天からの贈り物 (Life Before His Eyes)
- シーズン 09 エピソード 14 通算 第200話放送日 2012-02-07(US)
-
- 本エピソードは通算 200話目。
- アビーはパーマーが腹斜筋を痛めてしまったため、ロルフィング を施してやっている。
- パーマーは見かけによらない腹筋をしているのでギブスが驚く。
- マクギーに沖縄のサイバー部門の部長に昇進するという話が持ち上がるが、その話を断ってしまう。
- ギブスが行きつけのダイナーで店のエレイン(Elaine(コニー・ジャクソン(Connie Jackson)))と世間話をしていると、何者かが近づいてきてギブスに向かって発砲する・・・。
- 死に直面したギブスの脳裏に様々なシーンがフラッシュバックする。
-------- - ギブスの前に亡くなったはずのマイク・フランクスが現れ、これまでの人生をふり返れと言う。
- また、母親のアン(Ann Gibbs(クレア・ケアリー (Clare Carey)))も現れ、父親(ジャクソン・ギブス)を許してやってほしいと言う。
- そして、すべてはつながっていて一つの選択がその後に影響すると、そして決めるのは自分だとギブスは言われる。
- ・・・あの時ケイトを死なせなかったら・・・あの時ペドロ・ヘルナンデスを狙撃しなかったら・・・。
- 過去に起きた様々な場面でのことを問われ、もしそうだった場合の未来を見るギブス。
- ギブスは目の前に現れたシャノンとケリーに、ペドロ・フェルナンデスの事件で証言させたことを後悔していると伝え、それゆえ 2人を失ってしまったと言う。(こぼれ話参照)
- しかしシャノンは、私たちが死ななければギブスは NIS(現NCIS)に入らないため捜査官になっておらず、トニーもジヴァもチームもなかったと諭す。
- ギブスは、でも家族がいたと反論するが、ギブスが海兵のままだと私たちに訃報が舞い込んだと、ギブスが戦死してしまう結果になったとシャノンは言う。
- ギブスは家族を失ったこと、NISに入ったこと、ペドロ・フェルナンデスに復讐したこと、NCISの捜査官でいたからアリが宿敵となってケイトを失い、ジヴァと出会ったことなどのすべてがつながっていることを悟る。
-------- - ギブスに向かって撃たれた銃弾は肩を貫いたが、ギブスは翌日から仕事に復帰する。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
空の戦友 (Better Angels)
- シーズン 11 エピソード 07 通算 第241話放送日 2013-11-05(US)
-
- ジャクソン・ギブスが警察に捕まったためギブスが迎えに行くと、視力の低下から交通事故を起こし、運転免許を停止させられたと言う。
- ジャクソン・ギブスは戦友で飛行機の操縦士だったウォルター・ベック(Walter Beck(トム・フィッツパトリック(Tom Fitzpatrick)))に会いに行く途中で、彼にどうしても伝えたい事があり、どうしてもギブスに会わせたいと言う。
- ウォルター・ベックに会いに行く途中、ダイナーに寄ったギブスとジャクソン・ギブスのところにエレインがクラブサンドを運んでくる。
- 戦時中、ジャクソン・ギブスの乗る戦闘機が被弾して計器類に異常をきたし、方向がわからなくなって針路を間違えてしまった時、彼が道案内してくれたことで国に帰ることができたのでウォルター・ベックは命の恩人だと言う。
- しかし、家を訪ねてもウォルター・ベックは不在で、朝早くに救急車で運ばれていったといい、その所在が分からない。
- アビーは調査の過程で国防総省から情報を得たが、その情報の入手先は友だちになったデライラだった。
- ギブスがマクギーにウォルター・ベックのことを調べさせるが、軍関係者を調査しても該当者が見つからない。
- ギブスはジャクソン・ギブスの記憶が曖昧になっているか、または嘘をついているのかもしれないとダッキーに相談すると、諦めずに話し合うことだと諭される。
