害した証拠に基づく報告書をどうするべきか悩んでおり、あなたは恩人なので事件の真相を隠してもいい、あなたのためなら何でもする、だからどうすればいいか教えてほしいとギブスに問うと、ギブスはやるべきことは 1つ、報告書のすべてを委員会(メキシコ)に送れと答える。
- オフィスから姿を消したギブスの行動に疑問を持ったヴァンス局長は、ハート弁護士にマートン・ベル大佐の傭兵組織とギブスとの関わりを問い詰め、マートン・ベル大佐が出所後にギブスの情報を集めていたことを知る。
- マイク・フランクスの身を案じてギブスはメキシコに駆けつけたが、すでに家は焼かれていた。
- そばにあった死体がマイクのものかと思い近寄ると、背後からマートン・ベル大佐の傭兵、ジェイソン・ポール・ディーン(Jason Paul Dean(ディラン・ブルーノ (Dylan Bruno)))が現れてギブスに銃を向ける。
- ジェイソン・ポール・ディーンはララ・メイシー捜査官を殺害していた上、死体はマートン・ベル大佐のものだと言う。
- そして、誰に雇われているのかというギブスの問いには答えず、銃座でギブスを殴り倒す・・・
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
ギブスの掟 (Rule Fifty-One)
- シーズン 07 エピソード 24 通算 第162話放送日 2010-05-25(US)
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- ジヴァは市民権の試験に合格し、アメリカ国民になれることが決まった。(本人談)
- ギブスは、レイノサ・カルテルのトップ、パロマ・レイノサに捕らえられる。
- パロマ・イレイサはギブスが父のペドロ・ヘルナンデスを殺した張本人だということを知っていた。
- パロマ・イレイサは組織に協力しなければ周りの人を殺すと言い、マイク・フランクスのものだという指をギブスに見せる。
- 次は義母(ジョアン・フィールディング)、同僚たち、そして父親(ジャクソン・ギブス)も殺して完結すると言い、小さな箱のようなものを出して周りの人の犠牲にしたくなければアメリカに届けろと脅す。
- ヴァンス局長はマートン・ベル大佐と傭兵部隊の追跡をメキシコ政府のアレハンドロ・リヴェラに依頼したが、実はリアレハンドロ・リヴェラとパロマ・イレイサは姉弟で、ギブスを罠に陥れようとしていた。
- メキシコに向かおうとするトニーとジヴァに、アビーはギブスがルール40と言っていたと伝える。
- ギブスのルールの40番台は非常用なので、大きな問題が起こっているに違いないとトニーは言う。
- しかし、トニーとジヴァがメキシコの空港に着いて飛行機を降りようとすると、目の前にギブスがいた。
- メキシコから送られてきたマートン・ベル大佐の遺体から摘出した弾丸をアビーが調べた結果、ギブスの銃から発射されたものだと判明するが、何者かがギブスを陥れようとしているとダッキーは言う。
- アビーが調べた結果、パロマ・イレイサから渡された指は確かにマイク・フランクスの右人さし指であり、それは切断されたのではなく撃ち落とされていたと判明する。
- マートン・ベル大佐の自家用機がメキシコからアメリカ上空に到着し、ジェイソン・ポール・ディーンからギブスの携帯電話に「安全か?」とメッセージが入る。
- ギブスはパロマ・イレイサの指示でメキシコから運んだ荷物に隠してあった小さな箱を取り出す。
- ヴァンス局長はギブスではなく、トニーの指揮で自家用機が着陸したらジェイソン・ポール・ディーンを確保して連行するよう指示するが、空港で銃撃戦となってジェイソン・ポール・ディーンが死亡する。
- ヴァンス局長は今年 LAオフィスとの往復が多かったが、支部長のヘンリエッタ・“ヘティ”・ラング (Henrietta "Hetty" Lange(リンダ・ハント (Linda Hunt)))の友人がワーナー・ブラザース にいるためスタジオを案内してもらった。(本人談)
- しかし、それも計画の一環だとギブスは見抜き、小さな箱を渡すためアレハンドロ・リヴェラと外で会い、すべての罪をジェイソン・ポール・ディーンに着せるつもりだろうと言う。
- その場にヴァンス局長が現れ、アレハンドロ・リヴェラが去った後でギブスの携帯電話に仕掛けていた盗聴マイクで会話を録音していたことをギブスに伝え、脅されている気づいていたと言う。
- ギブスはヴァンス局長にアビーの調査報告書のことを聞くと、メキシコの事件に興味はないので見ていないと答え、アレハンドロ・リヴェラとの間に何があろうと言う必要はないと言う。
- ヴァンス局長はトニーにアレハンドロ・リヴェラの監視を指示。
- ギブスの自宅にハート弁護士が現れ、アビーの調査報告書を取り出し、法の執行者としてこれを見逃せないという。
- これが公になればギブスは終わりだが、もし裁判になればこれで弁護をすることができると伝える。
- トニーがアレハンドロ・リヴェラを尾行していると、マイク・フランクスが現れ、俺に任せろとトニーをその場に留めさせる。
- ギブスは 1人、自宅でシャノンのことを思い出しており、シャノンに習ってルール作りを始めたことなどに思いを馳せる。
- 思い出が入った箱の中からルール13が書かれた紙をとりだし、裏面にルール51を追加する。(ハート弁護士にペドロ件を委ねても良いと判断したのか)
- ギブスとトニーが不在の中で宣誓式が執り行われ、ジヴァは晴れてアメリカ国籍を手に入れる。
