悲しい再会 (Loose Cannons)
- シーズン 13 エピソード 16 通算 第298話放送日 2016-02-23(US)
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- ギブスの家にシリル・タフトが来て正式なセラピストを紹介すると言うが、ギブスは頑なに断る。
- 海軍作戦支援センターの武器庫から M16ライフル 300丁と数千発の銃弾を盗み出した犯人グループと、警備に当たっていた海兵とが銃撃戦となり、海兵 1人と犯人 1人が死亡する。
- 死亡した犯人の腕は、本来であれば大腿骨を骨折した際に使われるプレートで治療されており、そのシリアル番号から製造元と治療を受けた人物が分かるが、その人物がすでに死亡し、埋葬されていたのが南スーダンだと判明した。
- 現地の医療事情に詳しい、デイヴィッド・ウッズとジャンヌ・ブノワが運営する国際医師グループにトニーとシリル・タフトが話を聞きに行くことになる。
- シリル・タフトはデイヴィッド・ウッズともジャンヌ・ブノワのことも知っている。(本人談)
- シリル・タフトが今回の事件のあらましを話してしまったことから、ジャンヌ・ブノワは武器商人だった父親のレネ・ブノア(ラ・グルヌイユ)との関連を疑って話を聞きに来たのではないかとトニーに詰め寄る。
- 犯人の遺体からはもう一つ、過去に銃撃されたがマヒの危険があるため摘出できずに体内に残っていた銃弾が見つかる。
- ギブスとシリル・タフトがダイナーで食事をしている途中に店に来た女性をセラピストだと思い込んで文句を言うギブスに、シリル・タフトは妻のキャサリン(Catherine Taft(ジョディー・ハリス(Jodi Harris)))だと紹介する。
- 犯人の遺体から摘出した銃弾をアビーが調べたところ、それは NCISが証拠品として登録している武器から発射されたもので、武器の所有者はラ・グルヌイユだということが判った。
- 犯人グループが逃走に使った車から採取した指紋は、以前ラ・グルヌイユの手下だった男と一致する。
- ジャンヌ・ブノワがオフィスに来てそれらのことを知り、やはり父親が関係していたのにウソを言ったとトニーを責める。
- トニーとジャンヌ・ブノワとの過去については、ジャンヌ・ブノワから聞いているのでデイヴィッド・ウッズも知っている。(デイヴィッド・ウッズ談)
- シリル・タフトはまだ NCIS内をウロウロして捜査を手伝いたがっているが、キャサリンとランチに行くなり映画を見るなりして夫婦の時間を作れとギブスに追い返される。
- ギブスの忠告どおりにキャサリンと映画を観たシリル・タフトだったが、帰りに乗ってきた車が爆破され、危うく命を落としそうになった。
- 病院に駆けつけたギブスにシリル・タフトは、自分の傷を癒やすのに夢中で唯一の家族であり、一番大切な妻を無視してきてしまった自分がバカだったと言う。
- ギブスが子どもの頃、なにかで落ち込んだりするとヨギ・ベラ の大ファンだったジャクソン・ギブスに必ず ”完璧じゃないのがこの世界だ” と言われた。(ギブス談)
- 逃走中だった犯人を逮捕して事件が解決したことをトニーがジャンヌ・ブノワに伝えに行くと、今回の件でデイヴィッド・ウッズとケンカになったと言い、オフィスで 1人で仕事をしていた。
- トニーは、1つ願いがかなうなら南スーダンから戻ったときまで時間を巻き戻したい、あの時の方が良い終わり方だったと言う。
- それよりももっと前に戻りたいと言うジャンヌ・ブノワを残し、トニーはオフィスを後にする。
- ギブスがダイナーでシリル・タフトが来るのを待っていると、カウンターに座っている女性に話しかけられる。
- シリル・タフトは店に来たが、ギブスと女性が会話しているのを見ると、黙って店を出て行く。
- その後姿を見たギブスは、カウンターの女性がシリル・タフトが紹介したがっていたセラピストのグレイス・コンファローン(Grace Confalone(ローラ・サン・ジャコモ (Laura San Giacomo)))だと察した。
孤高の狙撃手 (Scope)
- シーズン 13 エピソード 18 通算 第300話放送日 2016-03-09(US)