- 親の老いを見届けるのは辛いもので、今も母が 1人で髪をとかせなくなった日のことを覚えているが、それが人生というものだ。(ダッキー談)
- ギブスがジャクソン・ギブスにウォルター・ベックなどという軍人はいないと伝えると、ウォルター・ベックはアメリカ兵ではなく敵国のドイツ人だと言い、我々 2人は操縦士で空の上では同じ人間だったと言う。
- ジャクソン・ギブスを救ったのは自分を見失わないためだったとウォルター・ベックは手紙で伝え、死が近づいた今、戦争で人を殺した罪悪感に苦しんでいるとも手紙には記されていた。
- ギブスは一緒に暮らす提案をするが、ジャクソン・ギブスは気持ちはありがたいと言いつつ老いぼれたら一緒住むと言う。
- 調査の結果、ウォルター・ベックはホスピス(終末期ケアを行う施設)にいることが分かったため訪問する。
- アビーのラボのペン立てにはジヴァからもらったイスラエル国旗の飾りが立てられている。
- ジャクソン・ギブスは我々が戦争で奪った命は戻ってこないが、救われた者もいるとウォルター・ベックに言い、おかげで息子を持てたとギブスを紹介する。
- そして、息子は人のために働いている、最高の男だと話を続ける・・・。
罪深きアリバイ (Alibi)
- シーズン 11 エピソード 08 通算 第242話放送日 2013-11-12(US)
-
- マクギーは週末にデライラと旅行に行く予定にしている。(本人談)
- 元 FBIで今は民間の弁護士をしているキャリー・クラーク(Carrie Clark(サリー・リチャードソン (Salli Richardson-Whitfield)))が事件の容疑者の弁護を引き受けることになった。
- ダイナーに寄ったギブスは注文していないのにエレインがクラブサンドを出す。
- 事件の容疑者はアリバイがあるとキャリー・クラークに言うが、それは別の町で人を刺殺したという内容だった。
- その事実を確認したキャリー・クラークは、あえて公衆電話を使ってギブスに報告する。
- 公衆電話の場所を特定したチームが現場に向かうと、そこは殺人事件現場のすぐそばだった。
- それとなくとは言え、クライアントの情報を漏らしたとあってはキャリー・クラークは弁護士資格を失う可能性があるため、チームは慎重に捜査を進める。
- トニーは教会で開かれている男性の自助グループに入会し、週に 2回の集会に参加している。(本人談)
- トニーには、この 1年の間に色々なことがあったので少し変わりたいと思い、今は性格を直している。(本人談)
- 事件が解決し、ギブスとキャリー・クラークは正義が貫かれた事を認め合い、ギブスは ”気が合いそうだ” とキャリー・クラークに言う・・・。
時間外の捜査活動 (After Hours)
- シーズン 13 エピソード 17 通算 第299話放送日 2016-03-02(US)
-
- トニーは先週出会ったレア・ラムジー(Leah Ramsey(ヴァージニア・ウィリアムズ(Virginia Williams )))と高級人気店のフィオラで今夜デートすることになっている。(本人談)
- マクギーとデライラはタイマーが鳴るまで交互に仕事の話をし、そのあと仕事を忘れて食事をするダウンロード・ディナーを実践している。(本人談)
- トニーの自宅で飼われている金魚がケイトだけになっている。(こぼれ話参照)
- トニーは今夜のデート後に期待し、いそいそと部屋を片付け、ワインやグラスなどをセッティングする。(こぼれ話参照)
- マクギーとデライラは自宅でタイマーを使い、持ち時間内で仕事の話をしているが、マクギーが事件のことを話すとデライラが内容の矛盾点を指摘する。
- デライラのおじの家はローンパイン通り近辺にあり、昔はよく遊びに行っていた。(本人談)
- ギブスは自宅で事件のことが気になり、持ち帰っていた捜査資料を読み返す。
- マクギーはデライラに指摘された点が気になり、食事中の会話を楽しむことができない。
- トニーは自宅にレア・ラムジーを招き入れたが、ふとした事から事件の矛盾点に気付く。
- マクギーは事件のことが頭から離れず、ついにデライラを怒らせてしまう。