- その頃、ジャクソン・ギブスの店にパロマ・イレイサが現れた・・・。
決着 (Spider and the Fly)
- シーズン 08 エピソード 01 通算 第163話放送日 2010-09-22(US)
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- 突然店に現れたパロマ・レイノサに危険を感じたジャクソン・ギブスはライフルで応戦する。
- パロマ・レイノサの部下がマシンガンで店の外から銃撃するが、ジャクソン・ギブスの姿は店内から消えていた。
- ジャクソン・ギブスは地下室に逃げて助かり、ギブスの自宅に保護されていた。
- ギブスの母親の口癖は朝食は 1日のエネルギー源。(本人談)
- パーマーはフロリダキーズ に行ったことがある。(本人談)
- トニーのデスクのパソコンにシニアから「例の件はいつ話せる?」というメールが届く。
- ギブスの家に行方の判らなかったマイク・フランクスが現れ、銃撃で怪我をしたがラパス南部の修道院に身を寄せていたという。
- 家族が最優先が暗黙のルール。(マイク・フランクス談)
- ジャクソン・ギブスはギブスの家の地下室で 2カ月前から家の模型を作っている。
- ヴァンス局長がモサドのイーライ・ダヴィードと電話で話している所にギブスが来ると、機密事項なので電話していた事実を忘れろと言う。
- ヴァンス局長は自分の妻(ジャッキー・ヴァンス)も自宅で狙われた経験からギブス宅に身を寄せているジャクソン・ギブスの身を案じ、一緒に隠れ家に行けとギブスを促すが、ギブスは自宅でも備えは万全だと応える。
- NCISにアレハンドロ・リヴェラが乗り込んできて局長室でヴァンス局長と交渉するが、それは単なるポーズで、帰り際に盗聴器を仕掛けて出ていく。
- アレハンドロ・リヴェラに脅しともとれることを言われたアビーをギブスは駐車場まで送っていると、ダッキーが車のフロントガラスに挟まっていたと人形を持ってくる。
- それは ”死者の日” の人形だとアビーは言うが、同じものがアビーの車にも置かれていた。
- そこにパロマ・イレイサからの連絡がギブスの携帯電話にあり、発信元を調べるとギブスの自宅からだと判る。
- 家に駆けつけたギブスとジヴァにジャクソン・ギブスとマイク・フランクスは地下にいて何もなかったと言うが、部屋には ”死者の日” の人形が置かれていた。
- ギブスはもう終わりにしたいとパロマ・イレイサとアレハンドロ・リヴェラを罠にかけることにする。
- ヴァンス局長とトニーは盗聴器が仕掛けられているのを知りつつ、ギブスとジャクソン・ギブスが隠れ家に行くことを話す。
- アレハンドロ・リヴェラとヴァンス局長が局長室で交渉しているとトニーが至急の連絡だとメモを持ってくる。
- ヴァンス局長が書類のフォルダーにメモを挟んで退室するとアレハンドロ・リヴェラはそれを盗み見るが、そこには『パロマ・イレイサが死亡』と書かれていた。
- 父親ばかりか、姉のパロマ・イレイサまで殺されたと思い込んだアレハンドロ・リヴェラは常軌を逸し、単独でギブスたちのいる隠れ家に向かい、家の中に人影があるのを見てサブマシンガンを乱射する。
- そこにトニーとジヴァが現れてアレハンドロ・リヴェラの身柄を確保すると、パロマ・イレイサの無念を晴らしたと言うが、実は家の中にいたのはパロマ・イレイサで、アレハンドロ・リヴェラは姉を殺してしまうのと同時にその罪で逮捕される。
- 事件が解決した後、ジャクソン・ギブスは店の再開すをるため片付けを手伝っているギブスに時間はあるのかと問うと、ギブスは家族が最優先だと答える。
- 最終的にヴァンス局長の手に渡ったペドロ・ヘルナンデスに関するアビーの調査報告書だが、ヴァンス局長はどこにも提出せず、倉庫の奥にある解決済み事件の資料の中に入れてしまう。
- そこにヴァンス局長の携帯電話の着信音が鳴り、イーライ・ダヴィードから『奴を見つけた』とメッセージが入る・・・。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
フランケンシュタイン作戦 (Swan Song)
- シーズン 08 エピソード 23 通算 第185話放送日 2011-05-10(US)
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- ハワイで発生したポートキラー事件では、海軍の軍曹が襲われたが一命をとりとめており、軍曹の証言では襲われてもみ合った際、ハゲ頭の男に助けられたが彼は片目を失い、病院に運ばれたと言う。
- 調査の結果、ハゲ頭の男がCIAのトレント・コルトと判明し、その際に失ったのが NCISの網膜パターン認証を通過できる眼球だったと分かる。
- 網膜パターン認証を通過できるのは、以前の捜査で MTACに入れてもらえなかったことによる反発からトレント・コルトが裏操作で設定したしたためだった。
- ジヴァと付き合っていたレイ・クルスもトレント・コルトの情報源で、ポートキラーの本名がジョナス・コッブ(Jonas Cobb(カー・スミス(Kerr Smith )))大尉だということも CIAは認識していた。
- ジョナス・コッブは殺害した NCIS職員の IDで建物に何度も出入りしていた。
- ギブスはマイク・フランクスに連絡し、例の物を届けてほしいと依頼する。
- マイク・フランクスが持ってきたのは、過去に捜査資料の保管倉庫ですり替えて持ち出したウイリアム・デッカーが残した保険証券だった。