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- ビショップの提案で各人がそれぞれ春の大掃除をすることになっていたが、マクギーは実施できなかった。
- マクギーは今朝、デライラが作ってくれた 7層のブリトーを食べてきた。(本人談)
- ビショップの家に母親から子どもの頃に遊んでいたガラクタが送られてきた。(本人談)
- マクギーが手始めにオフィスのデスク周りを整理すると、ケイトが描いた似顔絵が出てくる。
- トニーは自宅で春の大掃除をしたところ、シニアからもらったアンジェリーニズの食事券が出てきたので、2時間の道のりの店にバイクを借りて行ってみるつもりでいる。
- 事件に関わりのあるアーロン・デイビス(Aaron Davis(テイ・ディグス (Taye Diggs)))軍曹に話を聞くことにするが、彼はイラクで大怪我をして視覚障害と PTSDに苦しんでいて現在も入院中であるため、ギブスはグレイス・コンファローンのつてを頼るものの、彼はギブスにだったら心を開くだろうからと、自分で会って話をするように言われる。
- ギブスがいつも自宅のソファで眠っているのは、寝室は夫婦のものだと考えているため。(本人談)
- グレイス・コンファローンがギブスにアーロン・デイビスと直接話をさせたのは、ギブスのセラピーも兼ねてのことだった。
- マクギーは事件が解決した後、オフィスのパソコンで婚約指輪のデザインを選んでいる。
- トニーはダッキーとパーマー、そしてヴァンス局長たちとバイクにまたがり、パスタを食べるためアンジェリーニズに向かう。
- 自宅に戻ったギブスは寝室のドアを開け、ベットに横たわって静かに目を閉じる。
トニーの決断 (Family First)
- シーズン 13 エピソード 24 通算 第306話放送日 2016-05-17(US)
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- トニーがイスラエル総保安庁のアダム・エシェルに確認すると、ジヴァはイーライ・ダヴィードの農場に滞在していたらしい。
- 農場の爆破後、トレント・コルトの行方はつかめないがブダペストに隠れ家があるらしいという情報をつかむ。
- ジヴァの身を案じるトニーは、イスラエルに向かう許可をギブスから得る。
- トバイアス・フォーネルは少しずつ回復してもうすぐ ICUから出られるが、銃弾で重度の神経損傷を負っているため一時的に右の腕と脚に問題が起きると思われ、つらいリハビリが待っているだろうと看護師が説明する。
- 病室にギブスを探していたとグレイス・コンファローンが現れ、エミリー・フォーネルに辛いだろうと言い、何かできることはないかと尋ねると、ギブスは捜査をしている間エミリーを一人にしたくないので付き添ってほしいと頼む。
- エミリーは知らない人の世話になりたくないと反発するが、ギブスはグレイス・コンファローンは信用できるとエミリーに言う。
- グレイス・コンファローンがギブスを探していたというのは芝居で、実は最初からギブスがエミリーの付き添いを依頼していたのだったが、エミリーは手ごわいので苦労するだろう、健闘を祈ると言い残してギブスは病室を去って行く。
- ヴァンス局長の元にテルアビブからの知らせが届く・・・。
- マクギーとアビーがイスラエルに向かう準備を進めるトニーの自宅を訪れ、ヴァンス局長のところにジヴァの訃報が入ったことを伝える。
- ジヴァは最後まで戦ってカッコよく死ぬと思っていた。(パーマー談)
- しかし、ジヴァは就寝中に追撃砲を撃ち込まれて死亡してしまったという。
- オフィスに戻ったマクギーにビショップがトニーの様子を聞くと、予想通りジヴァの敵を討ちたいと言っていると答える。
- 怒りに震えるトニーをオフィスに来たシニアが落ち着かせようとし、今のままではダメなので一晩だけでも自宅に戻って態勢を立て直そうと言い、ギブスもそうするように言うが、トニーは、ギブスにとってジヴァは娘同然でマクギーやアビーの姉貴分のはずであり、同僚が殺された時はチーム全員が協力して犯人を追い詰めたはずだと自制が効かない。
