ノックアウト (Knockout)
- シーズン 06 エピソード 18 通算 第131話放送日 2009-03-17(US)
-
- ヴァンス局長は、友人だったタイラーが殺害された捜査のためマクギーとジヴァを引き連れてシカゴに来ている。
- ヴァンス局長は今回の捜査の件をギブスに伝えておらず、それを知ったギブスには参加しなくて良いと言う。
- タイラーの妹のタラ・コール(Tara Kole(ロッチェル・エイツ(Rochelle Aytes )))をワシントンの NCISで保護し、殺害犯だと思われるジョー・バンクス(Joe Banks(オッバ・ババチュンド(Obba Babatunde )))をおびき寄せることになる。
- ヴァンス局長は過去にボクシングをやっており、今でもかなり良い動きを見せる。
- ヴァンス局長は昔は荒れていて自分を見失っていた。
- ヴァンス局長と友人のタイラーは連れ立ってオハイオ州からシカゴに来たが、ヴァンス局長はシカゴを去った。
- ギブスはヴァンス局長が真実を話さないため、トレント・コルトが置いていったヴァンス局長に関する CIAの資料を見るべきか迷っている。
- ジヴァはタラ・コールに携帯電話の写真(マイケル・リフキン)を見せるが、彼とは恋愛と呼べるか分からないと説明する。
- ヴァンス局長は自宅に戻り、息子のジャレッド・ヴァンス(Jared Vance(カーマニ・グリフィン (Khamani Griffin)))、娘のケイラ・ヴァンス(Kayla Vance(チャイナ・アン・マクレーン (China Anne McClain)))、妻のジャッキー・ヴァンスと楽しい時間を過ごそうとするが、一足先にギブスが来ていた。(家の外にダッジが停まっている。)
- ギブスはヴァンス局長に前任のシェパード局長は権限を私的に使ったが、今のヴァンス局長も危険だと警告する。
- ギブスはトレント・コルトが置いていった CIAの資料を持参しており、以前、ヴァンス局長はギブスの資料を見る前に許可を求めたので、今回は許可をもらいに来たと言う。
- ジャッキー・ヴァンスはメリーランド大学卒業。(本人談)
- ヴァンス局長は海軍大学校を卒業し、士官学校も出て海兵隊に入ったが、ボクシングで右目が網膜剥離になり、少尉を退いて除隊した。(ジャッキー・ヴァンス談)
- ヴァンス局長はメリーランドで一番のバスケット選手、レン・バイアス という選手が好きだった。(ジャッキー・ヴァンス談)
- ギブスはヴァンス局長に CIAの資料を渡そうとするが、ウソはつきたくないので持っていろと言って受け取らない。
- トニーはタラ・コールに医者(ジャンヌ・ブノワ)を愛してひどい別れ方をし、とても傷ついたと告白する。
- ダッキーはギブスの依頼でタイラーの遺体を再検証し、網膜剥離で右目の治療を受けていたことが分かる。
- ギブスは、同じ右目の網膜剥離、軍歴のないタイラーを海兵隊員だったと言うヴァンス局長の言動に違和感を覚え、再びCIAの資料を開封すべきか迷う・・・。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
美しき暗殺者 (Endgame)
- シーズン 07 エピソード 07 通算 第145話放送日 2009-11-10(US)
-
- 本作は『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』のシーズン1、エピソード5とのクロスオーバー。
- 海軍アカデミーの敷地内で民間の医師の射殺体が見つかり、現場に現れたヴァンス局長はその手口から容疑者は、長年追っている北朝鮮の工作員リー・ワン・カイ(Lee Wuan Kai(ケリー・ヒュー (Kelly Hu)))であろうと言う。