- マイク・フランクスは、この保険証券のおかげでヴァンス局長とうまくやれたと言う。
- トレント・コルトは、過去に行われたフランケンシュタイン作戦について説明する。
- その作戦では候補者を集め、まずは筆記、続いて心理テスト、そして体力検査などで候補者を熱さ寒さなど過酷な状況に置いて極限まで追い詰め、精神的限界を測り、どんなに困難な状況でも平静さを保てるか見極めて人数を絞り込んでいった。
- それは、アメリカ兵を海外に派遣して諜報活動の可能性を広げるためで、軍人を訓練してスパイ、そして暗殺者として育て、CIAの刺客にするための作戦だった。
- 軍歴は平凡だが出世のチャンスを待っており、心身ともに条件を満たしたジョナス・コッブ大尉がモデルケースとして選ばれたが、唯一の疑問は人を殺すことができるかだった。
- ジョナス・コッブ大尉は最初の任務で対象者を殺害したことで成功かと思われたが、殺人のショックでその後は訓練や命令に反応しなくなり、水兵として部隊に戻れず CIAが用意したパスポートや身分証を持って消え、世界各地で人を殺し始めた。
- それは CIAの不始末なので情報を公開せず、内々に対処するつもりだったという。
- ギブスと一緒にギブスの自宅に戻ったマイク・フランクスは、ギブスがヴァンス局長のことを信じることにしたようだが、最近はギブスを遠ざけて E.J.バレットを起用し、トレント・コルトとも何かをたくらんでいるようだとギブスに忠告する。
- マイク・フランクスはタバコを吸いにギブスの家の外に出るが、妙な気配を察してあたりを見回し、ポートキラーことジョナス・コッブを発見して銃を発射するが、ジョナス・コッブに凶器のメスで刺されて命を落としてしまう。
- ダッキーのプロファイリングによると、ジョナス・コッブは何年も窮屈な部隊にいたが、 CIAの任務の殺人で規則や善悪から解放され猛獣と化してしまい、階級や出世への反発から殺人を始めたのだろうと言う。
- ヴァンス局長がギブスと距離を置いたのは、友情より職務を優先したことと、上からの指示があったからだと、新人の E.J.バレットを出世させたのもヴァンス局長の判断ではないとギブスに説明する。
- その会話の途中で、ギブスはジョナス・コッブがギブスのデスクから私物のメガネを盗み、自宅にまでに来たのは出世を嫌悪しているからであり、ギブスが標的なのではなく共感しているため、ギブスを出し抜いて出世した E.J.バレットが標的になっているのではないかと推測する。
- その頃、ジョナス・コッブを追っていた E.J.バレットとサイモン・ケイド、ゲイン・レヴィンはジョナス・コッブから攻撃され、サイモン・ケイドとゲイン・レヴィンは銃弾によって負傷してしまう。
- そして、E.J.バレットもジョナス・コッブの手に落ち、喉元に銃を突きつけられる・・・。
ポートキラーの復讐 (Pyramid)
- シーズン 08 エピソード 24 通算 第186話放送日 2011-05-17(US)
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- E.J.バレットのチームが捜査していたビルにギブスのチームが駆けつけるが、サイモン・ケイドは重症を負い、ゲイン・レヴィンは死亡していた。
- E.J.バレットはポートキラーことジョナス・コッブに連れ去られたと思われたが、駐車中の車のトランクからラップで巻かれた状態で助け出される。
- その車には電話番号が刻まれていたが、それはレイ・クルスのものだった。
- 本件の根本にあるフランケンシュタイン作戦は、海軍大学時代にヴァンス局長は発案したもので、海軍と CIAの共同作戦となり、ダベンポート海軍長官もヴァンス局長もその訓練の様子を現場で見ていた。
- ジョナス・コッブは今の自分を作り上げた者への復讐という目的に目覚めた。
- ヴァンス局長の要請で NCISに来たダベンポート海軍長官は、ヴァンス局長の手でうまく処理するように言うが、過去の過ちを正すべきだとヴァンス局長は言う。
- 亡くなったゲイン・レヴィンに別れを告げたいという E.J.バレットを検視室に 1人残すと、彼女はゲイン・レヴィンの腕からマイクロチップを取り出して持ち去る。
- ギブスはマイク・フランクスから以前に手紙を貰っており、そこには肺がんで残り数カ月の命だろうと書かれていた。
- トレント・コルトからの情報でレイ・クルスの居場所が判明したのでジヴァが向かうと、そこで待ち受けていたのはジョナス・コッブだった。
- ジヴァとの連絡が取れなくなって落ち着かないトニーに、E.J.バレットはみんなジヴァを心配していると言うと、トニーは心配の度合いが違うと応える。
- ジヴァを捜索するギブスのチームの前にジョナス・コッブが現れ、抵抗せずに身柄を確保される。
- トニーがレイ・クルスに知っていることをすべて話せと迫ると、トレント・コルトの役割は 2つで、1つ目は CIA主導のフランケンシュタイン作戦だが、2つ目は海外の政治家などへ暗殺者を派遣しており、その利益のかなりの額を自分の懐に入れていたと打ち明ける。
- 実は E.J.バレットがダベンポート海軍長官の姪であることと、それを最初から知っていたことがギブスの口から語られる。
- ジョナス・コッブが過去に購入していた牧場の敷地を捜査し、ジヴァを発見するとジヴァはジョナス・コッブの真の狙いは NCIS内部に入り、標的に近づくことだと言う。
- パーマーは春にブリーナと結婚する。(本人談)