- するとギブスはこれは命令だと、仲間に任せられないのであれば仕事を辞めろと厳しく言う。
- 事件について検討していると、テス・モンローがトレント・コルトは出国しておらず国内におり、自分の手を汚さず農場の爆破は殺し屋に依頼したのではないかという疑問を口にする。
- その可能性が大きいとみたギブスは、ビショップに NSAの情報網を使ってトレント・コルトの情報を探るよう指示する。
- ギブスがオフィスの一角にある殉職者の写真が飾られた場所でジヴァの身分証を見ながら過去を思い出しているところにマクギーが近寄り、NCISで働き始めた時に ”優秀な捜査官が一度やると決めたら最後までやり遂げる” とギブスに言われたことを最近になってよく思い出すと言い、トバイアス・フォーネルとジヴァのためにやりましょうとギブスに進言する。
- NSAの調査で、やはりトレント・コルトは国内から殺し屋を雇い、偽名で 3万ドルを送金してたことが確認される。
- 自宅に戻っていたトニーがヴァンス局長に呼ばれて局長室に入ると、そこにはモサド局長のオーリ・エルバズが来ていた。
- オーリ・エルバズは爆破された農場には火の手が回らない部屋があり、そこには生存者がいたが、それはタリ(Tali(エミリア・ゴルフィエリ(Emelia Golfieri )))というジヴァの娘で、父親はトニーだと言う。
- トニーは子どもが生まれたと教えてくれたら駆けつけたと言うが、オーリ・エルバズは、ジヴァはトニーの人生を邪魔したくないから黙っていたのだろうと言い、ジヴァは自立した女性なので男性を必要とせず、タリの成長とともに知らせなかったことを後悔はしていたようだが、それでも自信を持って一人でタリを育てていたし、トニーはきっと喜ばないだろうから言えずにいたと諭すと、トニーはジヴァは俺のことを分かっていないと言う。
- 自宅にタリを連れ帰ったトニーのところにパーマーが来ており、父子家庭になって危険な仕事と両立できるのかと問い、幸せならばタリのお手本になるので問題ないが、子どもは何でもマネをするするので今後はトニーの背中を見て育つことになると言う。
- アビーがギブスの家に残っていたトレント・コルトの靴跡に含まれる放射性同位体 が、トレント・コルトの知り合いだった核の専門家が勤める核研究施設の土に含まれる同位体と一致することを突き止めたため、その施設にチームが向かうが、すでに核の専門家は連れ去られた後だった。
- 監視カメラの映像を調べると、そこにはコルトの姿があり、読唇術を心得るテス・モンローは核の専門家が資料はチェサピークの家にあると言っていると読み取る。
- トレント・コルトに世界各国の核の情報を渡すわけにはいかないと、チームのメンバーはチェサピークに急行する。
- トニーとジヴァが並んで写った写真を見たタリは、ジヴァを指差しヘブライ語で ”ママ” を意味する 「イマ」 と言い、次にトニーを指差して ”パパ” を意味する 「アバ」 と言う。
- それを聞いたトニーは、ジヴァがタリにトニーのことを教えていたこと、そしてタリがトニーを知っていることを悟る。
- トニーはジヴァのネックレスを今はタリのものだと言って首に飾ってあげる。
- そこにマクギーからトレント・コルト発見の知らせが入り、トニーは現場に向かう。
- 現場から逃げるトレント・コルトを追い詰め、トニーがその場に到着すると、トレント・コルトはジヴァが家の中にいるとは知らなかったと言い、単なるビジネスで私情は挟んでいないと言い訳をする。
- しかし、トニーが俺の家族だったと言い、許すつもりがないと悟ると銃を抜こうとしたためチームのメンバーたちからの発砲を受けて射殺される。
- 事件が解決してギブスの地下室を訪れたトニーは、捜査官を辞める決意をギブスに告げる。
- 今はジヴァとの間に生まれた娘のタリがおり、もう自分一人の人生ではなくなったことと、今までにはない感情が生まれてマクギーからトレント・コルト発見の知らせを受けた時も敵討ちなどどうでもよく、ただタリを守りたいとしか思わなかったと話す。
- タリはすべてを失ってしまい、今はトニー自身がタリにとってのすべてとなったので、一緒にイスラエルに行き、そのあとジヴァの愛した町、パリで暮らそうと思っていると伝える。