(リー・ワン・カイはロサンゼルス支局のチームと撃ち合い、負傷したまま姿を消していた) - マクギーはコーヒー店(Strong Joe)で出会ったアマンダ・バロウ(Amanda Barrow(リンディ・ブース (Lindy Booth)))に惹かれ、電話番号を教えてもらう。
- テレビでZNNのガイ・ロスが国会議事堂での発砲事件を伝える。(こぼれ話参照)
- ヴァンス局長はギブスに、17年前にベオグラードで少女のリー・ワン・カイと出会い、当時のパートナーを殺されたと話す。
- チームは、リー・ワン・カイと過去に直接会ったことのあるチャド・ダンハムをオフィスに呼んで話を聞く。
- 北朝鮮では80年代前半からある官僚が孤児の少女たちを工作員として訓練し始めたが、その中の一人がリー・ワン・カイで、自分を殺し屋に育て上げた官僚などを殺害することが目的らしい。
- ジヴァは海外を飛び回るなんてもうたくさんだと思い、居場所を作るために NCISに戻った。(本人談)
- アビーがカリフォルニアに行ったのは、6歳の時のはとこの結婚式の時だけで、アボカドを食べてアレルギーが出た。(本人談)
- マクギーとアマンダ・バロウは急接近し、マクギーは幸せ一杯だったが、彼女がいきなり NCISを訪ねてきたので戸惑い、違和感を覚える。
- マクギーは勤め先を言っていないのにアマンダ・バロウがどうやって知ったのか聞くと、アマンダ・バロウは寝返ったリー・ワン・カイを殺すために北朝鮮に雇われたフリーランスの工作員だと言い、リー・ワン・カイの居場所を聞き出そうとマクギーに銃を向ける。
- しかし、リー・ワン・カイがアマンダ・バロウを射殺したことでマクギーは命拾いする。
- ダッキーはリー・ワン・カイをプロファイリングし、彼女はヴァンス局長に会いに行くだろう、彼女の心のなかでは敵ではなくパートナーだったと分析するが、実際にリー・ワン・カイはヴァンス局長の家に現れる。
- ヴァンス局長は「人は変わることができる」と説得するが、リー・ワン・カイはパートナーのためだと思って全てを終わらせてほしいとヴァンス局長に向かって銃を向ける。
- そのリー・ワン・カイに向かって引き金を引いたのは、ヴァンス局長の妻、ジャッキー・ヴァンスだった。
水兵たちの休暇 (The Good Son)
- シーズン 09 エピソード 19 通算 第205話放送日 2012-03-27(US)
-
- トニーは話をしながら考える。(本人談)
- 殺人事件の被疑者として逮捕されたのは、ヴァンス局長の妻であるジャッキー・ヴァンスの弟、マイケル・トーマス(Michael Thomas(ジョッコ・シムズ(Jocko Sims )))だった。
- トニーは 2度目の(ウェンディとの)恋はステキというわけではないと判った。(本人談)
- マイケル・トーマスは殺人に関与してないと言い、ヴァンス局長も犯人ではないとかばうが、1996年、マイケル・トーマスが 14歳の時に凶器を用いた暴行事件を起こし、封印されていた少年犯罪の記録が見つかる。
- ヴァンス局長はマイケル・トーマスが 8歳の時に知り合ったが、当時は両親を亡くして苦しんでおり、暴行事件を起こしてしまったが、正しい道に導くべく私立学校に入れてカウンセリングも受けさせた結果、今は自分の道を切り開こうとしているので見守っていやりたいとギブスに言う。
- ヴァンス局長はマイケル・トーマスを自宅に連れて帰るが、ジャッキー・ヴァンスは歓迎しない。
- しかし、息子のジャレッド・ヴァンス(Jared Vance(アキンソラ・アキボ(Akinsola Aribo )))と娘のケイラ・ヴァンス(Kayla Vance(キアーラ・ムハンマド(Kiara Muhammad )))は久々の再会を喜ぶ。(こぼれ話参照)
- ヴァンス局長はマイケル・トーマスが車の修理工場を開業するための資金を援助している。
- 事件の捜査を進めると、マイケル・トーマスと被害者が違法ギャンブルをしている場所で一緒だったことが判明する。