- ジョナス・コッブはパーマーを人質にし、E.J.バレットと共に NCISから連れ出すが、その狙いはダベンポート海軍長官を誘い出すことで、我が家で待つというメッセージを残していた。
- 我が家とは E.J.バレットのチームを襲ったビルのことで、そのビルは昔フランケンシュタイン作戦の訓練施設だった。
- 腹を決めたダベンポート海軍長官は、CIAや海軍が公式に許可していないフランケンシュタイン作戦を実行したのは政治的な便宜からで、表舞台には出ずトレント・コルトに現場を任せたことを打ち明け、この事態を収拾したら辞表を提出すると言う。
- ギブスのチーム、ヴァンス局長、ダベンポート海軍長官が現場に赴き、ジョナス・コッブを射殺して事件は解決する。
- E.J.バレットのチームは解散し、トニーと E.J.バレットも別れることにする。
- レイ・クルスは長くアメリカを離れることになり、ジヴァは行かないでほしいと言うが、任務を優先するという。
- そのレイ・クルスの携帯電話に 「コルトがテルアビブに・・・ handle ASAP(早急に処理せよ)」 というメッセージが入る。
- マイク・フランクスの葬儀が執り行われるが、マイク・フランクスの眠る棺にはギブスが以前から地下室で彫っていた装飾が施されていた。(こぼれ話参照)
- NCISの局長室を新海軍長官に就任したクレイトン・ジャーヴィス(Clayton Jarvis(マット・クレイヴン(Matt Craven)))が訪れ、最初の任務として NCISの極秘情報を売り飛ばしている捜査官をどんな手を使ってでもあぶり出すようトニーに指示する・・・。
- (こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
失われた記憶 (Nature of the Beast)
- シーズン 09 エピソード 01 通算 第187話放送日 2011-09-19(US)
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- トニーは犯罪現場と思われる場所で記憶を失っているところを発見され、病院にいる。
- 現場には 2発分の薬きょうが残っており、大量の血液があるものの銃弾も死体も見つからない。
- ギブスはトニーの記憶を呼び戻すためにケイトの姉で精神科医のレイチェル・クランストンを呼び寄せる。
- トニーは子どもの頃、父親にゴルフ場に連れて行かれていた。(本人談)
- ジヴァは見習い期間が終了し、晴れて NCISの特別捜査官に昇格した。(本人談)
- レイチェル・クランストンはトニーとケイト、ジャンヌ・ブノワとの関係、ジヴァとの複雑な関係、そしてボルティモアでの子供のことも知っている。
- ジヴァは休暇を取って中米に行き、大切な女友達に会って相談したいことがある。(本人談)
- ダッキーはゲイン・レヴィンの解剖中、腕に小さな切り傷があるのを見つけ、当日の監視映像を確認すると、E.J.バレットが腕からマイクロチップを取り出している様子が映っていた。
- ギブスは、そのこととトニーの任務とに関係があるのか疑い、ヴァンス局長にトニーの任務の内容を聞くが、ヴァンス局長はジャーヴィス海軍長官が直接命令したと言って答えない。
- ギブスはジャーヴィス海軍長官に直接会ってトニーのことを聞いていると、その場にジャーヴィス海軍長官の友人であるフェリックス・ライト(Felix Wright(ブライアン・フライデー (Bryan Friday)))海軍大佐が瀕死の状態で現れ死亡する。
- フェリックス・ライト大佐の腕には、ゲイン・レヴィンと同様のマイクロチップを抜かれたらしい切り傷がある。
- ヴァンス局長は、フェリックス・ライト大佐とゲイン・レヴィンの関係をギブスのチームで捜査する許可を出す。
- トニーの母親が亡くなった時、病室のテレビには M・カーティス監督の『汚れた顔の天使 』が流れていた。(本人談)
- トニーは E.J.バレットを探し出し、マイクロチップを持ち去ったことが波紋を呼んでいるので返すように説得する。
- フェリックス・ライト大佐とゲイン・レヴィンの関係を調べたところ、過去に 2人とも海軍情報局に在籍し、ウォッチャー艦隊を率いてテロ活動や反軍活動を監視する作戦部長のショーン・レイサム(Sean Latham(フィリップ・カスノフ (Philip Casnoff)))の部下だったことが分かる。
- トニーが入院している病院に FBIのケーシー・ストラットン(Casey Stratton(スコット・ウルフ (Scott Wolf)))捜査官が現れ、トニーに会いたいというがギブスは追い返す。
- 当時は 8名の部隊で国際テロを未然に防ぐ『ファントム8作戦』という任務に就いており、隊員は腕に埋め込まれたチップで認識され、それをコンピューターにかざすとデータベースにアクセスできて極秘情報を入手できるとショーン・レイサムは説明する。
- ギブスが帰宅するとトニーと E.J.バレットが来ていてマイクロチップを差し出し、チームに助けを求める。
- トニーは E.J.バレットのチームにいたサイモン・ケイドがゲイン・レヴィンと親しかったため、何かを知りすぎたのではないかと疑問を感じており、ギブスもそれに賛同してサイモン・ケイドを探すことにする。
- トニーはジャーヴィス海軍長官に利用されていると疑い、任務から外れたいと申し出るが許可されない。
- ついにトニーの記憶が完全によみがえる。
- 互いにメールで連絡があり、犯行現場にトニー、E.J.バレット、サイモン・ケイドが集まったがそれはそれぞれを誘い出す罠で、何者かが 3人に向かって発砲する。