- オフィスでのトニー最後の日、アビーはジヴァがどれだけトニーを愛していたか知っていると言い、その想いをジヴァから聞いていたのでトニーにもちゃんと分かって欲しいと言う。
- トニーはマクギーに一言だけ言いたいと、初めて超特別捜査官マクギーと呼ぶ。
- ビショップには優秀な捜査官だと、もっと上を目指せると伝える。
- まずはどこへ行くのかと聞かれたトニーは、タリの待つ家に帰ると言い残してオフィスを後にする・・・。
- (こぼれ話参照 1)
- (こぼれ話参照 2)
疑惑の自殺未遂 (Privileged Information)
- シーズン 14 エピソード 03 通算 第309話放送日 2016-10-04(US)
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- トーレスは住む部屋を捜している。
- トーレスはブエノスアイレスで眺めが最高で、プールとジムがついているのに家賃が400ドルのアパートで暮らしていた。(本人談)
- 事件の被害者が入院している病院にギブスのカウンセリングをしているグレイス・コンファローンが来て被害者も自分の患者だと言い、本件は自殺未遂ではなく殺人未遂事件として捜査すべきだと言う。
- トバイアス・フォーネルの好物はラザニア。(ギブス談)
- トバイアス・フォーネルは壊れた洗濯機を自分で直そうとしてギブスの家のヒューズを飛ばしてしまう。
- アビーは弟のカイル・デイヴィスが保護したキビタイボウシインコ の『ファン』を預かっている。
- クインには妹がいる。(本人談)
- トーレスは住居として興味を持った部屋で前の住人が死んだと聞いて借りるのを躊躇する。
- トバイアス・フォーネルは健康診断がパスできず FBIの仕事に復帰できない。
- トバイアス・フォーネルは何かと事件のことが気になり、ギブスの家で勝手に捜査資料を見たり、オフィスに押しかけて来て捜査に参加しようとする。
- (こぼれ話参照)
掘り起こされた棺 (Twofer)
- シーズン 15 エピソード 02 通算 第332話放送日 2017-10-03(US)
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- 2カ月間もパラグアイで拘束され、飢餓状態にあったギブスとマクギーの健康診断の結果は合格で仕事に復帰可能だが、グレイス・コンファローンはヴァンス局長から精神鑑定するよう依頼される。
- 事件発生の知らせを受けたギブスとマクギーに、今回は特別だと捜査に合流することをグレイス・コンファローンが許可するとギブスがハグして喜ぶ。
- 事件現場に来たトーレスが初めて NCISのジャケットを着ている。
- ビショップはギブス不在の間もよくやっていたとトーレスが褒める。
- ビショップは、トーレスが潜入捜査をしていた頃まだ数字とにらめっこしていた。(トーレス談)
- 事件現場が墓場なのでトーレスは落ち着かず、ここには妙な空気が漂っており、幽霊がイタズラをしてくるという迷信を祖母が信じていて自分にもそれが遺伝したと言う。(こぼれ話参照)
- オフィスに戻ったギブスとマクギーはお互いに気遣い合う。
- 今回はリーダーとなったビショップから捜査のため再度墓地に行くよう指示されたトーレスは行くのを渋る。
- グレイス・コンファローンはギブスが約束を守って15時に精神鑑定を受けに来ると思っていなかったので別の予約を入れていて慌てる。
- ギブスは今まで何度も死にかけ、ひどい目にも遭ったが今回はダメかと思ったので、今は幸せを感じていると言い、生還した喜びを噛み締めたいと心の内を吐露する。
- ギブスは今回の件で生まれ変わったようだ。(グレイス・コンファローン談)
- グレイス・コンファローンはヴァンス局長に連絡し、ギブスの精神鑑定は問題がなかったと伝えるが、マクギーには問題があると言う。
- ダッキーの携帯電話に何度も着信があるが、毎年この時期は母校のエディンバラ大学 が寄付金の上乗せを催促してくると言って電話を切ってしまう。
- 実はマクギーはグレイス・コンファローンの精神課程を受けていなかった。