- 実はマイケル・トーマスは修理工場の開業資金を増やそうとギャンブルで賭け、すべてを失ってしまったが客引きをすれば金を返してやると言われていた。
- 事件当日、店を出たマイケル・トーマスの後を無一文になってしまった被害者が追いかけてきて、ギャンブルに誘ったことを責められ、包丁で襲ってきたので揉み合いになり、誤って刺してしまったとマイケル・トーマスはヴァンス局長に告白する。
- ギブスはヴァンス局長に、君のせいじゃないと言い、もうマイケル・トーマスを見放す時だと言う。
サウンドトラック:挿入歌/アーティスト
安息日の晩餐 (Shabbat Shalom)
- シーズン 10 エピソード 11 通算 第221話放送日 2013-01-08(US)
-
- チームのみんなが倉庫の片付けをしていると、潜入捜査で使った古いものが出てくる。
- マクギーが見つけたのはホテルマンに扮してルームサービスを届けた時の衣装。
- ジヴァが見つけたのも、その時に着ていた緑色の服。
- トニーが見つけたのは、シェパード局長の命令でストリート・ミュージシャンに扮した時の帽子とメガネと付けヒゲ。
- ジヴァはもう一つ、妊婦役をした際に着ていた服も見つける。
- アビーは初めて潜入捜査した時のスパイ眼鏡を見つける。
- ギブスも 1999年に麻薬捜査したときに身に着けていたベルトを見つける。
- 釣り人が川に沈められた遺体を発見して捜査した結果、被害者は政府の不祥事などを暴露するパパラッチだと判明する。
- ジヴァの前に突然イーライ・ダヴィードが現れる。
- イーライ・ダヴィードは、誰にも知らせずにオフレコでアメリカに来たと言い、娘が 2年間も帰ってこないので会いに来ただけで今回の訪問にやましいことはないとジヴァに説明する。
- ネッド・”ドーニー”・ドーニゲットはマクギーから参考人たちを一人ずつ離すよう指示されていたが、全員同じ部屋に入れてしまっていた。
- しかし、ジヴァは素直に受け取らず、極秘にイーライ・ダヴィードが来ていることをギブスに知らせてどうすべきか助言を求めると、ギブスは一緒に過ごすよう言い、ジヴァもイーライ・ダヴィードの魂胆が分かるまでそうすると応える。
- イーライ・ダヴィードは引退を考えており、ジヴァに父親ぶりを避難され続けてきたので償いをしようと思っていると伝え、この訪問を償いの第一歩にしたいと言う。
- ジヴァは先日会ったシュミール・ピンハスとの写真をイーライ・ダヴィードに見せて話をしていると、写真の中に潜入捜査で妊婦に変装している時のものが混ざっており、それを見たイーライ・ダヴィードに想像の中では子供は男女どちらだったかと聞かれ、女の子だったと答える。
- ギブスがイーライ・ダヴィードが来ていることをヴァンス局長に報告すると、イランの諜報部員のアラシュ・カズミ(Arash Kazmi(ナーサル・ファリス(Nasser Faris )))が国連理事会の帰りにワシントンに立ち寄っており、そこに都合よくイーライ・ダヴィードが現れたのは、内密に重要人物を抹殺するのが目的ではないかと疑う。
- しかし、イーライ・ダヴィードがホテルの一室に案内すると、そこには敵であるはずのアラシュ・カズミがおり、2人は幼なじみでオリーブ畑を挟んだ所で育った仲で、子供の頃はよく実を採っていたと説明し、今回はイスラエルとイラクの和平を実現しようとしていると言う。
- すでにイーライ・ダヴィードはモサド局内での立場が危うくなっているので、ヴァンス局長の政治的手腕に頼りたいと申し出るとヴァンス局長は努力すると応じる。
- ジヴァは会話の中で、殺害されたパパラッチを殺したのがイーライ・ダヴィードだと気づく。
- イーライ・ダヴィードは極秘入国した姿をパパラッチに撮影されてしまったため、カメラを奪おうとしたが抵抗されたため殺害していた。