- そして、発砲したのは FBIのケーシー・ストラットンだったということをトニーは思い出す。
- ケーシー・ストラットンの身分はFBIではなく、病院に現れた理由はトニーを殺すつもりだったと思われる。
- 実はウォッチャー艦のショーン・レイサムとケーシー・ストラットンはグルで、回収したマイクロチップを競売にかけて買い主からの入札を受け付け始める・・・。
- ギブスはマイク・フランクスが遺した資料の中からファントム8に関するファイルを見つける。
- 同封されていた写真には作戦部長のショーン・レイサムの他に、亡くなったゲイン・レヴィン、ジャーヴィス海軍長官の友人だったフェリックス・ライト大佐を含む 8人が写っているが、その中にはケーシー・ストラットンの姿もあった・・・。
- (こぼれ話参照)
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
天からの贈り物 (Life Before His Eyes)
- シーズン 09 エピソード 14 通算 第200話放送日 2012-02-07(US)
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- 本エピソードは通算 200話目。
- アビーはパーマーが腹斜筋を痛めてしまったため、ロルフィング を施してやっている。
- パーマーは見かけによらない腹筋をしているのでギブスが驚く。
- マクギーに沖縄のサイバー部門の部長に昇進するという話が持ち上がるが、その話を断ってしまう。
- ギブスが行きつけのダイナーで店のエレイン(Elaine(コニー・ジャクソン(Connie Jackson)))と世間話をしていると、何者かが近づいてきてギブスに向かって発砲する・・・。
- 死に直面したギブスの脳裏に様々なシーンがフラッシュバックする。
-------- - ギブスの前に亡くなったはずのマイク・フランクスが現れ、これまでの人生をふり返れと言う。
- また、母親のアン(Ann Gibbs(クレア・ケアリー (Clare Carey)))も現れ、父親(ジャクソン・ギブス)を許してやってほしいと言う。
- そして、すべてはつながっていて一つの選択がその後に影響すると、そして決めるのは自分だとギブスは言われる。
- ・・・あの時ケイトを死なせなかったら・・・あの時ペドロ・ヘルナンデスを狙撃しなかったら・・・。
- 過去に起きた様々な場面でのことを問われ、もしそうだった場合の未来を見るギブス。
- ギブスは目の前に現れたシャノンとケリーに、ペドロ・フェルナンデスの事件で証言させたことを後悔していると伝え、それゆえ 2人を失ってしまったと言う。(こぼれ話参照)
- しかしシャノンは、私たちが死ななければギブスは NIS(現NCIS)に入らないため捜査官になっておらず、トニーもジヴァもチームもなかったと諭す。
- ギブスは、でも家族がいたと反論するが、ギブスが海兵のままだと私たちに訃報が舞い込んだと、ギブスが戦死してしまう結果になったとシャノンは言う。
- ギブスは家族を失ったこと、NISに入ったこと、ペドロ・フェルナンデスに復讐したこと、NCISの捜査官でいたからアリが宿敵となってケイトを失い、ジヴァと出会ったことなどのすべてがつながっていることを悟る。
-------- - ギブスに向かって撃たれた銃弾は肩を貫いたが、ギブスは翌日から仕事に復帰する。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
魔女狩り (Damned If You Do)
- シーズン 10 エピソード 24 通算 第234話放送日 2013-05-14(US)
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- 独立検察官のリチャード・パーソンズは、ギブスは20年間も法を軽視し、際どい捜査をしてきたのだから国防総省の観察総監室が見過ごすはずがなく、その不正行為を訴追すると言い、ギブスに対して潮時だと言う。
- ヴァンス局長は、リチャード・パーソンズが NCISを攻撃するならなぜ自分を標的にせずギブスを狙うのかとトム・モローに聞くと、それはヴァンス局長が被害者で、妻を失った男を追い詰めたりすれば評判が悪くなるからだと言う。
- ヴァンス局長は、今は民間人となった元 JAGの A.J.チェグウィデン(A.J. Chegwidden(ジョン・M・ジャクソン(John M. Jackson )))をギブスの弁護士として付ける。
- ダッキーは昔、フォギーボトムにあるビルで検視官の訓練を受けた。(本人談)
- NCIS内部では国家安全保障省が仕掛けたと見られる盗聴器が複数見つかり、ギブスの自宅にも捜索が入っため、ギブスは手作りの山小屋に拠点を移す。
- パーマーとブリーナは、望まれない子供が多いことに胸を痛め、養子を取ることにした。(本人談)
- ギブスの悪夢にマイク・フランクスが現れ、時には手に負えない出来事もあると言う。
- マクギーは国防総省のセキュリティの専門家であるデライラ・フィールディングと良い感じになっている。(本人談)
- 特殊部隊に属するチャド・マクブライド(Chad McBride)大尉が殺害され、段ボール箱に入れられた頭部がサウジアラビアから自宅に送りつけられる。
- ヴァンス局長は MTACでチャド・マクブライドの上官であるウェイン(Wayne(アーラン・ルイス(Allan Louis)))大佐に話を聞くが、最高機密のスパイ活動をしているため話せないと言われる。