- パーマーの娘のヴィクトリアは今朝、ブタとアヒルの鳴きマネをした。(パーマー談)
- ダッキーとパーマーの検視によると、遺体の死亡時刻と通報された時刻に開きがあり、死後に遺体を動かした形跡も確認された。
- トニーはレア・ラムジーとの会話が進むにつれ、次々に事件について納得できない部分が増えてくる。
- ビショップがギブスの家を訪ね、検視結果による矛盾点を報告する。
- マクギーは機嫌の直らないデライラに、事件の何かが引っかかっているので自分の勘を信じたい、この仕事ではそれを疑うと命に関わることもあると理解を求める。
- デライラは、それでも家では忘れてほしい、仕事で成り立つ関係はビショップとジェイク・マロイの例もあるので嫌だと言う。
- マクギーの携帯電話にパーマーから遺体が動かされていたことに関してメッセージが届く。
- マクギーは明日にしようと言って眠ろうとするが、今度はデライラが事件を気になりだし、2人で意見を交わし始める。
- 場所をダイナーに移したギブスとビショップは、エレインに山のように注文をして事件について話す。
- ビショップは 2日前に新しい家に引っ越した。(本人談)
- トニーがレア・ラムジーを相手にミステリーの話だと言いつつ事件について 1時間も話していたので、愛想を尽かしたレア・ラムジーは帰ってしまう。
- ギブスとビショップが事件現場に戻り、手掛かりを探そうとすると、そこにはすでにマクギーとデライラが来ており、直後にトニーも姿を見せる。
- その場で簡単な打ち合わせをして証拠の車を調べようとすると、そこにはアビーがおり、すでに車の中を調べて手掛かりを見つけていた。
- 事件が解決し、結局は徹夜になってしまったメンバーとデライラは、他の職員が出勤してくるなか帰宅を許されたため急いでエレベーターに乗り込むが、ギブスの携帯電話に新たな事件の知らせが入る・・・。
父と息子 (Bears and Cubs)
- シーズン 16 エピソード 16 通算 第370話放送日 2019-03-05(US)
-
- ブリーナの父、エド・スレイターが検視室にいるパーマーのもとを訪れる。
- パーマーは検視室に運ばれた遺体に刺創があることを見つけるが、エド・スレイターから言われてギブスには熊に襲われた事による死だと報告してしまう。
- エド・スレイターは賭けポーカーで負け5万ドルの借金をしてしまったが、死体を事故に見せかけたらチャラにすると持ちかけられ熊に襲われたように偽装していた。
- パーマーとエド・スレイターがダイナーで話しているとエレインがコーヒーを注ぎに来る。
- エド・スレイターが負けたポーカーのテーブルにはシニアも同席していた。
- 登山に行っていたダッキーが戻り、検視の手伝いを申し出るがパーマーは断ってしまう。
- エド・スレイターは死体の件がうまくいくまで息子のスティーヴィーを人質に取られているということを告白する。
- ブリーナは父のエド・スレイターを尊敬している。(パーマー談)
- パーマーは10歳で父親を亡くしている。(本人談)
- ダッキーは今回で検視は最後にしようと思っている。(本人談)
- スローンはギブスの家でポーカーをして勝ち、ギブスに一目置かれるようになった。(本人談)
- ダッキーはやるべきことをすべてやったので今後の人生はNCISと共にはないとギブスに告げる。
私刑執行人 (...and Executioner)
- シーズン 16 エピソード 22 通算 第376話放送日 2019-05-07(US)
-
- ギブス宅でウェスリー・クラークが撃たれていたのはマロリーの発砲によるものだが、マロリーはウェスリー・クラークが先に撃ってきたので正当防衛だと主張する。
- 裁判官のマイルス・ディーキンは秘密の部屋に行き、リモートで仲間4人と評議会を開く。
- ウィン・クローフォード国防長官の隠し口座を実はマイルス・ディーキンが管理しており、すでに逮捕されている廷吏のコルト・マッキニーに300万ドルを送金している。