- その後で何食わぬ顔をして会いに来たことが許せないジヴァだが、今から始まるヴァンス局長宅でのディナーだけは一緒に行ってほしいと言われ仕方なく付いていく。
- しかし、やはりジヴァの心は晴れず、食事の席を立って外からギブスに電話してイーライ・ダヴィードが犯人であることを伝えたその時、何者かがヴァンス局長宅に銃弾を何発も撃ち込む。
- ジヴァは反撃して狙撃者に大怪我を負わせ、駆けつけたギブスと共に追い詰めるが、狙撃者は服毒自殺を遂げてしまう。
- ヴァンス局長宅にトニーとマクギーが到着すると、ヴァンス局長は無事だったものの妻のジャッキー・ヴァンスは重体で救急搬送することになり、イーライ・ダヴィードは被弾して息絶えていた。
- 戻ったジヴァはイーライ・ダヴィードの姿を見て泣き崩れる。
- 病院にいるギブス、マクギー、トニーに加え、手術中のジャッキー・ヴァンスを心配してアビーとダッキーも駆けつける。
- 長い長い手術が終わり、ヴァンス局長が姿を見せるが、ジャッキー・ヴァンスは助からなかったと肩を落とす・・・。
追悼 (Shiva)
- シーズン 10 エピソード 12 通算 第222話放送日 2013-01-15(US)
-
- ジヴァが教会で祈っている所にトニーが来て、君の力になりたい、話を聞くし泣きたければ肩を貸す、どうしてほしいか教えてくれと聞くと、ジヴァは復讐したいと答える。
- ジャーヴィス海軍長官が局長室に来て政治的な調整を行い、イスラエルにイーライ・ダヴィードの死を報告するまで 48時間の猶予を得る。
- ヴァンス局長がオフィスに来ると、局長室のデスクにはジェローム・クレイグ(Jerome Craig(グレッグ・ジャーマン (Greg Germann)))副局長が座っている。
- オフィスに戻ったトニーがジヴァは家でシャワーを浴びているというと、標的ではないと分かるまで自宅に帰すなとギブスに叱責される。
- ギブスはアラシュ・カズミがヴァンス局長宅銃撃の黒幕ではないかと問い詰めるが、友人のイーライ・ダヴィードに和平推進を提案したのは自分であり、これは罠で次に殺されるのは自分かもしれないと言い、私を信じる以外に選択肢はあるかと聞く。
- ジヴァは安全確保のために初めてトニーの家に招かれ、数日いるように勧められるが、イスラエルにイーライ・ダヴィードを埋葬するので長くは居られないと言う。
- トニーはジヴァに話を聞くから心を開けと言いうが、実はジヴァの心を癒やすためにニューヨークからシュミール・ピンハスを呼び寄せていた。
- モサド副局長のイラン・ボドナー(Ilan Bodnar(オデッド・フェール (Oded Fehr)))が NCISに来てジヴァとの面会を要求する。
- ジャーヴィス海軍長官とギブスが対応に当り、ジャーヴィス海軍長官とアメリカ大統領、イスラエル首相との協議の結果、イスラエルは NCISに捜査を託すことになったと伝えるが、お互いにやるべきことをやるまでなので、何も約束できないと言い残してイラン・ボドナーは去っていく。
- ヴァンス局長は、今までも分かった気でいたが思い上がりだった 今なら君の選択を理解できる 今は報復することばかり考えている それをやる価値があるか 楽になったかとギブス問うが、ギブスは無言でヴァンス局長の子どものジャレッド・ヴァンスとケイラ・ヴァンスの姿を見る・・・。
- ヴァンス局長宅に撃ち込まれた銃弾を追うと、オミード・アバシというイラン国籍の密売人に行き当たるが、情報提供を約束したアラシュ・カズミのデータベースには一切の記録がない。
- ギブスがアラシュ・カズミを追求すると、単純なミスで隠した訳ではないと言い、イーライ・ダヴィードと実現しようとしていた国家間の和平は武器取り引きの妨げとなるので自分の命も狙われていると訴える。
- イラン・ボドナーは NCISが敵国のアラシュ・カズミを保護していると知り、もし両国が戦争をすることになればそれは NCISの責任だと言い捨てる。