- リチャード・パーソンズが局長室に現れ、2年前にアビーが作成したメキシコの射殺事件に関する分析結果のファイルが見つからないと言うが、ヴァンス局長は何の話か分からないと突っぱねる。
- マクギーを中心にトニーとジヴァはリチャード・パーソンズの闇の部分を調べ上げ、それらを証拠に告発できるとギブスに報告するが、そんなことをすれば自分の過ちを認める事になると拒み、これはお前たちの仕事ではないと厳しく言う。
- しかしジヴァは、これは仕事ではなく ”家族の問題” だとギブスに訴える。
- トム・モローは、チャド・マクブライドの事件と今回の一件は関係性があるとヴァンス局長に話す。
- イーライ・ダヴィードの死を国土安全保障省とCIAは絶好の機会ととらえ、CIAがアラシュ・カズミを殺してイラン・ボドナーに罪を着せ、イランとイスラエルを敵対させることで注意をそらし、スパイ活動を行うのが目的だと言う。 そして、我々は別の問題と向き合い、イランや北朝鮮に気を取られているが、本当の脅威は国内にあると。
- トニー、ジヴァ、マクギーは、ハッピーエンドなど望まず行動すべきだと話し合い、ヴァンス局長に NCISのバッジを返す。
- ヴァンス局長はアビーが作成したメキシコの射殺事件の資料をシュレッダーし、ギブスはマイク・フランクスが遺した資料を暖炉で燃やす。(こぼれ話参照)
- リチャード・パーソンズのオフィスをヴァンス局長、トム・モロー、A.J.チェグウィデン、ウェイン大佐が訪れ、ギブスの部下たちが訴えについて全ての責任を負うとして辞職を提出し、ギブスはウェイン大佐の極秘任務に就いたので監査総監室から調査を延期するよう指示が出たと書類を見せる。
- リチャード・パーソンズは、ギブスにはそれほど価値があるのかと抵抗を見せるものの為す術がない。
- その 4カ月後、ギブスは手負いのウェイン大佐と共に任務を遂行していた。
- ギブスの構えるライフル銃のスコープの向こう側には、FBIのトバイアス・フォーネルの姿が・・・そしてギブスは狙いを定めて引き金を引く・・・。
レーダー圏外 (Under the Radar)
- シーズン 11 エピソード 03 通算 第237話放送日 2013-09-20(US)
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- 元ジヴァの席にマーレイ・ハインズが座り、ジヴァが使っていたパソコンのデータを全て削除している。
- ジヴァのディスプレイにはトニーのイケてない写真が貼られている。
- トニーの机の引き出しにはジヴァのネックレスが入っている。
- マクギーは NCIS捜査官のバッジと身分証が家でもオフィスでも見つからず困っている。
- 誰もいない元ジヴァの席の電話が鳴り、本当に辞めてしまったことをマクギーが実感する。
- 過去にマイク・フランクスのパートナーだったギブスの先輩のヴェラ・ストリックランド(Vera Strickland(ローマ・マフィア (Roma Maffia)))特別捜査官が 20年ぶりに本部に呼ばれたとやって来る。
- パーマーは養子を取る件でブリーナから電話やメールが来て落ち着かない。
- ブリーナは養子の件で神経質になっている。(パーマー談)
- アビーはマクギーと見に行ったステライル・パペッツ のライブに行った余韻に浸っている。
- アビーはジヴァが初めてオフィスに来た時にしていたスカーフを仲良くなってから貰い、それを今でも持っている。(こぼれ話参照)
- ヴェラ・ストリックランドは今月末で引退するが、最後の数週間を本部で過ごすことになった。
- アビーはパーマーの子どもにプレゼントすると、編み物を始めている。
- ヴェラ・ストリックランドはノリエガ の逮捕に関わっており、心理戦でロックを流したのは彼女(トニー&マクギー談)。
- マクギーがギブスにバッジと身分証を紛失したことを報告する。
- ギブスは捜査に出られないマクギーに代わり、ヴェラ・ストリックランドに捜査を頼むが、車の爆発にペスト、それに銃撃されるようなトニーとは一緒にいたくないと言われる。
- ヴェラ・ストリックランドとマイク・フランクスは特別な関係だった。(ヴェラ・ストリックランド談)
- 仕方なくトニーと捜査に出たヴェラ・ストリックランドは、突進してくる車を避けるためトニーに突き飛ばされ、脚に重度の捻挫を負う。
- マクギーの身分証はライブ会場のスタジアムで落としていたが、発見され観察室に届けられていた。
- パーマーは自分もブリーナも死者を扱う仕事をしているため、養子に出す親が喜ばないかもしれないと心配している。(本人談)
- マクギーは NCIS観察室のユージン・コイル(Eugene Coyle(ヒューゴ・アームストロング(Hugo Armstrong )))から身分証の紛失を隠すのは重大な規則違反だと言われるが、ヴァンス局長がマクギーのお手柄で事件が解決したことからホワイトハウスに招待されているので話は終わりだと助け舟を出してくれた。
受け継がれる遺志 (Anonymous Was a Woman)
- シーズン 11 エピソード 04 通算 第238話放送日 2013-09-27(US)
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- トニーはジヴァが去ったことで考えさせられ、これまでの選択や人々との関わり方を見直そうと、4年前に彼女だったジェシカを始め、複数の女性に謝罪の手紙を書いている。