- ギブスは左手に違和感を覚える。
- ギブスは自宅の玄関ドアに鍵をかけるようになった。(マクギー談)
- 夜中の3時にギブス宅を訪れたマクギーは、眠れないこと、自分の心の中が分からないこと、精神鑑定を受けないのは病状を知るのが怖くて受診しない患者と同じ状態であることを明かす。
- ダッキーが電話に出ないのでエディンバラ大学から封書が届くが、そこには最も著名な卒業生が集まる会への招待状が入っており、ダッキーは主賓扱いで名誉人文学博士号を授与すると書かれていた。
- マクギーは、監禁されている時は助かると確信していたので怖さを感じなかったが、今は不幸が重なる気がして不安だとグレイス・コンファローンに打ち明ける。
- マクギーは何度も危険にさらされたがパラグアイで試されて合格したので、この先に何があっても今まで以上に切り抜ける力が備わったとグレイス・コンファローンは言い、現場復帰が可能だと認める。
二歩後退 (Two Steps Back)
- シーズン 15 エピソード 22 通算 第352話放送日 2018-05-08(US)
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- ギブスの自宅にヴァンス局長、スローン、トバイアス・フォーネル、グレイス・コンファローンが集まり、ポーカー を楽しんでいるところにマクギーから連絡が入り、強盗に襲われリーヴスが死亡、アビーも重症を負ったと知らされる。
- アビーは看護師1の手によって ERに運ばれ、開胸手術を受けることになった。
- 検視室に運ばれたリーヴスを前にパーマーは、これ以上は仲間を失いたくないと言い、ダッキーもこれ以上は耐えられないとつぶやく。
- アビーに向けられた銃弾は動脈を貫通し、出血は止まったものの 48時間以内に意識が戻らなければ回復は望めないという。
- ベッドに横たわるアビーを前に、ギブスは必ず守ると約束したのに君の信用を裏切ってしまったと自責の念にかられる。
- リーヴスはビショップが好きなエビ味のチップスをイギリスから取り寄せてデスクに常備してくれていた。(ビショップ談)
- ビショップはリーヴスをきょうだい同然に思っていた。(本人談)
- リーヴスが着ていたシャツを分析すると、リーヴス本人と不名誉除隊になった元陸軍兵士の血液が付着していた。
- 元陸軍兵士の自宅を捜査すると本人はすでに殺害されており、部屋にはアビーに関する資料が残されていたことから、本件は強盗ではなく暗殺事件でターゲットはアビーだったと判明する。
- 病室に詰めているマクギーの元にアビーのことを心配したトニーからも連絡が入る。
- アビー暗殺を依頼した疑いで、過去に殺し屋を雇ってアビーの証言を阻止しようとしたテリー・スプーナーを呼んで取り調べるが、今は復讐より自由を望んでいることから犯人ではないと結論づけられる。
- 刑務所にアレハンドロ・リヴェラを訪ねたギブスはアビー暗殺の依頼人ではないかと問いただすが、狙うならアビーではなくギブスの命だとアレハンドロ・リヴェラは言う。
- 別れ際、アレハンドロ・リヴェラはギブスにはいつも死がつきまとい犠牲になるのは近しいものだ言い、何度人の命を預かって信頼を裏切ったのかと問われる。
- ギブスの脳裏にはケイト、ジヴァ、マイクの死が浮かぶ。
- 後日捜査が進み、過去の事件でアビーに生物兵器を作らせたロバート・キング(本名:トム・リース)の名が浮上する。
- アビー宅で身の回りの世話をしているマクギーは、10回目にしてやっとアビーのツインテールを結うのに成功した。
- アビーの部屋にはマリリン・モンローの衣装と赤い服(s10:e10で着ていたもの)がディスプレイされている。
- ギブスとビショップがロバート・キングが収監されている刑務所に行くが、すでに脱獄した後だった。
- アビーが自宅のパソコンで調べると、クーラーの食事券が当たったのは店の企画ではなく、何者かがハッキングで予約してアビーに贈っていたことが判る。
- ハッキング元の IPアドレスを把握し、公衆無線LANを使っている場所を特定したアビーは現地に向かい、そこでロバート・キングと再開する。