- イラン・ボドナーがジヴァの居場所を調べ、トニーの自宅のパソコンにビデオ通信してくる。
- 実の父と違って向き合ってくれたイーライ・ダヴィードは父親同然なので、ジヴァの気持ちが良く分かり、現状は 1人では乗り越えられないだろうから会って話をしようと申し出る。
- ヴァンス局長宅に銃弾を撃ち込んだ犯人の家族に多額の金を送ったのは、実はイラン・ボドナーだったことが分かる。
- トニーの家に一人でいるジヴァに危険が迫っているためチームが急行するが、イラン・ボドナーは現れず滞在中のホテルからも姿を消していた。
- 今回の事件はイーライ・ダヴィードに取って代わろうとしたイラン・ボドナーの策略だったと結論づけ、NCISはアラシュ・カズミを開放するが、空港に向かう途中でアラシュ・カズミの乗った車が爆破される。
- イーライ・ダヴィードの遺体と一緒にイスラエルに向かうことになったジヴァをトニーが見送る。
- ジヴァとハグしたトニーが耳元で <君はひとりじゃない> とつぶやくと、ジヴァは <知っている> と応える。
- 行方の分からなくなったイラン・ボドナーを各機関が全力で追うことになった。
- 翌日、アメリカではジャッキー・ヴァンスの葬儀が行われ、家族やギブスのチームが祈りを捧げる。
- 同じ頃、イスラエルではジヴァがただ一人で嘆きの壁 で祈りを捧げ、イーライ・ダヴィードとアラシュ・カズミが子どもの頃に遊んだオリーブ畑で平和の象徴であるオリーブの実を摘み、苗を植える・・・。
不可解な傷痕 (Hereafter)
- シーズン 10 エピソード 15 通算 第225話放送日 2013-02-19(US)
-
- ジェローム・クレイグ副局長がヴァンス局長の代理になって 2カ月になるので、このまま交代になるのかトニーもジヴァもマクギーも不安に感じている。
- ジェローム・クレイグ副局長は映画好きで、おりゃべりもコーヒーも好き。(本人談)
- ジェローム・クレイグ副局長は努力しているが、局長には向いていないと自覚している。(本人談)
- ヴァンス局長が亡くなった妻のジャッキー・ヴァンスの書類を整理していると、銀行からの書類と貸金庫の鍵が出てくる。
- 銀行で貸金庫を開けると中には結婚証明書、夫婦で仲良く写っている写真の入ったロケットペンダントなどの貴金属、そして法律事務所の封筒と大金が入っていた。
- ヴァンス局長が法律事務所で話を聞くと、ジャッキー・ヴァンスは特有財産を持つため、去年の 5月に書類作成を依頼していた。
- ヴァンス局長が NCISのオフィスに来て局長の仕事ではなく、ギブスのチームの捜査に加わると言う。
- トニーはやはり子供が苦手で、託児所で子供に囲まれて死にかけた。(本人談)
- それでもトニーはヴァンス局長の子供、ジャレッド・ヴァンスやケイラ・ヴァンスと楽しそうに遊ぶ。
- ジヴァはイーライ・ダヴィードさえ来なければ・・・と謝るが、ヴァンス局長はそれ以上なにも言わなくて良い、話は終わりだと優しい表情で言葉を遮る。
- 家の地下室を訪れたヴァンス局長にギブスは書類を渡し、シャノンがギブスの保険金を増額していた事実を見せる。
- そして、それはギブスが派遣中のことで帰ってきてから知ったが、ギブスが無事に帰ってくるか毎晩不安だったらしいと話す。
- ジャッキー・ヴァンスが口座を開設したのは約 9カ月前の 5月ということは、NCIS爆破の直後なので、ヴァンス局長の死に備えていたのだろうとギブスは言う。
- ヴァンス局長は自分が先に死ぬと思っていたし、そうあるべきだったが、自分が残されてしまったと言い、ギブスはこの地下室で新たな人生を模索しているが、自分はどうすべきかと迷いを見せる。
- ギブスは 2人のかわいい子供がヴァンス局長を愛し、頼りにしているのだから、毎朝一歩ずつ踏み出すしかないと諭す・・・。