- NCISの捜査が自分の身におよばないようギブスに手を下す必要があるため、ペドロ・ヘルナンデス殺害について評議した結果、全員一致で有罪という結論に至る。
- 私刑執行人役のコルト・マッキニーは逮捕されたが新たな執行役はすでに探してあるとマイルス・ディーキンは言う。
- ウィン・クローフォード国防長官がヴァンス局長とギブスに会い、2002年に財務の国防案件とで口座を開設したこと、最優先事項ではなかったためそれが忘れ去られたこと、そして、前回は内情をを探られたので逆にヴァンス局長とギブスのことを調べたところ二人は信頼に値する分かったので、隠し口座に関する全情報を提供する条件で誰が口座を管理し、何の目的で金を使っているのか調べてほしいと言う。
- ビショップの7歳の誕生会はピザ店だった。(本人談)
- マクギーとケイシーがウィン・クローフォード国防長官からの情報を分析したところ、過去3年で6回の送金があり、そのたびに野放しになっていた犯罪者が殺害されていることが分かったため、全国的な私刑執行組織があるものと推測する。
- コーヒーを飲み終わったギブスがダイナーから出て車に乗るとダッシュボードにペドロ・ヘルナンデスの写真が置いてあり、それを見ているところを銃撃される。
- 検視、化学分析、CIAの捜査でもマロリーの証言は正しくウェスリー・クラーク殺害は正当防衛だったと判断される。
- ビショップはダイナーに行き、昨夜の銃撃のこと、ギブスは無事だということ、ただしギブスは警察が来る前に姿を消してしまったことをエレインから聞く。
- ダッキーが過去6件の事件を分析したところ、管轄の裁判官4人はすべてマイルス・ディーキンの助手だったことが分かる。
- ダッキーは歴史家に任命されてからオフィスにこもりがち。(本人談)
- ギブスはマイルス・ディーキンと会い、文句があるなら自分で手を下だせと言う。
- マクギー、ビショップ、トーレスはギブスが銃撃されたこと、マイルス・ディーキンに会いに行ったことは知っているのですべての事情を説明してほしいとギブスに迫る。
- ギブスは過去に男を殺して家族の敵討ちをしたこと、それをネタにマイルス・ディーキンが厄介払いしようとしていることをチームのみんなに話す。
- ケイシーはギブスの車の中にあったペドロ・ヘルナンデスの写真から部分指紋を検出し、それがマロリーのものたったことからギブス銃撃犯がマロリーだと突き止める。
- マロリーの身柄を確保して話を聞くと、人生をやり直すためにマイルス・ディーキンから報酬を受け取り殺し屋として雇われたことを認めるが、マイルス・ディーキンがギブス殺害を指示した際の音声データ提供を条件に司法取引が成立する。
- マイルス・ディーキンを逮捕して事件は解決する。
- マクギー、ビショップ、トーレスの3人はギブスから聞いた敵討ちの件を忘れることにする。
予防措置 (Gut Punch)
- シーズン 18 エピソード 11 通算 第409話放送日 2021-04-06(US)
-
- ヴァンス局長の元をモーゼス・マクラーレン国防長官が訪問し、イエメン外相と自宅で会談するのでギブスが停職になった件が広く世間に知れるとタイミング的に印象が悪いため、新聞記者の取材には応じないと、そしてNCISもノーコメントを貫くように依頼する。
- ヴァンス局長は若い頃より9キロ太った。(本人談)
- デイル・ソーヤー(Dale Sawyer(ゼーン・ホルツ(Zane Holtz )))捜査官がマクギー、ビショップ、トーレスのところに来てギブスが無期限の停職になったのも、みんながウソの供述をしたことも知っていると言い、ルールを破ったものは責任を取るべきなのに、ギブスが罰せられたにも関わらず部下がおとがめなしなのはどうしてだと絡んでくる。
- 死体が発見されたと連絡を受けたベロニカ・タイラーはデイル・ソーヤーを連れて捜査に出かける。
- ヴァンス局長はチーム・ギブスに国防長官が自宅でパーティを開催するので新型コロナ対策の担当職員として任務を遂行せよと命じる。
- ダイナーで多くの時間を過ごしているギブスにエレインがコーヒーをつぎながら引退したのかと思ったと言う。