- ポリグラフ専門だったスーザン・グレイデイがオフィスに現れ、ギブスの指示で現場検証を手伝うと言う。
- ジヴァが辞めたことによるヘルプはスーザン・グレイデイが3人目だとトニーが言う。
- スーザン・グレイデイはフルタイムの捜査官を志望しており、ギブスが審査している。(マクギー調べ)
- ダッキーはそば殻のニールピロー を使っている。(本人談)
- 2年前にギブスが彫ったマイク・フランクスの棺の装飾は、マイク・フランクス自身が頼んだものだった。
- 2年前の車中でギブスの同乗者が食べているのも、現在の車中でトニーが食べているのも Beltway Burgerのハンバーガー。
- ギブスの指示で事件の被疑者をスーザン・グレイデイが取り調べることになり、トニーとマクギーは不安視するが、スーザン・グレイデイはポリグラフ検査で人の嘘を見破ってきたと言い、堂に入った取り調べを行う。
- スーザンの移動先はサンディエゴ。(本人談)
ニューオリンズ支局・後編 (Crescent City (Part 2))
- シーズン 11 エピソード 19 通算 第253話放送日 2014-04-01(US)
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- ニューオーリンズの湿地で、また特権キラーと同じ手口で殺害された死体が見つかる。
- トニー宛に金髪のプロビーから小包が届き、中にはトニーのブードゥー人形が入っていたが、トニーは気味悪がってゴミ箱に捨ててしまう。
- ”特権キラー” ことヴィクター・ロータは人気があり、獄中で大勢と文通していたが、彼はその相手すべてに自分の無実を訴え、ある男が証拠をでっちあげて自分をを陥れたと書いていて、その男とはダニエル・マクレーンであると主張している。
- それが事実なら真犯人は野放しのままで、現在も犯行を重ねているのは模倣犯ではなく本当の ”特権キラー” ということになる。
- トニーの頭が急に痛みだしたところ、捨てたはずのブードゥー人形の頭に針が刺さった状態でトニーの机に置いてあった。
- ギブスとプライドは、殺害されたダニエル・マクレーン、亡くなったマイク・フランクス、そしてもう一人、フェド 5のメンバーだったフェリックス・ベッツ(Felix Betts(スチュアート・マーゴリン(Stuart Margolin )))に会い、ダニエル・マクレーンは買収されてヴィクター・ロータを特権キラーに仕立てたのか聞くが、フェリックス・ベッツは肯定も否定もせず、話がかみ合わない。
- その後の調査でダニエル・マクレーンの口座に多額の入金があったことが確認され、買収されていたことが確実になる。
- プライドは恩師にウソをつかれていたと悔しさを滲ませるが、ギブスは優秀な捜査官も過ちを犯してしまったが、それで苦しんでいたし、あの時の絆は本物であり、そして今も変わらないと慰める。
- 不正をしていたダニエル・マクレーンだったが、下院議員の再選を前にすべてを告白しようとし、特権キラーに殺害されたものと思われ、議員の後援者の中に疑わしき人物がいることが判明する。
- 事件が解決し、ギブスとプライド、フェリックス・ベッツは食事を共にして友好を再確認する。
繰り返された悲劇 (Check)
- シーズン 12 エピソード 11 通算 第269話放送日 2015-01-06(US)
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- ギブスは健康診断前なので 72時間のカフェイン断ちをしている。(パーマー談)
- 銃撃戦で死亡したとみられる 5人の死体が発見されたカフェで現場検証していると、ギブスの元妻のダイアン、その次の妻だったレベッカが 2人で現れる。
- ギブスとレベッカが夫婦だった頃、ギブスはノーパンで生活していた。(レベッカ談)
- オフィスで話がしたいと言われるもののギブスは自宅に帰ってしまうが、そこではレベッカが待ち構えていた。
- ギブスは金切りバサミで爪を切る。(レベッカ談)
- レベッカは 1年前に酒で身を滅ぼしかけたが友達が施設に入れてくれたので救われ、今回は結婚当時に浮気をしてしまったことをギブスに謝罪しに来たという。
- ギブスは無口だが言葉にウソがないのが好きだった。(レベッカ談)
- ギブスは頭痛に参ることがある。(本人談)
- 翌朝、マクギーとダイアンがギブス宅を訪れると、ギブスとレベッカは手をつないだままソファで寝ていた。
- ダイアンは、銃撃戦で死んだ 5人の税務記録が外部からのハッキングによって国税庁から流出したことを突き止めた。
- レベッカは帰りがけに結婚式の招待状をギブスに渡す。
- カフェで発見された 5人の死体は、別の場所で殺害された後に運ばれ、銃撃戦があったように偽装されていた。
- 新たな殺人事件が発生するが、殺害に使われた凶器はマイク・フランクスの命を奪ったものと同型の医療用のメスで、被害者の年齢もマイク・フランクスに近く、同じように路上で息絶えていた。
- それは偶然ではなく、カフェで発見された 5人の死体の状況は、シェパード局長が亡くなった現場を再現していたと判明する。
- 今回の事件が始まった直後にレベッカが現れたのは、果たして偶然なのかとチームのメンバーは疑問視する。
- レベッカは情緒不安定で配慮に欠け、ウソつきだが人は殺さない。(ギブス談)
- しかし調査の結果、3カ月前にレベッカの銀行口座に海外から 30万ドルが振り込まれた事実、国税庁へのハッキング元の IPアドレスがレベッカの PCのものだったことが判る。