- アビーはロバート・キングが飲んでいるコーヒーに致死量のシアン化物 を入れ、解毒効果のあるヒドロキソコバラミン がほしければ自白するようにと迫り、殺し屋を雇ってアビーを狙ったことを認めさせる。
- 検視室でリーヴスの遺体と対面したアビーは、リーヴスが母親のためにすると言っていた活動を引き受けると、そしてリーヴスの期待に応えると約束する。
- 実はアビーはシアン化物を入れたのではなく、カフパウの錠剤を砕いて混ぜただけで、カフェインの過剰摂取で似た症状を引き起こし、暗示にかけただけだった。
- アビーはラボにマクギー、ビショップ、トーレス、そしてダッキーとパーマーを集め、リーヴスが望んでいた通り母親の隣に埋葬するためロンドンに行くこと、彼が母親を偲んで慈善団体を作ると言っていた、その意思を継ぐこと、そのために NCISを辞めることを告げる。
- アビーはギブスの家に手紙を残し、今までの感謝を伝える。
- まだギブス宅の近くにいるアビー、それに気づいたギブスの二人は、窓越しに手話で Hug(ギブス)、I love you(アビー)と伝え合う。
- ラボに戻り、私物を片付けたアビーは『ABBY'S LAB FOR DUMMIES』(の初版)を残し、灯りを消して去っていく。
- (こぼれ話参照)
英雄の最期 (Lost Time)
- シーズン 16 エピソード 23 通算 第377話放送日 2019-05-14(US)
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- マクギーとビショップはギブスから聞いたペドロ・ヘルナンデスの件が気になって寝不足になっている。
- トーレスは早く忘れて平然としているべきだと二人をなだめるが、ビショップはむしろギブスが動揺しているようだと言う。
- 緊急事態だと言ってギブスはグレイス・コンファローンを呼び出す。
- ギブスはルール4に則って過去の秘密を一人(スローン)にだけ話していたが、先週チームのみんなに話してしまったことをグレイス・コンファローンに告げる。
- 行動に責任を持てと部下に教えてきたが、自身が責任を取っていないので言う資格などないと言い、ギブスは罪を償うため自首すると言う。
- ギブスはペドロ・ヘルナンデスの狙撃に罪の意識は一度も感じていない。(本人談)
- ギブスは人の目を常に気にしてきた。(本人談)
- ギブスはペドロ・ヘルナンデス殺害に関することをグレイス・コンファローンに打ち明ける。
- グレイス・コンファローンはギブスとの会話を進める中、感情を包み込む役割を果たしてきたルール10を部下を思って燃やしてしまったことで過去の様々な事件の重圧がのしかかるのと同時に引退後の不安に襲われているのだと判断する。
- ギブスは仕事を辞めたらどうなるのか不安であり、NCISが心の支えになっていることを認める。
- グレイス・コンファローンと話をしたギブスは引退も自首もスローンしないと決める。
- 実は緊急事態だと呼び出される前、グレイス・コンファローンはスローンのカウンセリングをしていた。
- スローンは娘のフェイス・トリバーことを話す相手がおらず、誰よりも話したい人はいるが同じ気持ちか分からないと告白する。
- オフィスに戻ったギブスはいつも通りにチームのみんなと接するようになった。
- ギブスが帰宅しようとするとヴァンス局長に呼び止められ、トバイアス・フォーネルが待っているので病院に急げと告げられる・・・。
催眠殺人 (Wide Awake)
- シーズン 17 エピソード 05 通算 第383話放送日 2019-10-22(US)
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- 近くに引っ越してきた家の子供、フィニアス(Phineas(ジャック・フィッシャー(Jack Fisher )))の野球ボールがギブス宅のガラスを割って飛び込むが、ギブスは叱ることなくボールを返す。
- マクギーのもとにエミリーにも関連があると思われるカナダから入ってきた偽造薬の手がかりに関して情報がもたらされるが、ギブスはDEAに情報を渡すよう指示する。