- 記者のマーシー・ウォーレン(Marcie Warren(パム・ドーバー (Pam Dawber)))が客のふりをしてカウンターに居るギブスの横に座って話をしようとするが、それを見透かしていたギブスは席を立って店を出る。(こぼれ話参照)
- ビショップがマクギーとトーレスにパーティー会場の評価と消毒液の設置、発熱の検査とワクチン接種証明の確認などの手順を説明しているとデイル・ソーヤーが来て嫌味を言う。
- トーレスが検視室に行き、パーマーから事件のことについて聞き出そうとするが、新型コロナウイルスで妻のブリーナを亡くしたことを念頭に、感染対策を怠れば悲劇を招くとトーレスを諭す。
- ラボでラベルプリンターを使っていたビショップは、ケイシーとベロニカ・タイラーが話す事件の内容について気になって仕方がない。
- パーティー会場の装飾に使われているエッグプラント(紫に似た)色のペンキが検視室の死体に付着していてケイシーが調べていた色と同じことから、被害者は死亡直前に国防長官の家にいたと思われるため、チーム・ギブスの三人は秘密裏に調べを始める。
- しかし、会話を小耳に挟んだデイル・ソーヤーは、被害者は便利屋をしており、街中でペンキを塗っていたし、被害者の恋人が街を出たので犯人だろうと言い、捜査の邪魔をするなとチーム・ギブスの三人に言う。
- マクギーは『ゴッドスペル』というミュージカルをやっていた。(本人談)
- チーム・ギブスの三人が手がかりを元に被害者が使っていた建物を調べると国防長官の自宅を細かく調べた資料や武器や弾薬、偽造IDなどを発見したことをヴァンス局長に報告し、国防長官の暗殺計画がると伝えると、今後は担当捜査官であるベロニカ・タイラーの指示に従えと命令される。
- デイル・ソーヤーは一部の人間のヘマでNCIS全体に迷惑がかかるのでチーム・ギブスはデスクに座ってパソコンで調べ物をしろと言う。
- 記者のマーシー・ウォーレンがギブスの自宅に来て、自信があるのは調査報道であり真実を暴いているので、ギブスが知る真実を記事にしたいと説得を試みるが、ギブスは応じない。
- パソコンを使って調べていたチーム・ギブスはパーティー会場にいた人物が偽名を使っていることを突き止め、その男の自宅に行くとすでに男は死んでおり、ベロニカ・タイラーとデイル・ソーヤーが現場に来ていた。
- ベロニカ・タイラーとデイル・ソーヤーは死んでいた男が殺し屋を雇って殺し、自殺したと判断して事件は解決したと言うが、チーム・ギブスは無職だった男が殺し屋を雇う金を調達できるはずがなく、自殺する理由もないので何か見落としていると納得しない。
- デイル・ソーヤーは『勘』以外に証拠はあるのかと詰め寄り、ベロニカ・タイラーは『勘』を信じてヴァンス局長に報告するのかと問う。
- チーム・ギブスと同意見のケイシーが独自に証拠品を調べていると、押収した注射器からコルクと高濃度のカリウムが検出され、肝臓の悪い国防長官がカリウムを摂取するとショック死すると思われることから、犯人が注射器でワインやシャンパンのコルクに高濃度カリウムを注入したと推測する。
- 結果、長官の命を守り、手柄はベロニカ・タイラーとデイル・ソーヤーに譲ることになったチーム・ギブスだが、互いのチームは和解し、それぞれ感謝する。
- ギブスは記者のマーシー・ウォーレンと立ち話をしたときに持っていたのがグレーマリン・ファントムのキャブレターだと言い当てられたのをきっかけに取材に応じ、話したことの全てが記事となる。
- ギブス宅を訪れたヴァンス局長は、記事が出たことによって今後どうなってもギブスを守ることはできないと伝えて帰っていく。
血筋 (Sangre)
- シーズン 18 エピソード 12 通算 第410話放送日 2021-04-27(US)
-
- マクギーが出勤前にオフィスに届いたギブス宛ての手紙を持って自宅を訪ねる。
- マクギーは、公表された記事がプラスに働き、NCISの適切な対応が証明されたので、世論が落ち着けば復帰できるかもしれないとヴァンス局長が言っているとギブスに伝える。
- ギブスは休暇も病欠なく仕事が命。(ビショップ談)