自国民テロリスト (The Enemy Within)
- シーズン 12 エピソード 12 通算 第270話放送日 2015-01-13(US)
-
- テロ組織に拉致されていたが、シリア北部で救出されたサラ・グッド(Sarah Goode(リンジー・クラフト(Lindsey Kraft )))の聴取を国務省からの要請でギブスが担当することになった。
- ギブスの家の地下室にヴァンス局長が来て、ジャッキー・ヴァンスが娘のケイラ・ヴァンスに譲るつもりでいた手づくりのジュエリーボックスの修理をギブスに依頼する。
- トバイアス・フォーネルはダイアンを亡くして落ち込み、今は仕事を休んでいる。(ギブス談)
- トバイアス・フォーネルはダイアンと近く再婚するつもりだったが娘を一人で育てることになった。(ヴァンス局長談)
- トニーはもう一度コルベットを買おうと思っている。(本人談)
- マクギーは昨日、インロック してトニーを 1時間も待たせたが、文句も言わず昔話を始めたので少し様子がおかしいと言う。
- マクギーが故意にトニーが買ってきた雑誌にコーヒーをこぼしておいたが、それを見つけてもトニーは怒らない。
- テロ組織の押収品のハードドライブから採取した指紋を調べるとテロリストがもう一人おり、それがカイル・ナスリー(Kyle Nasry(ケビン・ジョイ(Kevin Joy )))というアメリカ人のものだと分かる。
- ネッド・”ドーニー”・ドーニゲットはメリーランド州の学校で NCISの活動に関して講演したことがある。(教師談)
- NCISのオフィスにトバイアス・フォーネルが来て 2010年にカイル・ナスリーを取り調べたことがあるが、釈放したのは失敗だったと言う。
- アビーは押収したハードドライブからもう一人の DNAを検出し、それが元アメリカ軍人のランドール・ホワイト(Randall White(アーレン・エスカーペタ(Arlen Escarpeta )))だと判明する。
- すでにアメリカに来ているランドール・ホワイトを追跡して追い詰めるが、ランドール・ホワイトは持っていたプラスチック製の銃で自殺してしまう。
- その後、カイル・ナスリーもすでに帰国していてワシントンに潜伏していることが判明する。
- トバイアス・フォーネルは、今はダイアンのことを考えたくないし、情緒不安定な 10代の娘とダイアンの母親のモーがいる家は地獄なので、休職中だが捜査を手伝うとギブスに申し出る。
- アビーに呼ばれて ATFのゾーイ・キーツが NCISに来るが、それに併せてトニーが家に置き忘れた手錠を届ける。
- トニーはゾーイ・キーツとの関係を秘密にしたがっているが、二人の会話をマクギーとビショップがパーティションの裏でこっそり聞いていた。
- トニーはゾーイ・キーツとのことを自慢気に話さないので、今回は真剣な交際なのかもしれない。(マクギー談)
- ヴァンス局長はトバイアス・フォーネルに我々の境遇は似ているので、いつでも相談に乗ると言う。
- 救出されたサラ・グッドとカイル・ナスリーが実は仲間で、行動を共にしていた。
- トニーとゾーイ・キーツのことはギブスも気付いている。(マクギー談)
- トバイアス・フォーネルは一人暮らしをやめ、ダイアンの家でエミリーと暮らすことにした。(本人談)
- 母親に会いに来たところでカイル・ナスリーの身柄を確保し、ギブスからの連絡を受けたヴァンス局長はサラ・グッドのテロ行為を無事に阻止する。
- オフィスにゾーイ・キーツが来てトニーは慌てるが、実は全員が二人の関係を知っているとトニーに知らせる。
- トバイアス・フォーネルは、結婚していた頃は厄介で手に負えないと思っていたが、想像していた以上にダイアンが恋しい、愛していたのに先に逝ってしまったと言い、セルゲイ・ミシュネフを見つけたら敵を討たせろとギブスに求める・・・。