- エミリーは回復中だがフォーネルはその件を忘れたがっている。
- 催眠術をかけて人を殺させることが可能かという実験でグレイス・コンファローンが呼ばれ、過去に催眠術にかかったことがあるマクギーを被験者にしようとするが、ギブスと捜査に行ってしまう。
- 実験台を買って出たビショップは、爪を噛む癖を催眠術によってやめさせてほしいと依頼する。
- コンファーロンがビショップに催眠術をかけようとすると、それを見ていたトーレスがかかってしまい、ビヨンセの歌を冒涜し、身につけていたナイフをビショップにあげてしまい、プロテインだと言われてドーナツを食べ、ビショップ宛に手紙まで書く。
- ギブスが自宅の割られた窓ガラスを自分で入れ直していると、フィニアスから母親には言わないでほしいという手紙と窓ガラス代としてのお金が入れられた封筒が届けられる。
- ギブスが金を返しに行って母親のサラ(Sarah(ルイーズ・バーンズ(Louise Barnes )))と対面すると、金は昼食代として渡していたこと、野球をやりたがっているが父親がいない上に自分は仕事が忙しいので練習に付き合えないと聞かされる。
- 事件解決後、ギブスはサウスポー用のグローブを使っているフィニアスに右利き用のグローブを買ってやり、キャッチボールに付き合う。
番犬 (Watchdog)
- シーズン 18 エピソード 10 通算 第408話放送日 2021-03-16(US)
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- エミリーが亡くなった後も働き続けて死を悼む時間もないギブスを心配し、チームのみんなは休ませようと相談する。
- 犬を虐待してから射殺するという行為が発覚し、犯人を突き止めようと現場で徹夜の張り込みを続けるギブスにマクギーが交代を申し出るが、まだ仕事は終わっていないと、その場を動こうとしない
- パーマー宅の隣人がメタルバンドを始めたため最近よく眠れない。(本人談)
- ケイシーとパーマーが犬の虐待があった場所を特定し、疑わしき男を発見するとギブスは逆上して男を何度も殴った上に首を絞めるが、チームのみんながやっとの思いで制止する。
- 殴られた男はルーク・スタナで、頭部打撲、脳震盪、鼻の骨折、気管の損傷が認められて経過観察で入院中となっている。
- オフィスにユージン・コイル監察官が現れ、ギブスを暴行容疑で逮捕する。
- スローンの退職で人手不足となったため、ヴァンス局長がグレイス・コンファローンにルーク・スタナの精神鑑定を依頼すると、犬を虐待するとは思えないが、ギャンブル依存症なので闘犬に手を染めている可能性があるという。
- マクギー、ビショップ、トーレスは個別にユージン・コイルの調べを受けるが、それぞれが被疑者は徒歩で逃走し、つまづいて転んだと供述する。
- ギブスは自分の都合で規則を破る。(ユージン・コイル談)
- ギブスがユージン・コイルの調べを受けているところに代理人と名乗る女性が現れ質問を中止させるが、彼女はヴァンス局長に雇われただけの存在だった。
- ギブスはマクギーを呼び出してユージン・コイルに嘘の供述をしたことを叱り、自分は罪を償うと言う。
- ビショップがルーク・スタナをステロイド剤所持で逮捕しようとするとユージン・コイルが現れ、NCISは捜査から降りるよう伝える。
- 調べを再開したユージン・コイルに対し、ギブスは真実を話す代わりにチームのウソを不問にするよう取り引きを持ちかける。
- ルーク・スタナは闘犬の主催者であり、動物虐待、闘犬の推進、違法賭博の主催、犬への暴行と殺害などの罪でユージン・コイルに逮捕される。
- ルーク・スタナに虐待され、撃たれるも命をとりとめた犬のルーシーはギブスが飼うことになる。
- 証拠の問題でさらなる調査が必要とされてギブスが釈放されたのはユージン・コイルも保護犬を2頭を飼う愛犬家だったため、ヴァンス局長にギブスの処分を託したためだった。
- 穏便に済ませようとするヴァンス局長が反省しているならルーク・スタナに謝罪するよう促すが、ギブスはそれを受け入れない。
- ヴァンス局長はギブスに対して無期限の停職処分を言い渡し、バッジと拳銃を預かりその場を去る。