- 発生した殺人事件の現場から採取した髪をケイシーがDNA鑑定した結果、それがトーレスの親族で、男性のものだと分かる。
- トーレスの父親は5歳の時に蒸発し、その後に死んだと聞いている。
- トレースの姉のルシアと親族のアマンダはワシントンに暮らしている。(マクギー談)
- ギブスはTo Doリストを作成し、せっせと家の中のことをやるが時間を持て余す。(こぼれ話参照)
- トーレスが親類に電話をしまくったところ、事件当日は誰もワシントンにいなかった。
- パーマーは家族の歴史を追うのが好き。(本人談)
- 容疑者が乗っていた車を追跡したところ、運転していたのはトーレスの父親のミゲル・トーレスだったことが分かる。
- 取り調べを受けたミゲル・トーレスは、家族がワシントンにいるので近くに引っ越そうと思い、殺人現場の家には内覧会で行ったと説明する。
- トーレスの父親はウソしか言わない。(本人談)
- トーレスは渡米理由も被害者を知らないというのもウソでミゲル・トーレスが犯人だと決めつける。
- ダイナーに来たギブスはエレインにコーヒーとパイを注文し、偶然そそ場に居合わせた記者のマーシー・ウォーレンに発表されたのはいい記事だったと話しかけると、マーシー・ウォーレンはギブスに対して引退した警官と同じ表情をしているのでヒマを持て余しているのだろうと言い残して店を出ていく。
- トーレスの父親のミゲル・トーレスが蒸発したことで家族は家を失い、おばの家に身を寄せ、教会の施しを受けるなどしながら飢えと戦った。(本人談)
- トーレスとビショップがミゲル・トーレスの宿泊先を調べると、大金と複数の銃、地図や被害屋とは別の海兵隊の写真などが客室に置かれていた。
- NCISにCIA職員が来てミゲル・トーレスはCIAのフリーランスの工作員だと釈放を要求し、彼には中南米の仕事を委託しており、何も聞かずに仕事をやり遂げる貴重な人材なので高額な報酬を支払っていると言う。
- ミゲル・トーレスは大規模な組織犯罪を追ってワシントンに来ており、今回の殺人の被害者は逃亡者に衣類や金を用意していたが、証拠隠滅のため殺されたとヴァンス局長に説明する。
- CIAはアメリカ国内での活動ができないため、NCISが捜査協力することになる。
- トーレスは父親のミゲル・トーレスと一緒に仕事はできないので捜査から降りたいと申し出るが、ヴァンス局長はギブスがいない今、トーレスに抜けられると困ると言って許可しない。
- ミゲル・トーレスはCIAの件を隠していたことについてトーレスに謝罪し、家を出たのは当時、パナマの警察で働いていて独裁者だったマヌエル・ノリエガ を倒すために潜入捜査をしていたので正体がバレる前に家族を守るために国を出たと説明する。
- トーレスがマヌエル・ノリエガは1990年にアメリカが逮捕したのに戻らなかったのはなぜかと聞くと、ミゲル・トーレスは各国で様々な組織と関わり、CIAに雇われたことで敵も増えたので家に帰ると家族を危険にさらすことになるからだと説明し、この仕事は油断すると愛するものが犠牲になるということはトーレスも潜入捜査の経験から分かっているはずだと言い、トーレスや姉のルシアのことはずっと見守ってきたし仕送りもしたと、施しを受けたという教会に多額の寄付をしてきたのは誰だと思うとトーレスに問いかけ、自分は完璧ではないが、やれることはやってきたと話す。
- ギブスの家にマーシー・ウォーレンが来て、取材に応じたのは報道される前に自ら白状したのかと思ったものの、停職にも抗議していないのでそれは保身のためではないようだが、なぜ真実を話してくれたのかと聞くと、自分でも分からないとギブスは答える。
- マーシー・ウォーレンは新たな案件に関して意見を聞きたいので時間があれば読んでほしいとギブスに資料を渡して帰っていく。
- 事件が解決し、身を挺して銃弾からトーレスを守った父親とトーレスは和解し、食事や姉のルシア宅の訪問を約束するが、ホテルに迎えに行くとすでに部屋を引き払った後だった。
- トーレスがギブスの家に行くと、ギブスは暖炉で焼いていた肉を切って取り分け、二人は無言で肉を頬張る。