- レベッカの取り調べを始めようとすると弁護士が来るが、それは結婚していた当時のレベッカの浮気相手であり、今度の再婚相手でもあると言う。
- ギブスはコーヒーをガブ飲みし、カフェイン断ちは失敗に終わる。
- 取り調べに対してレベッカは、入金は遺産を得たからで、ハッキングに関してはそんな知識があるはずがないと言う。
- アビーがレベッカのノート PCを調べると傍受装置が仕掛けられていることが判明する。
- ノート PCに仕掛けられていた装置が特殊なものであることから過去のデータを調べると、それを作ったのはロシア人の傭兵でアメリカ在住のゲナ・ウラノフというセルゲイ・ミシュネフの仲間だということが判明する。
- ギブスの携帯電話にダイアンからの呼び出しがあり、指定された場所に行くとすでにダイアンも来ているが、ダイアンはギブスに呼び出されたので来たと言う。
- 危険を察知したギブスはダイアンを物陰に隠れさせようとするが、ダイアンは狙撃され、額を撃ち抜かれてギブスの腕の中で絶命してしまう。
- 狙撃したのはセルゲイ・ミシュネフで、ギブスに宛てた動画も見つかり、その中で 「私の家族に手を出した罰だ」 とギブスを挑発する。
- ダッキーはダイアンの検視を始めようとするが、パーマーは検視をするのはもう嫌だ、肝臓を量りたくないし、傷の記録もしたくない、もう友人を切り開きたくない、もう限界だと言ってその場を離れてしまう。
- ギブスはこの事態を知らせるため、ダイアンとよりを戻したトバイアス・フォーネルと、ダイアンの娘のエミリー・フォーネルへの連絡を試みるが、2人ともつかまらず話ができない。
- ダッキーは、セルゲイ・ミシュネフの目的はギブスを痛めつけることで、自分自身が傷ついたことをギブスのせいにして復讐しようとしているのだろうと、そしてギブスを殺すだけでは物足りず、苦しむ姿が見たいのだろうと推察する。
- シェパード局長が亡くなった状況の捜査資料を含むデータなどは、ケヴィン・フセインがセルゲイ・ミシュネフの依頼で作成したウイルスがシステムに侵入して流出させたと分かる。
- アビーとマクギーは、NCISのシステムに影響がないよう改造した亜種のウイルスを故意に拡散させ、それを追跡してセルゲイ・ミシュネフの居場所を特定する。
- そこはダイアンが射殺されたビルの隣のアパートで、連絡を受けたギブスは単身で乗り込んで仲間を射殺し、セルゲイ・ミシュネフを取り押さえたが、残党に背後から襲われてギブスは意識を失う。
- ギブスが気がつくとトニーとマクギーが駆けつけていたが、すでにセルゲイ・ミシュネフと仲間の姿はなかった。
- ギブスの携帯電話の着信音が鳴り、相手を確認するとそれはトバイアス・フォーネルからの電話だった・・・。
- (こぼれ話参照)
偽名の足跡 (Blast From The Past)
- シーズン 12 エピソード 16 通算 第274話放送日 2015-02-24(US)
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- ビショップは初めて映画『トップガン 』を見たが、一粒の涙も出なかった。(本人談)
- マクギーもビショップも映画『アナと雪の女王 』は見ている。(それぞれ本人談)
- ギブスは試しにスマホを使ってみるが、オフィスから現場に行くまでの間に破壊してしまう。
- 殺人事件の被害者はリーランド・スピアーズという名前を使っていたが、それは過去にギブスが潜入捜査をする際に使っていた偽名と同じものだった。
- ギブスはリーランド・スピアーズという偽名で麻薬取引から殺人まで 10件以上の捜査をした。(本人談)
- 当時、紙の資料は廃棄されるので偽名は追跡不可能だと言われていたが、現在では電子データを外部からハッキングすることも可能なので、何者かが偽名を盗んで利用しているものと思われる。
- アビーは服を着ていると見えない場所に新しいタトゥーを入れた。(本人談)
- ギブスは昔、赤毛の美人とプラハに逃げたことがある。(ダッキー談)
- ビショップは映画『ビッグ 』を半分だけ見たことがある。(本人談)
- ギブスは偽名を使っていた当時のことを知っているトム・モローと会って話を聞く。
- ギブスは再びリーランド・スピアーズという偽名を使い、重要な情報があると思われる会社に潜入する。
- ギブスの潜入捜査はパソコンから情報を引き出すのが目的で、作業時間は 15分程度と予想されたが、ギブスがパソコンに不慣れなのと、あまりにもタイピングが遅いため 4時間もかかってしまった。(マクギー談)
- ギブスがダウンロードしたファイルから情報の転送先が分かり、チームが駆けつけるとエドガー・ブロンという名の男が殺されていたが、その名は昔マイク・フランクスが使っていた偽名だった。
- 殺人犯をおびき寄せるためエドガー・ブロンは死んでいなかったと連絡させ、チームが病院で職員などに扮して張り込んでいる時に火災警報が鳴り、その警報の内容を伝えるのが看護師1。
- ギブスが以前にシェパード局長が使っていたミランダ・フレミングという偽名についてマクギーに調べさせると、現在その偽名を使用しているのが、すべての偽名を創り出した人物で、過去に創った偽名を高額で売ったと判明する。
- 事件が解決した後、ビショップは潜入捜査の任務が実生活にどういう影響を与えるのかとギブスに聞き、自分も潜入捜査を指示されることがあるのかを尋ねる。
- ギブスは直接は答えず、身近な人を大切にするようにとビショップに言う。